當麻寺

たいまでら

奈良県 葛城市

當麻寺

奈良県の国宝・文化財を巡るモデルコース。葛城市、二上山の東麓にある古寺、當麻寺。聖徳太子の異母弟である麻呂古王が創建したと伝わります。国宝は本堂(曼荼羅堂)、金堂、講堂の一部と、東塔・西塔、そして當麻曼荼羅と梵鐘。なんといっても特筆すべきは東西両塔で、奈良時代の三重塔が二基揃って残るのは日本でここだけです。東塔は8世紀後半、西塔は9世紀初頭の建立とされ、それぞれ屋根の逓減や相輪の形が異なりますので、見比べる楽しみがあります。金堂の本尊・弥勒仏坐像は日本最古の塑像。周囲を守る四天王立像は日本最古の乾漆像です。本堂には中将姫が蓮糸で織り上げたと伝わる當麻曼荼羅の厨子があります。曼荼羅そのものは損傷が激しく、寺で見ることはできません。塔頭ごとに庭園や宝物があり、境内は歩きごたえがあります。近鉄当麻寺駅から徒歩15分ほど。境内は広く、塔頭を含めて回ると2時間半ほどかかります。塔頭ごとに拝観料が必要ですので、時間と予算にあわせて選びましょう。牡丹の名所としても知られます。

国宝・文化財を巡るモデルコース

境内に入るとまず鐘楼が見えてきます。上層に梵鐘[国宝]が懸かっています。日本最古の梵鐘のひとつです。進んで金堂[重文]へ。本尊の弥勒仏坐像[国宝]と四天王[重文]が安置されています。横の石燈籠[重文]も見ながら正面の講堂[重文]へ。阿弥陀如来[重文]が2体、妙幢菩薩[重文]、地蔵菩薩[重文]があります。奥の本堂(曼荼羅堂)[国宝]では、内陣の厨子[国宝]に本尊の當麻曼荼羅を安置。十一面観音[重文]などもあります。さらに奥の奥院では本堂[重文]、鐘楼門[重文]、方丈[重文]、宝物館の押出三尊[重文]が見られます。戻って西南院で十一面観音[重文]などを拝観し、西塔[国宝]、東塔[国宝]を順に眺めましょう。中之坊では書院[重文]、庭園[名勝]、薬師堂[重文]へ。東西の塔は少し離れた位置に立っていますので、両方が同時に見える場所を探してみましょう。二基が並ぶ景色は、日本でここでしか見られないものです。所要は2時間半ほどみておきましょう。

    【所要時間は?】1~2時間
    【種類は?】国宝-建造物/国宝-彫刻仏像/国宝-その他
    【いつ見られる?】いつでも
  1. S

    近鉄 当麻寺駅

  2. 1

    當麻寺 鐘楼

    當麻寺 鐘楼

    日本最古級と推定される国宝の梵鐘があります。鐘楼の上層に懸けられていて、間近で見学することはできません。境内に入るとまず目に入る建物ですので、見上げてその存在を確かめておきましょう。

    • 国宝
      工芸品
      梵鐘
  3. 2

    當麻寺 金堂・講堂

    當麻寺 金堂・講堂 當麻寺 金堂・講堂

    當麻寺創建時の7世紀末頃の作と推定される弥勒仏が国宝となっています。重要文化財の金堂に安置され、四天王もあわせて見られます。正面の講堂も重要文化財で、阿弥陀如来2体などを安置。二棟が向かい合う配置です。

    • 国宝
      彫刻
      塑造弥勒仏坐像(金堂安置)
    • 重文
      建造物
      當麻寺金堂
    • 重文
      建造物
      當麻寺講堂
    • 重文
      彫刻
      木造阿弥陀如来坐像(講堂安置)
    • 重文
      彫刻
      乾漆四天王立像(所在金堂)
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    當麻寺 本堂

    當麻寺 本堂

    国宝の本堂は平安時代末期の建築です。源頼朝寄進の須弥壇上に巨大な厨子があり、本尊の當麻曼荼羅が収められています。この厨子と須弥壇も国宝です。曼荼羅堂とも呼ばれ、當麻寺の中心をなす堂です。

    • 国宝
      建造物
      當麻寺本堂(曼荼羅堂)
    • 国宝
      工芸品
      当麻曼荼羅厨子
    • 重文
      彫刻
      木造光背
    • 重文
      彫刻
      木造十一面観音立像
    • 重文
      絵画
      板絵著色諸尊曼荼羅図
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    當麻寺 奥院

    當麻寺 奥院

    浄土宗の子院。国の重要文化財の建築、宝物を所有しています。本堂、鐘楼門、方丈が重要文化財で、宝物館では押出三尊が見られます。浄土庭園も整えられており、そこから伽藍を望む眺めも楽しめます。

    • 重文
      建造物
      當麻奥院本堂
    • 重文
      建造物
      當麻奥院方丈
    • 重文
      建造物
      當麻奥院鐘楼門
    • 重文
      彫刻
      木造円光大師坐像
    • 重文
      彫刻
      押出銅造三尊仏像
  6. 5

    當麻寺 西塔・西南院

    當麻寺 西塔・西南院

    国宝の西塔は平安時代初期の三重塔です。西南院は真言宗子院で、重要文化財の十一面観音などを拝観できます。庭園からは西塔を望むことができますので、あわせて眺めていきましょう。西塔は東塔とあわせて眺めたいところです。

    • 国宝
      建造物
      當麻寺西塔
    • 重文
      彫刻
      木造十一面観音立像
    • 重文
      彫刻
      木造聖観音立像(観音堂安置)
    • 重文
      彫刻
      木造千手観音立像
  7. 6

    當麻寺 東塔・中之坊

    當麻寺 東塔・中之坊

    国宝の東塔は奈良時代末期の三重塔。當麻寺最古の僧院、中之坊では写経体験などもできます。重要文化財の書院と名勝の庭園も見どころです。東西の塔が同時に見える場所を探してみましょう。二基が並ぶ景色はここでしか見られません。

    • 国宝
      建造物
      當麻寺東塔
    • 重文
      建造物
      中之坊書院
    • その他
      名勝
      当麻寺中之坊庭園
  8. 7

    當麻寺 薬師堂

    當麻寺 薬師堂

    重要文化財の薬師堂です。中之坊の一角にあり、鎌倉時代の建築。小ぶりな堂ですが、丁寧な仕事が施されています。書院と庭園を見学したあとに、あわせて見ていきましょう。中之坊の拝観券であわせて見ることができます。

    • 重文
      建造物
      當麻寺薬師堂
  9. S

    近鉄 当麻寺駅

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