広隆寺

こうりゅうじ

京都府 京都市右京区

広隆寺

京都府の国宝・文化財を巡るモデルコース。太秦にある真言宗系単立寺院、広隆寺。太秦広隆寺とも呼ばれます。秦氏の氏寺として、平安京遷都以前から存在した、京都最古の寺院となります。聖徳太子信仰の寺でもあります。弥勒菩薩半跏像をはじめ、国宝、国の重要文化財の仏像を多数収蔵しています。国宝の弥勒菩薩半跏像は2体あり、それぞれ「宝冠弥勒」「泣き弥勒」と呼ばれますが、よく知られるのは「宝冠弥勒」のほうです。ほとんどの文化財は霊宝殿(宝物館)に収蔵展示されています。

国宝・文化財を巡るモデルコース

南の楼門(仁王門)をくぐり、参道を進むと正面に講堂[重文]があります。堂内には中央に本尊の阿弥陀如来[国宝]、右に地蔵菩薩[重文]、左に虚空蔵菩薩[重文]を安置しています。堂内には入れず、扉口からの拝観になります。講堂の右手には鐘楼があり鐘[重文]があります。太子堂(本堂)を過ぎそのまま奥へ進むと霊宝殿があります。弥勒菩薩半跏像[国宝]が2体、不空羂索観音坐像[国宝]、千手観音立像[国宝]、十二神将立像[国宝]などが展示されています。広隆寺資財交替実録帳[国宝]、広隆寺縁起資財帳[国宝]も所有していますが非公開です。霊宝殿から西へ進むと桂宮院[国宝]があります(現在は拝観不可)。

    【所要時間は?】1~2時間
    【種類は?】国宝-建造物/国宝-彫刻仏像/国宝-その他
    【いつ見られる?】いつでも
  1. S

    地下鉄 四条駅

  2. B

    バス停 太秦広隆寺前

  3. 1

    広隆寺 講堂・鐘楼

    広隆寺 講堂・鐘楼

    京都市内では数少ない平安時代の建築です。もともと金堂として使用されたものとされます。

    • 国宝
      彫刻
      木造阿弥陀如来坐像(講堂安置)
    • 重文
      建造物
      広隆寺講堂
    • 重文
      彫刻
      木造地蔵菩薩坐像(伝道昌作/所在講堂)
    • 重文
      彫刻
      木造虚空蔵菩薩坐像(伝道昌作/所在講堂)
    • 重文
      工芸品
      鉄鐘
  4. 2

    広隆寺 霊宝殿

    広隆寺 霊宝殿

    講堂は広隆寺の文化財を収蔵する宝物館です。

    • 国宝
      彫刻
      木造弥勒菩薩半跏像
    • 国宝
      彫刻
      木造弥勒菩薩半跏像
    • 国宝
      彫刻
      木造不空羂索観音坐像(所在講堂)
    • 国宝
      彫刻
      木造千手観音立像(所在講堂)
    • 国宝
      彫刻
      木造十二神将立像(伝長勢作)
  5. 3

    広隆寺

    地図上は便宜的に書院の場所に記載をしていますが、国宝等の保管箇所は不明です。

    • 国宝
      古文書
      広隆寺資財交替実録帳
    • 国宝
      古文書
      広隆寺縁起資財帳
    • 重文
      絵画
      紙本著色能恵法師絵詞
    • 重文
      絵画
      絹本著色十二天像
    • 重文
      絵画
      絹本著色准胝仏母像
  6. 4

    桂宮院

    聖徳太子像を祀る堂で、法隆寺夢殿と同じ八角円堂となっています。

    • 国宝
      建造物
      広隆寺桂宮院本堂
  7. B

    バス停 太秦広隆寺前

  8. S

    地下鉄 四条駅

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