箱木家住宅

はこぎけじゅうたく

兵庫県 神戸市北区

箱木家住宅

兵庫県の国宝・文化財を巡るモデルコース。神戸市北区山田町、衝原の集落にある箱木家住宅。「箱木千年家」の名で知られる、日本最古の民家です。建築年代は明らかではありませんが、解体修理の際の調査から室町時代にさかのぼるとされ、14世紀まで遡る可能性も指摘されています。2026年に国宝へ指定されることとなりました。深く葺き下ろした茅葺の屋根が地面近くまで届き、軒が低く、内部の天井も低い。柱は太く短く、床は土間と板の間が中心という構成で、近世の民家とはまったく違う姿をしています。中世の農家がどのようなものであったかを、実物で確かめられる唯一の建物といってよいでしょう。1977年、呑吐ダムの建設にともなって現在地へ移築されました。この際の解体調査で、内部にさらに古い建物が包み込まれていたことが判明しています。母屋と離れが公開されています。公開日と時間が限られますので、必ず確認してから訪ねましょう。周囲は衝原湖に面した静かな山里で、神戸の市街地からそう遠くないとは思えない環境です。歩いて回れる範囲に他の見どころはなく、この一軒を目当てに訪ねるコースになります。

国宝・文化財を巡るモデルコース

箱木家住宅[国宝]へ。まずは外から全体を眺めましょう。地面すれすれまで葺き下ろした茅葺の屋根と、その低さに驚かされるはずです。周囲を一周して、軒の高さと屋根の厚みを確かめてみてください。内部に入ると、土間と板の間からなる簡素な構成が見て取れます。天井が低く、柱は太く短い。近世の民家に見られる整った座敷や欄間はなく、生活の場としての最小限の空間があるだけです。梁組を見上げると、曲がった木をそのまま使った豪快な架構が確かめられます。母屋のほかに離れも公開されています。ダム湖である衝原湖のほとりに移築されたもので、周囲は静かな山里の風景です。神戸電鉄箕谷駅からバスでのアクセスとなります。所要は40分ほど。日本最古の民家という事実を、ぜひ実物の前で確かめてみてください。周辺にはサイクリングロードも整備されており、湖畔を歩くこともできます。

    【所要時間は?】0~1時間
    【種類は?】国宝-建造物
    【いつ見られる?】いつでも
  1. S

    神戸電鉄 箕谷駅

  2. B

    バス停 衝原

  3. 1

    箱木家住宅

    箱木家住宅

    国宝の民家で、日本最古の民家とされます。地面すれすれまで葺き下ろした茅葺の屋根と、その低さに驚かされます。内部に入ると土間と板の間からなる簡素な構成で、曲がった木をそのまま使った豪快な梁組が見上げられます。

    • 国宝
      建造物
      箱木家住宅主屋
    • 重文
      建造物
      箱木家住宅座敷
  4. B

    バス停 衝原

  5. S

    神戸電鉄 箕谷駅

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