瀧谷寺
たきだんじ
福井県 坂井市
福井県の国宝・文化財を巡るモデルコース。坂井市三国にある真言宗智山派の寺院、瀧谷寺。室町時代の1375年(永和元年)の創建で、戦国大名の朝倉氏、柴田勝家、そして丸岡藩主の有馬家と、時の権力者から代々保護を受けてきた名刹です。杉木立に覆われた参道の静けさが、この寺の性格をよく表しています。寺宝として国宝に指定されているのが宝相華文磬。磬は法要で打ち鳴らす鳴器で、平安時代の作。ゆるやかな山形の金銅板に、宝相華の文様が伸びやかに彫り出されています。線の運びの優美さは、平安工芸の水準の高さをそのまま示すもの。ほかに本堂や観音堂などの建物が重要文化財で、方丈の座敷から眺める庭園は名勝に指定されています。三国は北前船で栄えた港町で、九頭竜川の河口には明治期の三国港突堤も残ります。当時の最新技術を投じた突堤で、「エッセル堤」とも呼ばれ、こちらも重要文化財です。えちぜん鉄道三国駅から徒歩15分ほど。三国の町並みと東尋坊もあわせて訪ねれば、一日のコースになります。北陸の古刹らしい静けさのなかで平安の名品と対面できるのが、この寺の魅力です。
国宝・文化財を巡るモデルコース
瀧谷寺の境内へ向かいます。杉並木の参道を進み、山門[重文]をくぐると正面に本堂[重文]があります。本堂に続く方丈[重文]では、座敷から庭園[名勝]を眺めることができます。斜面を活かした池泉観賞式の庭で、座って眺める前提で造られていますので、ゆっくり時間をとりましょう。本堂の右手には観音堂[重文]、開山堂[重文]、鎮守堂[重文]が並びます。山門の横にある宝物館では、宝相華文磬[国宝]、地蔵菩薩像[重文]などの寺宝が見られます。磬は小さなものですので、文様の線の細さを近づいて確かめてください。その後は九頭竜川を下って河口へ向かい、三国港突堤[重文]を見に行きましょう。オランダ人技師の設計による明治期の突堤で、今も現役で港を守っています。三国の町並みもあわせて歩けます。所要は瀧谷寺で1時間、突堤まで含めて3時間ほど。宝物館の公開状況は事前に確認しておきましょう。東尋坊まで足をのばすこともできます。
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えちぜん鉄道 三国駅
徒歩12分 -
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瀧谷寺
山門、本堂、方丈、観音堂などが重要文化財に指定されている真言宗の古刹です。江戸時代中期の作とされる庭園が名勝に指定されており、方丈の座敷から斜面を活かした池泉を眺められます。杉並木の参道も趣のあるところです。
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重文建造物瀧谷寺鎮守堂
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重文建造物瀧谷寺本堂
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重文建造物瀧谷寺観音堂
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重文建造物瀧谷寺方丈及び庫裏
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重文建造物瀧谷寺開山堂
徒歩1分 -
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瀧谷寺 宝物殿
国宝の宝相華文磬をはじめ、寺に伝わる宝物を収蔵・展示しています。磬は法会で打ち鳴らす仏具で、小さなものですが文様の線がきわめて細かいものです。地蔵菩薩像などの重要文化財もあわせて見られます。公開状況は確認しましょう。
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国宝工芸品金銅宝相華文磬
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重文絵画絹本著色地蔵菩薩像
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重文歴史資料天之図(星図)
徒歩15分 -
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三国港突堤
九頭竜川河口に建設された幅9m、長さ511mの突堤で、重要文化財に指定されています。オランダ人技師エッセルの設計によるもので、明治期の築造ながら今も現役で港を守っています。石を粗く積み上げた独特の工法が見どころです。
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重文建造物三国港(旧阪井港)突堤
徒歩6分 -
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えちぜん鉄道 三国港駅
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施設データ
瀧谷寺
| かな | たきだんじ |
|---|---|
| 住所 | 福井県坂井市三国町滝谷1-7-15 |
| 電話 | 0776-82-0216 |
| 営業 | 8~17時(冬季は~16時30分)。無休 |
| 料金 | 500円 |
| 交通 | えちぜん鉄道三国芦原線 三国駅から徒歩10分 |
| 参照 | るるぶ/公式 |
三国港突堤
| かな | みくにこうとってい |
|---|---|
| 住所 | 福井県坂井市三国町宿 |
| 電話 | 0776-50-3164 |
| 営業 | 見学自由 |
| 料金 | 無料 |
| 交通 | えちぜん鉄道三国芦原線 三国港駅から徒歩5分 |
| 参照 | 公式 |