東寺

とうじ

京都府 京都市南区

東寺

京都府の国宝・文化財を巡るモデルコース。京都駅のそばにある東寺真言宗の総本山、東寺。教王護国寺とも呼ばれます。796年(延暦15年)、平安京の国家鎮護のための官立寺院として創建され、823年に空海(弘法大師)へ下賜された後は、真言密教の根本道場として栄えました。世界遺産に登録されています。最大の見どころは講堂の立体曼荼羅。空海が構想した密教の世界観を、絵画ではなく21体の仏像の配置によって空間として表現したもので、五大明王、五大菩薩、四天王、梵天・帝釈天と、その多くが国宝です。これほどの規模で密教彫刻を体感できる場所は他にありません。金堂、御影堂、蓮華門、そして観智院客殿も国宝。高さ55mの五重塔は木造塔としては日本一の高さで、京都のシンボルとなっています。毎月21日の「弘法市」も名物。宝物館は春と秋に公開されます。京都駅から徒歩15分、東寺駅からは徒歩10分ほど。境内は広く、2時間ほどみておきましょう。桜と紅葉のライトアップの時期には、五重塔が池に映る景色が見られます。

国宝・文化財を巡るモデルコース

境内西の蓮華門[国宝]は、境内側からは入れませんので壬生通側から見に行きます。戻って南大門[重文]から境内へ。左手の鎮守八幡宮は僧形八幡神・女神像[国宝]を安置しますが通常非公開です。正面の金堂[国宝]には本尊の薬師如来[重文]と日光・月光[重文]。裏手の講堂[重文]では五大菩薩[国宝]、五大明王[国宝]、四天王[国宝]、梵天・帝釈天[国宝]、大日如来[重文]が立体曼荼羅を構成します。時間をかけて回りましょう。東のエリアで五重塔[国宝]、東大門[重文]。北へ進み夜叉神堂の夜叉神立像[重文]、食堂の四天王立像[重文]へ。西の御影堂[国宝]は弘法大師坐像[国宝]、不動明王坐像[国宝]を祀りますが秘仏です。宝物館では兜跋毘沙門天立像[国宝]などが春秋に公開。北大門[重文]から観智院の客殿[国宝]へ。宝蔵[重文]、慶賀門[重文]を経て戻ります。所要は2時間ほど。毎月21日の弘法市の日には、境内一帯に露店が並びます。

    【所要時間は?】1~2時間
    【種類は?】国宝-建造物/国宝-彫刻仏像/国宝-その他
    【いつ見られる?】いつでも
  1. S

    近鉄 東寺駅

  2. 1

    東寺 蓮華門

    東寺 蓮華門

    国宝の蓮華門です。弘法大師は晩年、この門から高野山に向かったとされています。境内側からは入れませんので、壬生通側から見に行きましょう。鎌倉期の八脚門で、簡素ながら端正な姿をとどめています。

    • 国宝
      建造物
      教王護国寺蓮花門
  3. 2

    東寺 南大門

    東寺 南大門

    三十三間堂の西門を移築したもので、重要文化財に指定されています。東寺の正門にあたる堂々たる八脚門で、ここから境内へ入ります。門をくぐると正面に金堂が見え、伽藍の全体が見渡せます。

    • 重文
      建造物
      教王護国寺南大門
  4. 3

    鎮守八幡宮

    鎮守八幡宮

    東寺の鎮守社で、国宝の僧形八幡神坐像・女神坐像を安置します。日本最古の神像として名高いものですが、通常は非公開です。南大門を入ってすぐ左手にあり、社殿は近年に再建されたものです。

    • 国宝
      彫刻
      木造僧形八幡神坐像
    • 国宝
      彫刻
      木造女神坐像
  5. 4

    東寺 金堂

    東寺 金堂

    桃山時代の代表的な建築物で、国宝となっています。豊臣秀頼の寄進により再建されたもので、天竺様の意匠を取り入れた豪快な構え。本尊の薬師如来と日光・月光菩薩はいずれも重要文化財で、堂内で拝観できます。

    • 国宝
      建造物
      教王護国寺金堂
    • 重文
      彫刻
      木造薬師如来及両脇侍像(金堂安置)
  6. 5

    東寺 講堂

    東寺 講堂

    堂内の仏像は全21体で曼荼羅を描きます。五大菩薩、五大明王、四天王、梵天・帝釈天が国宝、大日如来などが重要文化財です。これだけの国宝仏、重要文化財の仏像を、通年拝観できるのも貴重な場です。時間をかけて回りましょう。

    • 国宝
      彫刻
      木造五大明王像(講堂安置)
    • 国宝
      彫刻
      木造五大菩薩坐像(講堂安置)
    • 国宝
      彫刻
      木造梵天坐像/帝釈天半跏像(講堂安置)
    • 国宝
      彫刻
      木造四天王立像(講堂安置)
    • 重文
      建造物
      教王護国寺講堂
  7. 6

    東寺 五重塔

    東寺 五重塔

    国宝の五重塔で、高さ55mは木造塔として日本一です。京都のランドマークとして知られ、新幹線の車窓からも見えます。内部は通常は非公開ですが、特別公開の際には初層に入ることができます。

    • 国宝
      建造物
      教王護国寺五重塔
  8. 7

    東寺 東大門

    東寺 東大門

    新田義貞の攻撃を防御した、不開門(あかずのもん)として知られる重要文化財の門です。鎌倉期の八脚門で、簡素ながら堂々とした構え。五重塔のそば、境内の東側に立っています。通常は閉ざされていますので、外から眺めましょう。

    • 重文
      建造物
      教王護国寺東大門
  9. 8

    東寺 夜叉神堂・食堂

    東寺 夜叉神堂・食堂

    重文の仏像があります。夜叉神堂には夜叉神立像、食堂には四天王立像が安置されています。夜叉神は歯痛にご利益があるとされ、信仰を集めてきました。食堂は昭和の火災で焼失した後の再建です。

    • 重文
      彫刻
      木造四天王立像(焼損/所在食堂)
    • 重文
      彫刻
      木造夜叉神立像
  10. 9

    東寺 御影堂

    東寺 御影堂

    大師堂とも呼ばれる住宅風の国宝の仏堂です。弘法大師坐像と不動明王坐像はいずれも国宝ですが秘仏となっています。毎朝六時から生身供が営まれ、参列することもできます。境内の西、静かな一角にあります。

    • 国宝
      建造物
      教王護国寺大師堂(西院御影堂)
    • 国宝
      彫刻
      木造不動明王坐像(御影堂安置)
    • 国宝
      彫刻
      木造天蓋
    • 国宝
      彫刻
      木造弘法大師坐像康勝作(御影堂安置)
  11. 10

    東寺 宝物館・北大門

    東寺 宝物館・北大門

    国宝の兜跋毘沙門天立像などを収蔵しています。春期特別公開は3月20日~5月25日、秋期特別公開は9月20日~11月25日です。この期間に訪ねれば、東寺に伝わる多くの寺宝を見ることができます。北大門は重要文化財です。

    • 国宝
      彫刻
      木造兜跋毘沙門天立像(毘沙門堂安置)
    • 国宝
      工芸品
      海賦蒔絵袈裟箱
    • 国宝
      工芸品
      紫檀塗螺鈿金銅装舎利輦
    • 国宝
      工芸品
      密教法具(伝弘法大師将来)
    • 国宝
      絵画
      絹本著色眞言七祖像
  12. 11

    観智院

    観智院

    東寺の塔頭寺院にして、別格本山です。国宝の客殿は桃山期の書院造で、宮本武蔵が描いたと伝わる鷲の図があります。五大虚空蔵菩薩坐像も重要文化財。公開されている期間が限られますので、確認してから訪ねましょう。

    • 国宝
      建造物
      観智院客殿
    • 重文
      彫刻
      木造五大虚空蔵像(伝恵運将来)
  13. 12

    東寺 宝蔵

    東寺 宝蔵

    寺宝を収めていた重要文化財の校倉造りの建物です。現在は宝物は宝物館に移されています。周囲は堀に囲まれ、島のような姿で立っています。境内の北西、御影堂の近くにあります。堀に架かる橋の上から眺めることができます。

    • 重文
      建造物
      教王護国寺宝蔵
  14. 13

    東寺 慶賀門

    東寺 慶賀門

    大通りに面した北東の重要文化財の門です。正門にあたるのは南大門ですが、京都駅方面からアクセスすると近いのは慶賀門です。鎌倉期の八脚門で、簡素ながらしっかりとした構えを見せています。

    • 重文
      建造物
      教王護国寺慶賀門
  15. S

    近鉄 東寺駅

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