室生寺

むろうじ

奈良県 宇陀市

奈良県の国宝・文化財を巡るモデルコース。宇陀市、室生山の山麓から中腹にかけて境内が広がる山岳寺院、室生寺。奈良時代末期、興福寺の僧・賢璟によって開かれました。女人禁制であった高野山に対し、女性の参詣を許したことから「女人高野」とも呼ばれます。国宝は金堂、本堂(灌頂堂)、五重塔、そして釈迦如来坐像、十一面観音立像、伝帝釈天曼荼羅図。五重塔は800年頃の建立で、屋外に立つ五重塔としては国内最小、高さ16.1mです。室生川に沿った深い杉木立のなか、石段を上りきった先に朱塗りの小さな塔が現れる、その光景はこの寺を象徴するもの。1998年の台風で大きく損傷しましたが、修復されて往時の姿を取り戻しました。金堂の仏像群も見事で、平安初期の一木造がずらりと並びます。石楠花の名所としても名高く、春には境内が彩られます。近鉄室生口大野駅からバスで15分ほど。境内は山の斜面に沿って続き、奥の院まで含めると700段近い石段を上ることになります。歩きやすい靴と、時間の余裕をもって訪ねましょう。

国宝・文化財を巡るモデルコース

太鼓橋を渡って境内へ入り、右手の仁王門を過ぎて急な石段(鎧坂)を上ると、弥勒堂[重文]があります。堂内には本尊の弥勒菩薩[重文]、右に釈迦如来坐像[国宝]を安置。そばの金堂[国宝]では、須弥壇上に向かって左から十一面観音[国宝]、文殊菩薩[重文]、本尊の釈迦如来[国宝]、薬師如来[重文]、地蔵菩薩[重文]が並び、手前に十二神将[重文]が立ちます。背後の来迎壁には伝帝釈天曼荼羅図[国宝]。その奥が本堂(灌頂堂)[国宝]で、如意輪観音[重文]を安置します。さらに石段を上ると五重塔[国宝]。高さ16.1mと小さく、目の高さに近い距離で細部まで確かめられます。五重塔から15分ほど石段を登れば、奥の院の御影堂[重文]に至ります。所要は2時間ほど、奥の院まで含めれば2時間半ほど。石段は急ですので、無理をせず自分のペースで上りましょう。石楠花は4月下旬から5月上旬が見頃です。

    【所要時間は?】1~2時間
    【種類は?】国宝-建造物/国宝-彫刻仏像/国宝-その他
    【いつ見られる?】いつでも
  1. S

    近鉄 室生口大野駅

  2. B

    バス停 室生寺

  3. 1

    室生寺

    国宝の五重塔は屋外にある木造五重塔としては法隆寺に次ぐ古さ、国宝・重要文化財指定の木造五重塔で屋外にあるものとしては日本最小のものです。高さ16.1mと小さく、細部まで確かめられます。金堂と本堂も国宝です。

    • 国宝
      建造物
      室生寺五重塔
    • 国宝
      建造物
      室生寺金堂
    • 国宝
      建造物
      室生寺本堂(灌頂堂)
    • 国宝
      彫刻
      木造釈迦如来立像(金堂安置)
    • 国宝
      彫刻
      木造十一面観音立像(所在金堂)
  4. 2

    室生寺 奥の院

    室町時代前期の建立となる重要文化財の御影堂があります。五重塔から15分ほど石段を登った先にあり、深い杉木立に包まれた静かな一角です。石段は急ですので、無理をせず自分のペースで上りましょう。

    • 重文
      建造物
      室生寺御影堂
  5. B

    バス停 室生寺

  6. S

    近鉄 室生口大野駅

室生寺周辺のおすすめ旅館・ホテル

周辺の国宝コース