松本城・旧開智学校

まつもとじょう

長野県 松本市

松本城・旧開智学校

長野県の国宝・文化財を巡るモデルコース。松本市にある平城、松本城。戦国時代の深志城を前身とし、豊臣秀吉による小田原征伐ののち、小笠原氏に代わって入った石川数正・康長父子の時代に城郭が整備されました。現在に残る天守はこの頃の建築で、五重六階の天守としては現存最古のものとして国宝に指定されています。大天守に乾小天守を渡櫓でつなぎ、辰巳附櫓と月見櫓を添えた連結複合式という構成で、戦のための天守と、泰平の世の月見櫓が一体になっている点が特色です。黒漆塗りの下見板と白漆喰の対比が美しく、「烏城」とも呼ばれます。水堀に映る姿、そして背後に連なる北アルプスの山並みが、この城ならではの眺め。松本は「まるごと博物館」として街全体の文化財整備が進められており、2019年に国宝となった旧開智学校もあわせて訪ねられます。擬洋風建築としては初の国宝指定でした。松本駅から徒歩15分ほど。城下町の面影が残る中町通りや縄手通りもあわせて歩けば、松本の町そのものを味わえるコースになります。天守は混雑時に入場待ちが出ますので、朝の早い時間がおすすめです。

国宝・文化財を巡るモデルコース

松本駅から東へ歩き、まず松本市立博物館へ。松本城の南側に移転した新しい館で、重要文化財の孔雀文磬を収蔵しています。松本の歴史と民俗を伝える展示も充実していますので、城下町の成り立ちを頭に入れてから城へ向かいましょう。北へ進んで本丸庭園に入ったら、天守[国宝]へ。天守内では瓦や火縄銃、鎧などの展示を見ながら、急な階段を上って上層へ進みます。傾斜が60度近い階段もありますので、足元に注意してください。すれ違うのが難しい箇所もあり、混雑時には入場制限や入場待ちとなります。最上階からは松本の街と北アルプスの眺望が楽しめます。月見櫓の朱塗りの廻縁もあわせて見ていきましょう。降りたら、堀の外から天守の全景を眺める位置にも立ってみてください。埋橋のあたりが定番の眺めです。さらに北へ徒歩10分ほどで旧開智学校[国宝]。八角塔と唐破風の車寄せをもつ擬洋風建築です。耐震工事のため公開状況が変わることがありますので、確認しておきましょう。所要は3時間ほどです。

    【所要時間は?】2~3時間
    【種類は?】国宝-建造物
    【いつ見られる?】いつでも
  1. S

    JR 松本駅

  2. 1

    松本市立博物館

    松本市立博物館

    重要文化財の孔雀文磬を収蔵しています。寺の法要で鳴らす仏器ですが、これは市内で発掘され出土したものです。松本の歴史と民俗を伝える展示も充実していますので、まずここで城下町の成り立ちをつかんでから城へ向かいましょう。

    • 重文
      工芸品
      孔雀文磬
  3. 2

    松本城 天守

    松本城 天守

    大天守の北に乾小天守を渡櫓で連結し、東に辰巳附櫓・月見櫓が接続する複合連結式天守です。それぞれが国宝として指定されています。黒漆の下見板が引き締まった印象を与えます。堀の外から北アルプスを背にした全景も眺めましょう。

    • 国宝
      建造物
      松本城天守天守
    • 国宝
      建造物
      松本城天守乾小天守
    • 国宝
      建造物
      松本城天守渡櫓
    • 国宝
      建造物
      松本城天守辰巳附櫓
    • 国宝
      建造物
      松本城天守月見櫓
  4. 3

    旧開智学校

    旧開智学校

    明治時代初期の洋風校舎で、国宝に指定されています。八角塔と唐破風の車寄せをもつ擬洋風建築で、和と洋が入り混じった意匠が楽しいところ。近代の学校建築としては初の国宝です。耐震工事のため公開状況が変わることがあります。

    • 国宝
      建造物
      旧開智学校校舎
  5. B

    バス停 旧開智学校

  6. S

    JR 松本駅

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