神魂神社

かもすじんじゃ

島根県 松江市

神魂神社

島根県の国宝・文化財を巡るモデルコース。松江市大庭町、古代出雲の中心地であった出雲国府に近い場所に鎮座する神魂神社。伊弉冊大神(イザナミ)を主祭神とします。「かもす」と読みます。国宝は本殿。1583年(天正11年)の再建と考えられており、現存する日本最古の大社造として知られます。出雲大社の本殿より二百年以上古いものです。切妻造妻入りで、中央に太い心御柱が立ち、階段が向かって右側に寄るという大社造の特徴を、ここでは間近に確かめることができます。出雲大社の本殿が遠くからしか望めないのに対し、この社では階段の下まで近づけるのが大きな違い。屋根の勾配の急さと、素木の質感がよくわかります。境内には末社の貴布祢・稲荷両神社があり、こちらも同時期の建築。二間社流造という珍しい形式で、重要文化財です。周辺は古代遺跡の多い一帯です。松江駅からバスで20分ほど、そこから徒歩10分。境内は小さく、拝観は30分ほどで済みます。出雲大社の本殿と見比べる目的で訪ねると、大社造という形式の理解が一段と深まります。

国宝・文化財を巡るモデルコース

バス停から神魂神社へ向かいます。石段を上ると、正面に拝殿、その奥に本殿[国宝]があります。大社造の本殿に、これほど近づける社は他にありません。まずは正面から。急勾配の屋根と、太い柱の並びを確かめましょう。階段が中央ではなく右に寄っていること、そして棟の上に千木と勝男木が載ることも、大社造の特徴です。周囲を回って側面や背面からも眺めてみてください。素木の質感と、風雨にさらされた木肌の色も見どころです。境内社の貴布祢稲荷両神社[重文]も忘れずに。二間社流造という珍しい形式です。道を戻って八雲立つ風土記の丘資料館へ。出雲岡田山古墳出土品[重文]を見ていきましょう。所要は資料館とあわせて2時間ほど。周辺は「八雲立つ風土記の丘」として整備され、古墳や史跡が点在しています。時間があれば歩いてみましょう。大社造の本殿にこれほど近づける社は他にありません。時間をかけて眺めましょう。

    【所要時間は?】1~2時間
    【種類は?】国宝-建造物
    【いつ見られる?】いつでも
  1. S

    JR 松江駅

  2. B

    バス停 風土記の丘入口

  3. 1

    神魂神社

    神魂神社 神魂神社

    国宝の本殿は現存最古の大社造とされます。出雲大社と同様、本殿入口は正面に向かって右に片寄っていますが、神座は出雲大社とは反対に殿内の左奥に横向きに置かれています。大社造にこれほど近づける社は他にありません。

    • 国宝
      建造物
      神魂神社本殿
    • 重文
      建造物
      神魂神社末社貴布祢稲荷両神社本殿
  4. 2

    八雲立つ風土記の丘資料館

    八雲立つ風土記の丘資料館

    重要文化財の出雲岡田山古墳出土品を収蔵しています。岡田山古墳の出土品でもっとも著名なのは「額田部臣」の銘の入った大刀です。銀象嵌の文字が確かめられます。周辺は「八雲立つ風土記の丘」として整備されています。

    • 重文
      考古資料
      出雲岡田山古墳出土品
  5. B

    バス停 風土記の丘入口

  6. S

    JR 松江駅

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