仁科神明宮

にしなしんめいぐう

長野県 大町市

仁科神明宮

長野県の国宝・文化財を巡るモデルコース。大町にある神社、仁科神明宮。天照皇大神を祀ります。創祀は不明ですが平安時代に遡るとされ、江戸時代のものとなる本殿は日本最古の神明造で、神明造の建造物としては唯一の国宝となっています。20年に1度の式年遷宮が今も行われていますが、建て替えではなく改修で行われているため、江戸時代のものが残っているようです。遷宮の記録を伝える棟札と懸仏の重要文化財もあります。アクセスの不便な場所のためか、参拝客も少なく、落ち着いた雰囲気で境内を歩くことができます。

国宝・文化財を巡るモデルコース

一ノ鳥居をくぐり御神木などを見ながら参道を進みます。二ノ鳥居を過ぎ左手に社務所・宝物収蔵庫を見ながら進むと三ノ鳥居。宝物収蔵庫は後で寄ります。その先に神門があり、そしてその正面が拝殿となります。拝殿の後ろに本殿[国宝]、中門[国宝]が見られます。千木がクロスする神明造の建物が、釣屋によって繋がった形になっています。三ノ鳥居まで戻って右手に宝物収蔵庫があり、御正体[重文]、棟札[重文]が収蔵展示されています。その後は盛蓮寺へ向かい、観音堂[重文]を見ていきましょう。

    【所要時間は?】1~2時間
    【種類は?】国宝-建造物
    【いつ見られる?】いつでも
  1. S

    JR 信濃大町駅

  2. 1

    仁科神明宮 本殿・中門

    仁科神明宮 本殿・中門

    本殿は桁行3間、梁間2間、神明造、檜皮葺き。中門は四脚門、切妻造、檜皮葺きです。

    • 国宝
      建造物
      仁科神明宮本殿
    • 国宝
      建造物
      仁科神明宮中門(前殿)
  3. 2

    仁科神明宮 宝物収蔵庫

    遷宮の様子を伝える棟札と、懸仏である御正体の重要文化財を見ることができます。

    • 重文
      工芸品
      御正体
    • 重文
      古文書
      木造棟札(自永和二年至安政三年)
  4. 3

    盛蓮寺

    室町時代の特徴を持つ観音堂が重要文化財となっています。

    • 重文
      建造物
      盛蓮寺観音堂
  5. S

    JR 信濃大町駅

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