知恩院・青蓮院

やさかじんじゃ・ちおんいん

京都府 京都市東山区

知恩院・青蓮院

京都府の国宝・文化財を巡るモデルコース。京都市東山区にある浄土宗総本山の寺院、知恩院。浄土宗の宗祖・法然が後半生を過ごした地で、1175年(承安5年)に結んだ草庵を起源とします。徳川将軍家の庇護のもと、江戸初期に壮大な伽藍が整えられました。国宝は三門と御影堂。三門は1621年の建立で、高さ24m、幅50mという日本最大級の木造二重門です。下から見上げたときの圧倒的な質量感は、ぜひ体験しておきたいところ。御影堂は1639年の再建で、法然の像を安置する本堂にあたります。間口45mの大堂で、内部の広さもさることながら、屋根に載る「忘れ瓦」など七不思議の伝承も参拝の楽しみです。近年の大修理を終え、堂内も整えられました。隣接する青蓮院は天台宗の門跡寺院で、国宝の不動明王二童子像(青不動)を所蔵しますが通常は非公開。庭園と宸殿の障壁画が見どころです。知恩院前のバス停または東山駅から徒歩圏。境内は高低差があり、三門から御影堂へは急な石段を上ります。緩やかな女坂もありますので、体力にあわせて選びましょう。

国宝・文化財を巡るモデルコース

まず知恩院へ向かい、三門[国宝]へ。楼上には釈迦如来と両脇侍像[重文]、十六羅漢坐像[重文]が安置されていますが、通常は非公開です。まずは真下から見上げて、その大きさを体感しましょう。急な男坂を上って境内へ。大鐘楼[重文]も見ておきたいところで、除夜の鐘で知られる巨鐘が吊られています。本堂にあたる御影堂[国宝]には阿弥陀如来[重文]、善導大師[重文]、徳川家康・秀忠坐像[重文]などを安置。奥に経蔵[重文]、その先に勢至堂[重文]があり、勢至菩薩坐像[重文]を祀ります。御影堂へ戻り、唐門[重文]を横目に集会堂[重文]、庫裏[重文]、方丈[重文]と続きます。集会堂北の北門から出て青蓮院へ。宸殿障壁画の浜松図[重文]や、粟田山を借景とした庭園を見ていきましょう。所要は2時間半ほど。三門の楼上と青蓮院の青不動は、特別公開の機会があれば逃さず訪ねたいところです。境内の友禅苑もあわせて歩けます。

    【所要時間は?】1~2時間
    【種類は?】国宝-建造物/国宝-その他
    【いつ見られる?】いつでも
  1. S

    地下鉄 四条駅

  2. B

    バス停 知恩院前

  3. 1

    知恩院 三門

    知恩院 三門

    国宝の三門です。日本最大級の木造の門で、まずは真下から見上げて、その大きさを体感しましょう。楼上には重要文化財の釈迦如来と両脇侍像、十六羅漢坐像が安置されており、内部は特別拝観があれば拝観できます。

    • 国宝
      建造物
      知恩院三門
    • 重文
      彫刻
      木造釈迦如来及両脇侍像(三門安置)
    • 重文
      彫刻
      木造十六羅漢坐像(所在三門)
  4. 2

    知恩院 大鐘楼

    知恩院 大鐘楼

    重要文化財の大鐘楼です。日本最大級の大梵鐘が掛かっています。除夜の鐘で知られ、十七人がかりで撞くところがテレビでも中継されます。境内の南、石段を上ったところにあり、少し離れた位置に立っています。

    • 重文
      建造物
      知恩院大鐘楼
  5. 3

    知恩院 御影堂

    知恩院 御影堂

    知恩院で最大の堂宇であることから、大殿とも呼ばれています。国宝の建物で、堂内には重要文化財の阿弥陀如来、善導大師、徳川家康・秀忠坐像などを安置します。長期の大修理を終え、屋根の白木の輝きがよみがえりました。

    • 国宝
      建造物
      知恩院本堂(御影堂)
    • 重文
      彫刻
      木造阿弥陀如来立像
    • 重文
      彫刻
      木造善導大師立像
    • 重文
      彫刻
      木造徳川家康坐像/秀忠坐像 康猶作(所在御影堂)
  6. 4

    知恩院 経蔵

    知恩院 経蔵

    重要文化財の建物で、一切経を安置する八角輪蔵が備えられています。徳川秀忠が寄進した宋版の一切経を納めています。御影堂の奥にあり、その先の勢至堂へ続く道の途中に立っています。外観のみの見学となります。

    • 重文
      建造物
      知恩院経蔵
  7. 5

    知恩院 勢至堂

    知恩院 勢至堂

    現存する知恩院最古の建造物で、重要文化財に指定されています。法然が没した地に建てられた堂で、重要文化財の勢至菩薩坐像を祀ります。境内の奥、石段を上った高台にあり、静かに参拝できる一角です。

    • 重文
      建造物
      知恩院勢至堂
    • 重文
      彫刻
      木造勢至菩薩坐像(勢至堂安置)
  8. 6

    知恩院 唐門

    方丈庭園へ通じる重要文化財の門です。唐破風をもつ檜皮葺の門で、彫刻の意匠も丁寧なもの。通常は閉ざされていますので、外から眺めることになります。御影堂から集会堂へ向かう途中にあります。

    • 重文
      建造物
      知恩院唐門
  9. 7

    知恩院 集会堂

    御影堂の大修理にあたっては御影堂の本尊をこちらに移していました。「法然上人御堂」と呼ばれています。重要文化財の大きな堂で、僧が集まって法要を行う場所です。内部に上がって参拝できます。

    • 重文
      建造物
      知恩院集會堂
  10. 8

    知恩院 庫裏

    大庫裏、小庫裏からなり、いずれも重要文化財です。寺の台所にあたる建物で、集会堂の北に続いています。大庫裏は大人数の食事をまかなうための大きな構えです。方丈へ続く順路の途中にあります。

    • 重文
      建造物
      知恩院大庫裏
    • 重文
      建造物
      知恩院小庫裏
  11. 9

    知恩院 方丈

    知恩院 方丈

    洛中随一の名書院で、方丈庭園に面します。大方丈と小方丈からなり、いずれも重要文化財です。狩野派の障壁画で飾られた座敷が連なります。方丈庭園は名勝に指定されており、あわせて鑑賞しましょう。

    • 重文
      建造物
      知恩院大方丈
    • 重文
      建造物
      知恩院小方丈
    • その他
      名勝
      知恩院方丈庭園
  12. 10

    青蓮院

    青蓮院

    青蓮院門跡とも称する天台宗の寺院です。宸殿の障壁画「浜松図」は重要文化財。国宝の不動明王二童子像、いわゆる「青不動」を伝えますが、通常は非公開です。粟田山を借景とした庭園と、門前の大楠が見どころです。

    • 国宝
      絵画
      絹本著色不動明王二童子像
    • 重文
      彫刻
      木造兜跋毘沙門天立像
    • 重文
      絵画
      金地著色浜松図
    • 重文
      書跡・典籍
      紺紙金泥大潅頂光明真言光格天皇宸翰
    • 重文
      書跡・典籍
      解深密経巻第四(金砂子色麻紙)
  13. S

    地下鉄 東山駅

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