西芳寺(苔寺)

さいほうじ(こけでら)

京都府 京都市西京区

京都府の国宝・文化財を巡るモデルコース。京都市西京区にある臨済宗の寺院、西芳寺。境内を覆う苔から「苔寺」の名で親しまれています。行基が開いたと伝わり、鎌倉末期に夢窓疎石が禅寺として中興しました。世界遺産に登録されています。国宝はありませんが、庭園が特別名勝・史跡に指定されており、当サイトでは特別名勝を「庭園の国宝」として扱っていますので、ぜひ訪ねたい一件です。庭は上下二段の構成。上段は洪隠山の枯山水で、夢窓疎石が石を組んだ日本最初期の枯山水とされます。下段は黄金池を中心とした池泉回遊式庭園で、湘南亭、少庵堂、潭北亭といった茶室が点在します。百数十種にのぼる苔が地表を覆う景色は、実は近世以降に生まれたものですが、今ではこの寺を象徴する眺めとなりました。拝観には事前の申し込みが必要です。松尾大社もあわせて訪ねましょう。阪急上桂駅または松尾大社駅から徒歩圏。バスの便もあります。拝観の方法は変更されることがありますので、訪ねる前に必ず最新の情報を確かめておきましょう。

国宝・文化財を巡るモデルコース

西芳寺の拝観には事前の申し込みが必要ですので、方法と日程を確かめてから計画を立てましょう。当日はまず本堂で写経や読経を行い、その後に庭へ出るという流れになります。庭園[特別名勝]では、黄金池をめぐる順路に沿って歩きます。足元から視線の先まで、一面が苔に覆われた景色を味わいましょう。池の南側にある湘南亭[重文]にも立ち寄ります。千利休の次男・少庵が建てたと伝わる茶室で、月見台からの眺めが知られています。上段の枯山水は現在は立ち入りが制限されることもありますので、案内に従って進みましょう。夢窓国師像[重文]は非公開です。その後は松尾大社へ。本殿[重文]と、神像館の男神・女神像[重文]を見ていきます。所要は西芳寺で1時間半ほど、松尾大社まで含めて3時間ほど。苔は雨上がりがもっとも美しく、しっとりとした景色が楽しめます。庭は撮影が制限されることもあります。

    【所要時間は?】1~2時間
    【種類は?】特別名勝
    【いつ見られる?】いつでも
  1. S

    阪急 松尾大社駅

  2. B

    バス停 苔寺・すず虫寺

  3. 1

    西芳寺 苔の庭

    特別名勝に指定された庭園です。黄金池をめぐる順路に沿って歩くと、足元から視線の先まで一面が苔に覆われた景色が広がります。夢窓疎石の作庭を基礎としながら、苔は近世以降に自然に広がったもの。雨上がりがことに美しいところです。

    • その他
      特別名勝
      西芳寺庭園
  4. 2

    西芳寺 湘南亭

    本家、待合及び廊下の2棟が重要文化財となっています。千利休の次男・少庵が建てたと伝わる茶室で、月見台からの眺めが知られています。黄金池の南側にあり、庭を回る順路の途中で立ち寄れます。

    • 重文
      建造物
      西芳寺湘南亭本家
    • 重文
      建造物
      西芳寺湘南亭待合及廊下
  5. 3

    西芳寺

    非公開の文化財を記しておきます。夢窓国師坐像などが伝わりますが、通常は拝観できません。拝観そのものが事前申し込み制で、当日は本堂で写経や読経を行ってから庭へ出るという流れになります。方法と日程を確かめてから計画を立てましょう。

    • 重文
      絵画
      絹本著色夢窓国師像
  6. 4

    松尾大社

    重要文化財の本殿は室町時代の建築で、両流造という珍しい形式です。神像館では男神像・女神像が見られ、いずれも重要文化財。平安期の神像としてまとまって残る貴重な例です。酒の神として知られ、醸造家の信仰を集めています。

    • 重文
      建造物
      松尾大社本殿
    • 重文
      彫刻
      木造神像男神坐像
    • 重文
      彫刻
      木造神像女神坐像
    • 重文
      彫刻
      木造神像
  7. S

    阪急 松尾大社駅

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