鳩居堂

きゅうきょどう

京都府 京都市中京区

鳩居堂

京都府の国宝・文化財を巡るモデルコース。書画用品と香の老舗専門店、鳩居堂。京都の本店のほか、銀座に東京本店を構えています。江戸時代の1663年(寛文3年)の創業で、多くの文人墨客と交流をもち、皇室御用達の業者としても知られてきました。この店が所有する国宝が、伝藤原行成筆仮名消息。平安時代の仮名の書状で、三跡のひとり藤原行成の筆と伝わります。流麗な仮名の連綿は、日本の書が漢字から離れて独自の美を確立した瞬間を示すもの。ただし展示施設はなく、通常は非公開です。博物館などの企画展でまれに出品されたことがある程度で、目にする機会はきわめて限られます。それでも、老舗の商家が国宝の書を守り伝えてきたという事実そのものが興味深いところ。周辺では頂法寺(六角堂)、平等寺(因幡堂)で重要文化財の仏像を拝観することができますので、あわせて歩きましょう。四条烏丸から徒歩圏で、街なかを歩くコースです。国宝を見ることはできませんので、重要文化財の仏像と京町家の残る通りを楽しむ、という組み立てになります。

国宝・文化財を巡るモデルコース

鳩居堂は伝藤原行成筆仮名消息[国宝]を所有していますが、公開されていません。店舗では書画用品や香を扱っていますので、買い物ついでに立ち寄るという訪ね方になります。国宝が出品される展覧会の情報があれば、そちらを狙いましょう。東にある頂法寺へ。六角堂の本尊である如意輪観音は秘仏ですが、脇侍に毘沙門天[重文]が安置されています。聖徳太子創建と伝わり、いけばな発祥の地としても知られる寺です。南へ歩いて大政所御旅所[重文]を経ると平等寺があります。因幡堂の名で親しまれる寺で、本尊の薬師如来[重文]を拝することができます。如意輪観音[重文]、釈迦如来[重文]は通常非公開です。烏丸通沿いの街なかを歩くコースですので、買い物や食事とあわせて回れます。所要は1時間半ほど。頂法寺には隣接するビルから六角形の屋根を見下ろせる場所があり、この寺の名の由来がよくわかります。

    【所要時間は?】1~2時間
    【種類は?】国宝-その他
    【いつ見られる?】公開を待ちましょう
  1. S

    地下鉄 京都市役所前駅

  2. 1

    鳩居堂

    鳩居堂

    国宝の伝藤原行成筆仮名消息を所有していますが、公開されていません。店舗では書画用品の販売を行っており、文化財の展示はありません。展覧会に出品される機会があれば、そちらを狙いましょう。寺町通に面しています。

    • 国宝
      古文書
      伝藤原行成筆仮名消息(十二通)
    • 重文
      書跡・典籍
      後花園天皇宸翰御製詩
    • 重文
      古文書
      紙本墨書後伏見天皇宸翰御消息(文保元年八月二日)
    • 重文
      古文書
      紙本墨書後伏見天皇宸翰御願文(元弘元年八月廿六日)
    • 重文
      古文書
      紙本墨書光厳院宸翰御置文(康永二年四月十三日)
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    頂法寺

    頂法寺

    聖徳太子が創建したお寺と伝わります。六角堂の名で親しまれ、いけばな発祥の地としても知られます。本尊の如意輪観音は秘仏ですが、脇侍に重要文化財の毘沙門天が安置されています。隣接するビルから屋根を見下ろせます。

    • 重文
      彫刻
      木造毘沙門天立像
    • 重文
      古文書
      池坊専好立花図九十三図(著色)/自寛永五年至同十二年
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    大政所御旅所

    大政所御旅所

    八坂神社の境外社で、四条に御旅所を移した跡の旧跡。重要文化財の建物で、小さな社殿が町なかに立っています。祇園祭ではここに神饌が供えられます。烏丸通沿いを歩く途中に立ち寄れます。

    • 重文
      建造物
      八坂神社大政所社本殿
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    平等寺

    因幡堂の名で親しまれる寺で、がん封じの寺として信仰を集めています。本尊の薬師如来は重要文化財で、拝することができます。如意輪観音、釈迦如来も重要文化財ですが、こちらは通常非公開です。町なかの静かな一角にあります。

    • 重文
      彫刻
      木造薬師如来立像
    • 重文
      彫刻
      木造如意輪観音坐像
    • 重文
      彫刻
      木造釈迦如来立像
  6. S

    地下鉄 五条駅

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