円成寺
えんじょうじ
奈良県 奈良市
奈良県の国宝・文化財を巡るモデルコース。奈良市の東、柳生街道沿いの山中にある真言宗御室派の寺院、円成寺。756年(天平勝宝8年)、聖武天皇の勅願により唐僧の虚滝が創建したと伝わります。春日明神が彫ったとされる十一面観音を祀る縁起から、「春日の奥の院」とも呼ばれました。国宝は春日堂と白山堂、そして大日如来坐像。春日堂・白山堂は春日大社から移築された小さな社殿で、春日造の現存最古の例です。二棟が並んで建つ姿は、春日大社の本殿がどのような建物なのかを、間近に確かめられる貴重な機会でもあります。大日如来坐像は運慶の現存最古の作品。安元2年(1176年)、運慶が20代で手がけたもので、若々しい張りのある造形に、のちの慶派の力強さの萌芽が見て取れます。境内前に広がる浄土式庭園は名勝で、平安時代の面影を残しています。奈良市街からバスで30分ほど。柳生街道沿いの山あいにあり、市街地の喧騒からは遠く離れた静かな環境です。運慶の出発点と、春日造の原形を一度に見られるという、内容の濃いコースといえます。
国宝・文化財を巡るモデルコース
円成寺へ向かうと、まず境内の前に広がる庭園[名勝]が見えてきます。舟遊びのための池を中心とした浄土式庭園で、対岸から堂を望む景色を楽しみましょう。楼門[重文]から境内に入ると、正面が本堂(阿弥陀堂)[重文]です。堂内には本尊の阿弥陀如来[重文]、四天王[重文]が安置されています。本堂に向かって右手に春日堂[国宝]、白山堂[国宝]が並んでいます。小さな社殿ですので、春日造の屋根と向拝の造りを近くから確かめられます。さらに右に宇賀神本殿[重文]。相應殿には大日如来坐像[国宝]があります。運慶の若い時期の造形を、ぜひ正面からじっくり見ていきましょう。少し離れた南側には五輪塔[重文]もあります。所要は1時間ほどです。境内は小さくまとまっていますので、迷うことはありません。庭園を含めて、季節ごとの新緑や紅葉も楽しめます。バスの本数は限られますので、往復の時刻を確かめておきましょう。
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S
近鉄 近鉄奈良駅
バス27分 -
B
バス停 忍辱山
徒歩1分 -
1
円成寺 庭園
池を中心とした浄土式庭園で、名勝に指定されています。舟遊びのための池で、対岸から堂を望む景色が美しいもの。境内に入る前に広がっていますので、まずここで足を止めて眺めましょう。新緑と紅葉の季節がことに見事です。
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その他名勝円成寺庭園
徒歩3分 -
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2
円成寺
国宝の春日堂・白山堂は、明治初期の神仏分離令による破壊をまぬがれるため、仏堂風に「堂」と称したものです。春日造の社殿としては現存最古とされます。相應殿の大日如来坐像も国宝で、運慶の若い時期の作です。
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国宝建造物圓成寺春日堂
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国宝建造物圓成寺白山堂
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国宝彫刻木造大日如来坐像運慶作
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重文建造物圓成寺楼門
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重文建造物圓成寺宇賀神本殿
徒歩1分 -
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3
円成寺 五輪塔
円成寺の西南200メートルの共同墓地中央高台に建てられています。重要文化財の五輪塔で、鎌倉時代の石造。堂々とした姿をとどめています。時間があれば足を向けてみましょう。墓地の高台にありますので、静かに歩きましょう。
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重文建造物圓成寺五輪塔
徒歩5分 -
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B
バス停 忍辱山
バス27分 -
S
近鉄 近鉄奈良駅
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施設データ
円成寺
| かな | えんじょうじ |
|---|---|
| 住所 | 奈良県奈良市忍辱山町1273 |
| 電話 | 0742-93-0353 |
| 営業 | 9~17時。無休 |
| 料金 | 500円 |
| 交通 | 近鉄奈良線 近鉄奈良駅から奈良交通バス柳生方面行きで27分、またはJR大和路線 奈良駅から奈良交通バス柳生方面行きで35分、バス停忍辱山下車、徒歩すぐ。バスは2~3時間に1本程度。奈良交通バス時刻表 |
| 参照 | るるぶ/公式 |




