毛利博物館・国分寺

もうりはくぶつかん・こくぶんじ

山口県 防府市

毛利博物館・国分寺

山口県の国宝・文化財を巡るモデルコース。防府市にある毛利博物館。旧長州藩主毛利家に伝来した宝物を収蔵・公開しています。前身は1916年(大正5年)に完成した公爵毛利家の本邸で、1967年(昭和42年)に邸宅の一部を改装して博物館としたものです。国宝は4件。雪舟の四季山水図(山水長巻)、菊造腰刀、古今和歌集、そして史記呂后本紀です。山水長巻は全長16mに及ぶ雪舟の代表作で、四季の移ろいを一巻のうちに描き切った大作。毎年11月に公開されるのが恒例となっています。本邸の建物そのものも重要文化財で、庭園は名勝。近くの周防国分寺は、741年に聖武天皇が建立を命じた全国の国分寺のひとつで、創建当初の境内に今も同じ配置で伽藍が建つという珍しい寺です。金堂と、そこに並ぶ仏像群が重要文化財となっています。防府駅からバスで10分ほど。毛利博物館から国分寺までは1.5kmほどですので、歩いてつなぐことができます。あわせて3時間ほどみておきましょう。防府天満宮も近く、時間があれば参拝できます。

国宝・文化財を巡るモデルコース

毛利博物館(旧毛利家本邸)へ向かいます。表門[重文]、石橋[重文]を通って本館[重文]へ。収蔵品は定期的に入れ替わりますが、四季山水図[国宝]、菊造腰刀[国宝]、古今和歌集[国宝]、史記[国宝]をはじめ、毛利元就像[重文]など多数の文化財が展示されます。山水長巻の公開は例年11月ですので、これを目当てにするならその時期を狙いましょう。洗濯所[重文]、台所[重文]など、大正期の邸宅としての設備も見どころ。毛利氏庭園[名勝]を堪能したら、歩いて周防国分寺へ。金堂[重文]内には本尊の薬師如来坐像[重文]、日光・月光菩薩立像[重文]、四天王立像[重文]が安置されています。持仏堂は毎年1月11日の法要時のみ内部に入れます。庭園は博物館とは別に入園料が必要な場合があります。広い池泉回遊式の庭で季節の花も楽しめますので、時間をとって歩きましょう。国分寺は創建当時の地割がそのまま残る珍しい寺です。

    【所要時間は?】2~3時間
    【種類は?】国宝-その他
    【いつ見られる?】企画展があれば
  1. S

    JR 防府駅

  2. B

    バス停 毛利本邸入口

  3. 1

    毛利博物館 表門・石橋

    重要文化財の表門と石橋です。城門を思わせる豪壮な総欅作り。毛利博物館へ向かう際にここをくぐりますので、まずは門の構えをじっくり眺めましょう。堀に架かる石橋とあわせて、邸宅の格式を伝えています。

    • 重文
      建造物
      旧毛利家本邸石橋
    • 重文
      建造物
      旧毛利家本邸門番所
    • 重文
      建造物
      旧毛利家本邸本門
  4. 2

    毛利博物館 本館

    毛利博物館 本館

    伝統的な和風建築と最新技術とを融合させた大正期の建築で、大正天皇など天皇も宿泊した公爵邸です。重要文化財で、国宝の四季山水図、菊造腰刀、古今和歌集、史記などを収蔵・展示しています。山水長巻の公開は例年11月です。

    • 国宝
      工芸品
      菊造腰刀刀身無銘伝当麻
    • 国宝
      絵画
      紙本墨画淡彩四季山水図雪舟筆
    • 国宝
      書跡・典籍
      古今和歌集巻第八(高野切本)
    • 国宝
      書跡・典籍
      史記呂后本紀第九
    • 重文
      建造物
      旧毛利家本邸本館
  5. 3

    毛利博物館 毛利氏庭園

    毛利博物館 毛利氏庭園

    ひょうたん池を中心に四季折々の景観が見られる名勝の庭園です。広い池泉回遊式の庭で、博物館とは別に入園料が必要な場合があります。季節の花も楽しめますので、時間をとって歩きましょう。座敷から眺める構成も見事です。

    • その他
      名勝
      毛利氏庭園
  6. 4

    周防国分寺 金堂

    周防国分寺 金堂

    江戸時代の1779年(安永8年)に毛利重就によって再建されたもの。重要文化財の金堂で、須弥壇には重要文化財となっている仏像が並びます。本尊の薬師如来坐像を中心に、日光・月光菩薩立像、四天王立像が安置されています。

    • 重文
      建造物
      国分寺金堂
    • 重文
      彫刻
      木造日光菩薩立像(所在本堂)
    • 重文
      彫刻
      木造四天王立像(所在本堂)
    • 重文
      彫刻
      木造月光菩薩立像(所在本堂)
    • 重文
      彫刻
      木造薬師如来坐像(金堂安置)
  7. 5

    周防国分寺 持仏堂

    江戸時代の1707年(宝永4年)に修築された客殿です。重要文化財に指定されています。毎年1月11日の法要時のみ内部に入れますので、それ以外の日は外観を眺めることになります。金堂の脇に立っています。

    • 重文
      彫刻
      木造阿弥陀如来坐像
    • 重文
      書跡・典籍
      紺紙金泥般若心経後奈良院宸翰
  8. B

    バス停 国分寺

  9. S

    JR 防府駅

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