太宰府天満宮・九州国立博物館

だざいふてんまんぐう・きゅうしゅうこくりつはくぶつかん

福岡県 太宰府市

太宰府天満宮・九州国立博物館

福岡県の国宝・文化財を巡るモデルコース。学問の神として知られる菅原道真を祀る太宰府天満宮。919年(延喜19年)の創建で、京都の北野天満宮とともに全国1万2000社の天満宮の総本社とされます。受験シーズンには全国から参拝者が訪れ、梅の季節もことに賑わうところです。国宝は宝物殿に収められた翰苑。中国・唐の張楚金が著した類書で、中国では早くに失われてしまい、日本に残るこの巻第三十のみが現存する唯一の伝本です。倭国に関する記述を含むため、古代日中関係史の資料としてもきわめて重要。ただし公開の機会は限られます。天満宮のすぐそば、もともとは境内地であった場所には九州国立博物館が建ちます。「日本文化の形成をアジア史的観点から捉える」というテーマをもつ館で、寄託品を含め多くの文化財を収蔵しています。西鉄太宰府駅から参道を歩いて5分ほど。天満宮から九州国立博物館まではエスカレーターとトンネルで結ばれています。あわせて半日ほどみておきましょう。参道には名物の梅ヶ枝餅の店が並びます。

国宝・文化財を巡るモデルコース

太宰府天満宮の境内へ。太鼓橋を渡り、心字池の途中に志賀社[重文]があります。過去・現在・未来を表す三つの橋を渡るという趣向ですので、意識しながら進みましょう。楼門をくぐって正面が本殿[重文]です。境内には道真を慕って飛んできたという飛梅もあります。それから宝物殿へ。翰苑[国宝]のほか、道真の遺品と伝わる毛抜形太刀[重文]、梅月蒔絵文台[重文]などを収蔵し、企画によって公開されます。その後は裏手のエスカレーターとトンネルを抜けて九州国立博物館へ。太刀[国宝]、刀[国宝]、栄花物語[国宝]、周茂叔愛蓮図[国宝]などを収蔵・展示しています。常設の文化交流展だけでも十分な見応えがあります。所要は半日ほど。天満宮は受験シーズンと梅の時期に大変混み合います。博物館は月曜が休館ですので、日程を確かめてから訪ねましょう。近くには大宰府政庁跡もあります。

    【所要時間は?】2~3時間
    【種類は?】国宝-その他
    【いつ見られる?】企画展があれば
  1. S

    西鉄 太宰府駅

  2. 1

    太宰府天満宮 志賀社

    太宰府天満宮 志賀社

    小さな社ですが、室町時代に再建されたもので、和風、唐風、天竺風の様式が見られる精巧なものです。重要文化財に指定されています。太鼓橋を渡り、心字池の途中にありますので、見落とさないようにしましょう。

    • 重文
      建造物
      太宰府天満宮末社志賀社本殿
  3. 2

    太宰府天満宮 本殿

    太宰府天満宮 本殿

    現在の社は安土桃山時代の1591年(天正19年)のもので、五間社流造で檜皮葺、桃山時代の様式を伝える壮麗な本殿です。重要文化財に指定されています。境内には道真を慕って飛んできたという飛梅もありますので、あわせて見ていきましょう。

    • 重文
      建造物
      太宰府天満宮本殿
  4. 3

    太宰府天満宮 宝物殿

    太宰府天満宮 宝物殿

    社宝、菅原道真ゆかりの品などを収蔵・展示しています。国宝の翰苑を収蔵しており、中国の類書として世界で唯一伝わる写本です。道真の遺品と伝わる毛抜形太刀などの重要文化財もあり、企画によって公開されます。

    • 国宝
      書跡・典籍
      翰苑巻第卅
    • 重文
      工芸品
      太刀銘俊次
    • 重文
      工芸品
      毛抜形太刀無銘
    • 重文
      工芸品
      梅月蒔絵文台
    • 重文
      古文書
      太宰府天満宮文書
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    九州国立博物館

    九州国立博物館

    多数の文化財がありますが、展示予定などは事前に調べていくといいでしょう。国宝の太刀、刀、栄花物語、周茂叔愛蓮図などを収蔵・展示しています。常設の文化交流展だけでも十分な見応えがあります。月曜が休館です。

    • 国宝
      工芸品
      太刀銘来国光
    • 国宝
      工芸品
      刀無銘則房
    • 国宝
      絵画
      紙本墨画淡彩周茂叔愛蓮図狩野正信筆
    • 国宝
      書跡・典籍
      栄花物語
    • 国宝
      古文書
      誓願寺盂蘭盆縁起栄西筆/治承二年七月十五日
  6. S

    西鉄 太宰府駅

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