二荒山神社・大猷院

ふたらさんじんじゃ

栃木県 日光市

二荒山神社・大猷院

栃木県の国宝・文化財を巡るモデルコース。日光山内、輪王寺に属する霊廟である大猷院。三代将軍徳川家光の廟所です。日光らしい絢爛な装飾をもちながら、「祖父家康公を凌いではならない」という家光の遺言により、東照宮の金と極彩色に対して、金と黒を基調とした落ち着いた構成となっています。杉木立のなかを石段で高みへ導く配置も相まって、東照宮とはまったく異なる荘厳さがあります。拝殿・相の間・本殿が国宝。仁王門、二天門、夜叉門と門をくぐるごとに空気が引き締まっていく道行きそのものが見どころです。東照宮の華やかさを見たあとに訪ねると、その対比がいっそう際立ちます。一方の二荒山神社は東照宮より歴史が古く、古来より男体山を神体とする山岳信仰の霊場でした。宇都宮の二荒山神社と区別して「日光二荒山神社」と称されます。宝物の多くは中禅寺湖畔の中宮祠にあり、山内からは離れています。石段の多い、歩きごたえのあるコースです。日光山内はバスでも移動できますが、歩いて回るのが本来の順路です。

国宝・文化財を巡るモデルコース

まず日光二荒山神社へ。銅鳥居[重文]をくぐり、拝殿[重文]、本殿[重文]など境内の社殿を見て歩きましょう。神苑には御神木や霊泉があり、東照宮の華やかさとは対照的な静けさです。その後は西へ歩いて大猷院へ。仁王門[重文]、二天門[重文]と石段を登り、鐘楼[重文]・鼓楼[重文]を経て夜叉門[重文]へ。四体の夜叉が守る門で、彫刻の密度が高い見どころです。その先が拝殿・相の間・本殿[国宝]。金と黒を基調とした内部にも上がれます。順路で進めるのは皇嘉門[重文]まで。その奥の宝塔へは通常入れません。東照宮に比べて訪れる人が少なく、落ち着いて拝観できるのも魅力です。輪王寺の法華堂[重文]、常行堂[重文]を経て、時間があれば日光田母沢御用邸[重文]まで足をのばしましょう。二荒山神社と大猷院だけなら2時間ほど、日光東照宮・輪王寺とあわせて巡るなら半日は見ておきたいところです。杉木立の石段は思いのほか長く感じられます。

    【所要時間は?】2~3時間
    【種類は?】国宝-建造物
    【いつ見られる?】いつでも
  1. S

    東武 日光駅

  2. B

    バス停 大献院二荒山神社前

  3. 1

    二荒山神社 銅鳥居

    二荒山神社 銅鳥居

    重要文化財の鳥居です。東照宮から上新道を歩いて二荒山神社へ向かうと、まず通ることになります。江戸時代前期の建立で、青銅の落ち着いた色合いが杉木立によく映えています。ここから先が二荒山神社の境内です。

    • 重文
      建造物
      二荒山神社鳥居
  4. 2

    二荒山神社

    二荒山神社 二荒山神社

    重要文化財の拝殿と、その奥の本殿が中心で、両殿は渡殿で結ばれています。東照宮の絢爛さとは対照的な落ち着いた構えです。本殿透塀のそばにある化灯籠は、夜な夜な人を化かしたとされ、武士が刀で切りつけた跡が残ります。

    • 重文
      建造物
      二荒山神社本殿
    • 重文
      建造物
      二荒山神社拝殿
    • 重文
      建造物
      二荒山神社唐門
    • 重文
      建造物
      二荒山神社掖門及び透塀 (掖門)
    • 重文
      建造物
      二荒山神社掖門及び透塀 (透塀)
  5. 3

    大猷院 仁王門・二天門

    大猷院 仁王門・二天門 大猷院 仁王門・二天門

    大猷院の入口となるのが重要文化財の仁王門で、すぐ横に宝庫があります。門をくぐって左に折れた先が二天門で、持国天と広目天を安置します。日光山内で最大の門です。そばの西浄は儀式で用いる便所です。

    • 重文
      建造物
      輪王寺大猷院霊廟二天門
    • 重文
      建造物
      輪王寺大猷院霊廟水屋
    • 重文
      建造物
      輪王寺大猷院霊廟宝庫
    • 重文
      建造物
      輪王寺大猷院霊廟仁王門
    • 重文
      建造物
      輪王寺大猷院霊廟西浄
  6. 4

    大猷院 鐘楼・夜叉門

    大猷院 鐘楼・夜叉門

    二天門を抜けた先、左右に重要文化財の鐘楼と鼓楼が立ちます。その正面が夜叉門で、四体の夜叉像が守護しています。牡丹の花と唐草模様が彫られていることから牡丹門とも呼ばれます。彫刻の密度が高く、見応えのある門です。

    • 重文
      建造物
      輪王寺大猷院霊廟夜叉門
    • 重文
      建造物
      輪王寺大猷院霊廟夜叉門左右廻廊(左廻廊)
    • 重文
      建造物
      輪王寺大猷院霊廟夜叉門左右廻廊(右廻廊)
    • 重文
      建造物
      輪王寺大猷院霊廟鐘楼
    • 重文
      建造物
      輪王寺大猷院霊廟鼓楼
  7. 5

    大猷院 拝殿・本殿

    大猷院 拝殿・本殿

    大猷院の中心となる国宝の建物で、拝殿・相の間・本殿からなる権現造です。内部は金箔を施した絢爛なもので、天井には百四十枚の龍が描かれています。東照宮の極彩色に対し、金と黒を基調とした落ち着いた構成が特徴です。

    • 国宝
      建造物
      輪王寺大猷院霊廟本殿・相の間・拝殿
    • 重文
      建造物
      輪王寺大猷院霊廟唐門
    • 重文
      建造物
      輪王寺大猷院霊廟瑞垣
    • 重文
      建造物
      輪王寺大猷院霊廟掖門
    • 重文
      建造物
      輪王寺大猷院霊廟御供所
  8. 6

    大猷院 皇嘉門

    大猷院 皇嘉門

    本殿の後ろ、家光の廟である奥の院へ向かうところに立つ重要文化財の門です。竜宮造とも呼ばれる中国風の意匠で、日光山内では異色の姿を見せています。この先の奥の院方面は拝観できません。

    • 重文
      建造物
      輪王寺大猷院霊廟皇嘉門
  9. 7

    輪王寺 法華堂・常行堂

    大猷院の仁王門の手前にある重要文化財のお堂で、渡廊によって常行堂と法華堂が結ばれています。二つの堂を廊下でつなぐ形式は比叡山にならったものです。常行堂の本尊、阿弥陀如来と四菩薩像も重要文化財です。

    • 重文
      建造物
      輪王寺常行堂
    • 重文
      建造物
      輪王寺法華堂
    • 重文
      建造物
      輪王寺常行堂法華堂渡廊
    • 重文
      彫刻
      木造阿弥陀如来及四菩薩坐像(堂行堂安置)
  10. 8

    日光田母沢御用邸

    日光田母沢御用邸

    皇太子時代の大正天皇の静養所として造営された旧御用邸で、重要文化財に指定されています。江戸期の旗本屋敷や紀州徳川家の江戸中屋敷を移築して増改築を重ねたもので、時代の異なる建築が一棟に同居しています。庭園もあわせて公開されています。

    • 重文
      建造物
      旧日光田母澤御用邸御座所
    • 重文
      建造物
      旧日光田母澤御用邸御食堂
    • 重文
      建造物
      旧日光田母澤御用邸皇后御座所
    • 重文
      建造物
      旧日光田母澤御用邸謁見所
    • 重文
      建造物
      旧日光田母澤御用邸内謁見所
  11. B

    バス停 日光田母沢御用邸記念公園

  12. S

    東武 日光駅

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