平安神宮・有鄰館

へいあんじんぐう・ゆうりんかん

京都府 京都市左京区

平安神宮・有鄰館

京都府の国宝・文化財を巡るモデルコース。京都市左京区、岡崎にある私立美術館、藤井斉成会有鄰館。実業家・藤井善助が集めた中国古美術のコレクションを核とし、国宝1件、重要文化財9件を含む青銅器、仏像、書画、陶磁器などを収蔵しています。国宝は春秋経伝集解。中国・南北朝時代の写本で、『春秋左氏伝』に杜預が注を付した書の、現存する最古級の写本です。開館日が限られていることもあり国宝に出会える機会は多くありませんが、日程が合えばぜひ訪ねたいところ。屋上に中国風の楼閣を載せた大正期の建物も見どころです。近くには桓武天皇と孝明天皇を祀る平安神宮があり、社殿は平安京大内裏の朝堂院を約8分の5の規模で再現したもの。応天門、大極殿などが重要文化財で、神苑は名勝です。2025年には琵琶湖疏水関連施設である夷川発電所が重要文化財に指定され、見どころが加わりました。東山駅または神宮丸太町駅から徒歩圏。岡崎一帯は美術館や動物園が集まるエリアで、あわせて歩けます。歩く距離は2.5kmほどです。

国宝・文化財を巡るモデルコース

藤井斉成会有鄰館では春秋経伝集解[国宝]を収蔵しています。開館日が限られますので、必ず確認してから訪ねましょう。中国古美術の名品が階ごとに並ぶ独特の展示です。岡崎公園を抜けて北へ渡ると平安神宮。南の応天門[重文]をくぐると歩廊[重文]が伸び、左手に白虎楼[重文]、右手に蒼龍楼[重文]、正面に大極殿[重文]が広がります。朱と碧の対比が鮮やかです。東には神苑[名勝]。七代目小川治兵衛の作で、池を巡る回遊式庭園です。臥龍橋や泰平閣も見ていきましょう。境内北西の京都市武道センターは旧武徳殿[重文]という明治の建物。その北には聖護院があり、書院[重文]や不動明王[重文]、子院の積善院にも不動明王[重文]があります。西へ歩けば夷川発電所[重文]。琵琶湖疏水の水を利用した現役の発電所です。所要は半日ほど。神苑の拝観には別途料金が必要です。琵琶湖疏水記念館や蹴上方面まで足をのばせば、疏水の全体像をたどることもできます。

    【所要時間は?】1~2時間
    【種類は?】国宝-その他
    【いつ見られる?】企画展があれば
  1. S

    地下鉄 東山駅

  2. 1

    藤井斉成会有鄰館

    藤井斉成会有鄰館

    国宝の春秋経伝集解を収蔵しています。中国古美術の名品が階ごとに並ぶ独特の展示です。第1・3日曜のみ開館となっていますので、必ず確認してから訪ねましょう。屋上に中国風の楼閣を載せた建物も印象的です。

    • 国宝
      書跡・典籍
      春秋経伝集解巻第二残巻
    • 重文
      彫刻
      銅造菩薩立像
    • 重文
      彫刻
      石造弥勒仏及両脇侍立像
    • 重文
      彫刻
      石造菩薩及両脇侍立像
    • 重文
      彫刻
      石造金剛力士立像(旧天龍山石窟仏)
  3. 2

    平安神宮 応天門

    平安神宮 応天門

    平安京朝堂院の應天門を模した重要文化財の楼門です。1895年(明治28年)の造営で、朱塗りの鮮やかな姿。ここをくぐると、広い白砂の境内と大極殿が一望できます。平安神宮の顔ともいえる建物です。

    • 重文
      建造物
      平安神宮應天門
  4. 3

    平安神宮 白虎楼

    平安神宮 白虎楼

    北西部にある重要文化財の楼閣です。蒼龍楼と左右対称に配され、緑の屋根と朱の柱の対比が鮮やかです。屋根は四方に流れる四隅蕉尾形とし、平安期の建築を模しています。歩廊で大極殿とつながっています。

    • 重文
      建造物
      平安神宮東西歩廊(西歩廊)
    • 重文
      建造物
      平安神宮白虎楼
    • 重文
      歴史資料
      京都電気鉄道電車京都市交通局二号電車
  5. 4

    平安神宮 蒼龍楼

    平安神宮 蒼龍楼

    北東部にある重要文化財の楼閣です。白虎楼と対をなす構成で、応天門をくぐると右手に見えてきます。平安京の様式にならった造りで、朱と碧の色彩が青空によく映えます。歩廊をたどって大極殿へ進みましょう。

    • 重文
      建造物
      平安神宮東西歩廊(東歩廊)
    • 重文
      建造物
      平安神宮蒼龍楼
  6. 5

    平安神宮 大極殿

    平安神宮 大極殿

    寝殿造の構造で、重要文化財に指定されています。平安京朝堂院の大極殿を模したもので、幅は実物の8分の5の規模。朱塗りの柱と碧の瓦が広い白砂の境内に映えます。参拝はこの前で行います。

    • 重文
      建造物
      平安神宮大極殿
  7. 6

    平安神宮 神苑

    平安神宮 神苑

    琵琶湖疏水から水を引き入れた池のある庭園で、名勝に指定されています。七代目小川治兵衛の作で、池を巡る回遊式。臥龍橋の飛び石を渡り、泰平閣から池を眺めましょう。春の紅しだれ桜、初夏の花菖蒲が見どころです。

    • その他
      名勝
      平安神宮神苑
  8. 7

    京都市武道センター

    京都市武道センター

    明治期に演武場として造営されたもので重要文化財となっています。旧武徳殿と呼ばれる建物で、入母屋造の大屋根をもつ和風の構え。現在も武道の稽古や大会に使われています。平安神宮の境内北西にあります。

    • 重文
      建造物
      旧武徳殿
  9. 8

    聖護院

    聖護院

    聖護院門跡とも称し、かつては天台宗寺門派三門跡のひとつでした。重要文化財の書院は宮殿を移築したもので、狩野派の障壁画が残ります。重要文化財の不動明王も伝わります。公開の時期が限られますので確認しましょう。

    • 重文
      建造物
      聖護院書院
    • 重文
      彫刻
      木造不動明王坐像
    • 重文
      彫刻
      木造不動明王立像
    • 重文
      彫刻
      木造智証大師坐像康治二年八月良成作
    • 重文
      絵画
      絹本著色熊野曼荼羅国
  10. 9

    積善院

    積善院

    聖護院の子院です。重要文化財の不動明王が伝わります。「くくり猿」で知られる小さな寺で、崇徳院を祀る堂もあります。聖護院のすぐそばにありますので、あわせて参拝していきましょう。不動明王の公開は限られますので、確認しておきましょう。

    • 重文
      彫刻
      木造不動明王立像
  11. 10

    夷川発電所

    夷川発電所

    琵琶湖疏水の水を利用した現役の発電所で、重要文化財に指定されています。1914年(大正3年)の運転開始で、煉瓦造の落ち着いた建物です。内部は公開されていませんが、疏水沿いの道から外観を眺めることができます。

    • 重文
      建造物
      琵琶湖疏水施設夷川発電所本館
  12. S

    京阪 神宮丸太町駅

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