奈良文化財研究所 飛鳥資料館

ならぶんかざいけんきゅうしょ あすかしりょうかん

奈良県 高市郡明日香村

奈良文化財研究所 飛鳥資料館

奈良県の国宝・文化財を巡るモデルコース。明日香村奥山にある奈良文化財研究所の展示施設、飛鳥資料館。飛鳥地域の発掘調査を担ってきた研究所が、その成果を公開するために設けた館です。飛鳥は日本という国のかたちが定まっていった舞台であり、宮殿、寺院、庭園、そして石造物と、この時代を物語る遺構が村じゅうに散らばっています。この館ではそれらを整理して見せてくれますので、飛鳥を歩く前にまず訪ねておきたいところ。2026年には飛鳥池遺跡出土品が国宝に指定されることとなりました。飛鳥寺の東南にあった大規模な工房跡から出土した一群で、日本最古の銭貨とされる富本銭をはじめ、金・銀・銅・ガラス・漆などを扱った工人たちの痕跡、そして天皇や皇子の名を記した木簡が含まれます。飛鳥の宮廷を支えた技術と行政の実像が、そのまま土に残されていました。あわせて山田寺跡出土品や高松塚古墳出土品といった重要文化財も収蔵されています。山田寺の東回廊は倒壊したままの姿で地中から現れた飛鳥時代の建築部材で、法隆寺よりも古い木造建築の実物にあたります。近鉄橿原神宮前駅または飛鳥駅からバス。周辺には飛鳥寺や酒船石遺跡も点在し、あわせて歩けば一日のコースになります。

国宝・文化財を巡るモデルコース

飛鳥資料館へ。展示室は飛鳥の宮、寺、石造物といったテーマごとに構成されていますので、順に見ていきましょう。最大の見どころは飛鳥池遺跡出土品[国宝]です。日本最古の銭貨とされる富本銭のほか、金や銀、ガラス、漆を扱った工房の道具や材料、天皇や皇子の名を記した木簡などが並びます。ひとつひとつは小さな品ですが、飛鳥の宮廷を支えた工人と役人の手仕事がそのまま残ったものだと思って見ると、見え方が変わってきます。山田寺跡出土品[重文]の東回廊部材も見逃せません。倒壊した状態のまま地中に残っていた飛鳥時代の建築部材で、連子窓を含む回廊が復元展示されています。木材そのものが1300年以上前のものだという事実を、目の前で確かめられる貴重な機会です。高松塚古墳出土品[重文]もあわせて展示されています。石人像や須弥山石といった飛鳥の石造物も見どころ。庭園に置かれた石造物のレプリカも見ておきましょう。飛鳥のレンタサイクルを使えば、周辺の遺跡とあわせて効率よく回ることができます。

    【所要時間は?】0~1時間
    【種類は?】国宝-その他
    【いつ見られる?】企画展があれば
  1. S

    JR 桜井駅

  2. B

    バス停 飛鳥資料館

  3. 1

    奈良文化財研究所 飛鳥資料館

    奈良文化財研究所 飛鳥資料館

    2026年に国宝となる飛鳥池遺跡出土品を収蔵し、日本最古の銭貨とされる富本銭や木簡が並びます。重要文化財の山田寺跡出土品では、倒壊したまま地中に残っていた東回廊が復元展示されています。高松塚古墳出土品もあわせて。

    • 国宝
      考古資料
      奈良県飛鳥池遺跡出土品
    • 重文
      考古資料
      高松塚古墳出土品
    • 重文
      考古資料
      奈良県山田寺跡出土品
  4. B

    バス停 飛鳥資料館

  5. S

    JR 桜井駅

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