室生寺

むろうじ

奈良県 宇陀市

室生寺

奈良県の国宝・文化財を巡るモデルコース。室生山の山麓から中腹にかけて境内が広がる山岳寺院、室生寺。奈良時代末期に興福寺の僧・賢璟によって開かれました。女人禁制だった高野山に対し、女性の参詣が許されていたことから「女人高野」とも呼ばれます。鎌倉時代後期の本堂や金堂、五重塔が国宝に指定されているほか、金堂の本尊釈迦如来や十一面観音など、優れた貞観仏が伝わります。奥の院まで往復するには時間がかかるため、バスでのアクセスの場合は先に奥の院を拝観し、麓のほうで時間調整するのも手です。

国宝・文化財を巡るモデルコース

太鼓橋を渡って境内に入って右手へ、仁王門を過ぎて急な石段の先に弥勒堂[重文]があります。堂内には中央に本尊の弥勒菩薩[重文]、右に釈迦如来[国宝]を安置します。そばの金堂[国宝]では須弥壇上に、向かって左から十一面観音[国宝]、文殊菩薩[重文]、本尊の釈迦如来[国宝]、薬師如来[重文]、地蔵菩薩[重文]が並び、手前には十二神将[重文]が立っています。背後の来迎壁には伝帝釈天曼荼羅図[国宝]があります。その奥に本堂[国宝]。如意輪観音[重文]が安置されています。さらに上には五重塔[国宝]。五重塔から15分ほど石段を登った先の奥の院には御影堂[重文]があります。

    【所要時間は?】1~2時間
    【種類は?】国宝-建造物/国宝-彫刻仏像/国宝-その他
    【いつ見られる?】いつでも
  1. S

    近鉄 室生口大野駅

  2. B

    バス停 室生寺

  3. 1

    室生寺

    室生寺 室生寺

    五重塔は屋外にある木造五重塔としては法隆寺に次ぐ古さ、国宝・重要文化財指定の木造五重塔で屋外にあるものとしては日本最小のものです。

    • 国宝
      建造物
      室生寺五重塔
    • 国宝
      建造物
      室生寺金堂
    • 国宝
      建造物
      室生寺本堂(灌頂堂)
    • 国宝
      彫刻
      木造釈迦如来立像(金堂安置)
    • 国宝
      彫刻
      木造十一面観音立像(所在金堂)
  4. 2

    室生寺 奥の院

    室生寺 奥の院

    室町時代前期の建立となる御影堂があります。

    • 重文
      建造物
      室生寺御影堂
  5. B

    バス停 室生寺

  6. S

    近鉄 室生口大野駅

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