六波羅蜜寺
ろくはらみつじ
京都府 京都市東山区
京都府の国宝・文化財を巡るモデルコース。京都市東山区にある真言宗智山派の寺院、六波羅蜜寺。西国三十三所第17番の札所です。平安時代、踊り念仏で市中に念仏を広めた空也上人が開いたと伝わります。国宝は本尊の十一面観音立像。空也が疫病の流行に際して自ら刻み、車に乗せて市中を引き回しながら念仏を唱えたと伝えられる像で、12年に一度、辰年に開帳される秘仏です。平安時代中期の作で、穏やかな面差しと均整のとれた姿が印象的。あわせて名高いのが、宝物館に安置される空也上人立像です。口から6体の小さな阿弥陀仏が飛び出す姿で、「南無阿弥陀仏」の六字をそのまま造形にしたもの。教科書でおなじみのこの像は重要文化財です。平清盛とされる僧形坐像もここにあります。北にある建仁寺は国宝の風神雷神図で名高いものの、京都国立博物館に寄託されています。清水五条駅から徒歩7分ほど。祇園や清水寺方面ともつながる位置にありますので、東山を歩くコースの一部として組み込むこともできます。
国宝・文化財を巡るモデルコース
六波羅蜜寺の本堂[重文]の厨子に十一面観音立像[国宝]が安置されています。秘仏のため通常は見られず、開帳は12年に一度です。奥の宝物収蔵庫(令和館)では空也上人立像[重文]、僧形坐像[重文]、地蔵菩薩坐像[重文]などが見られます。空也上人立像は口から飛び出す6体の阿弥陀仏がよく知られていますが、痩せた身体つきや草鞋履きの足元、胸に下げた鉦にも目を向けたいところ。運慶・湛慶像も並びます。その後は北へ歩いて建仁寺へ。南にある勅使門[重文]、その北の方丈[重文]を見ていきましょう。方丈の枯山水庭園や、法堂天井の双龍図も見どころです。風神雷神図屏風は複製の展示となりますが、原本は京都国立博物館に寄託されています。周辺は花街の祇園にも近く、街歩きとあわせて回れます。所要は1時間半ほど。収蔵庫の像はいずれも近くから見られますので、時間をかけて向き合いましょう。周辺には六道珍皇寺もあります。
-
S
京阪 清水五条駅
徒歩8分 -
1
六波羅蜜寺
本堂の厨子に国宝の十一面観音立像が安置されています。秘仏のため通常は見られず、開帳は12年に一度です。宝物収蔵庫では重要文化財の空也上人立像などが見られます。明治の廃仏毀釈により寺域は小さく、周辺は民家に囲まれています。
-
国宝彫刻木造十一面観音立像(本堂安置)
-
重文建造物六波羅蜜寺本堂
-
重文彫刻木造地蔵菩薩坐像
-
重文彫刻木造僧形坐像(伝平清盛像)
-
重文彫刻木造吉祥天立像
徒歩4分 -
-
2
建仁寺 勅使門
鎌倉時代末頃の建築で、重要文化財に指定されています。八脚門の堂々たる構えで、柱に矢の跡が残ることから「矢の根門」とも呼ばれます。建仁寺の南端に立ち、通常は閉ざされています。塀越しに屋根の形を確かめておきましょう。
-
重文建造物建仁寺勅使門(矢の根門)
徒歩3分 -
-
3
建仁寺 方丈
重要文化財の方丈です。安芸の安国寺から移築されたもので、簡素ながら風格のある建物。前庭は枯山水の「大雄苑」です。重要文化財の襖絵は京都国立博物館に寄託されており、堂内では複製を見ることになります。
-
重文建造物建仁寺方丈
徒歩6分 -
-
S
京阪 祇園四条駅
六波羅蜜寺周辺のおすすめ旅館・ホテル
施設データ
六波羅蜜寺
| かな | ろくはらみつじ |
|---|---|
| 住所 | 京都府京都市東山区松原通大和大路東入ル |
| 電話 | 075-561-6980 |
| 営業 | 8時30分~16時30分(宝物館は9時~)。無休 |
| 料金 | 無料(宝物館は600円) |
| 交通 | 京阪電鉄京阪本線 清水五条駅から徒歩5分。または東海道新幹線 京都駅から京都市バス206系統などで17分、バス停清水道下車、徒歩5分。バスは10分に1本程度。京都市バス時刻表 |
| 参照 | るるぶ/公式 |
建仁寺
| かな | けんにんじ |
|---|---|
| 住所 | 京都府京都市東山区大和大路通四条下ル4丁目小松町584 |
| 電話 | 075-561-6363 |
| 営業 | 10~17時。無休 |
| 料金 | 800円 |
| 交通 | 京阪電鉄京阪本線 祇園四条駅から徒歩10分。または東海道新幹線 京都駅から京都市バス206系統などで19分、バス停東山安井下車、徒歩5分。バスは10分に1本程度。京都市バス時刻表 |
| 参照 | るるぶ/公式 |
周辺の国宝コース
-
八坂神社
0.9km | 京都府 京都市東山区 -
鳩居堂
1.6km | 京都府 京都市中京区 -
三十三間堂・京都国立博物館
1.7km | 京都府 京都市東山区



