太山寺

たいさんじ

兵庫県 神戸市西区

太山寺

兵庫県の国宝・文化財を巡るモデルコース。神戸市西区にある天台宗の寺院、太山寺。716年(霊亀2年)の創建で、藤原鎌足の長男・定恵の開山と伝わります。南北朝時代には支院41坊、末寺8か寺、末社6社を数える大寺院となりましたが、現在残る支院は5坊のみです。国宝は本堂。1285年頃の再建で、神戸市で唯一の国宝建造物です。桁行七間、梁間六間という大きな堂で、内陣と外陣を格子戸で仕切る密教本堂の典型的な構成をもちます。修理を経ているため新しく見えますが、鎌倉時代の建築。屋根の勾配のゆるやかさと、大きく張り出した軒が生む水平の広がりが見どころです。往時の伽藍の規模を、この一棟から想像することができます。塔頭の安養院には名勝の庭園があり、春と秋の限定公開日に鑑賞できます。少し歩けば奥の院があり、磨崖仏なども見られます。神戸市営地下鉄伊川谷駅または学園都市駅からバスでのアクセスとなります。紅葉の名所としても知られ、秋には境内が色づきます。市街地から少し離れるだけで、これほど静かな場所があることに驚かされます。

国宝・文化財を巡るモデルコース

バス停のすぐそばに仁王門[重文]があります。仁王門をくぐって参道を歩くと、右手に塔頭の安養院。春と秋などの限定公開日であれば、庭園[名勝]を鑑賞できます。さらに参道を進み中門をくぐると、正面に本堂[国宝]が立っています。まずは正面から、ゆるやかな屋根の勾配と大きく張り出した軒を眺めましょう。堂内に入れば、内陣と外陣を格子戸で仕切る密教本堂の構成が確かめられます。本堂に向かって左手には阿弥陀堂があり、阿弥陀如来坐像[重文]が祀られています。時間があれば、奥の院まで足をのばしてみましょう。渓流沿いの道を歩くと、磨崖仏を見ることができます。境内は広く静かで、神戸の市街地とは思えない環境です。所要は1時間半ほどみておきましょう。奥の院までは片道20分ほどの山道となりますので、歩きやすい靴で訪ねましょう。境内には温泉もあり、参拝のあとに立ち寄ることもできます。バスの便は限られますので、往復の時刻を確かめておきましょう。

    【所要時間は?】0~1時間
    【種類は?】国宝-建造物
    【いつ見られる?】いつでも
  1. S

    地下鉄 伊川谷駅

  2. B

    バス停 太山寺

  3. 1

    太山寺 仁王門

    仁王像が立つ重要文化財の仁王門です。鎌倉期の建築で、境内から少し離れたバス停のすぐそばに立っています。ここをくぐって参道を歩いていきましょう。堂々とした八脚門で、参道の入口を印象づけます。

    • 重文
      建造物
      太山寺仁王門
  4. 2

    安養院

    安養院

    太山寺の塔頭です。安土桃山時代の枯山水名園は名勝に指定されており、正月とゴールデンウィーク、11月に公開されています。書院から眺める構成で、石組の力強さが見どころ。参道の右手にあります。

    • その他
      名勝
      安養院庭園
  5. 3

    太山寺 本堂

    太山寺 本堂

    国宝の本堂です。外陣と内陣を格子戸で分ける中世密教仏堂の典型的な建築です。ゆるやかな屋根の勾配と大きく張り出した軒を、まずは正面から眺めましょう。堂内に入れば密教本堂の空間構成が確かめられます。

    • 国宝
      建造物
      太山寺本堂
  6. 4

    太山寺 阿弥陀堂

    太山寺 阿弥陀堂

    重要文化財となっている阿弥陀如来像を祀ります。常行堂とも呼ばれます。本堂に向かって左手に立っています。像は平安後期の定朝様で、穏やかな作風。堂内で拝観することができます。本堂とあわせて拝観していきましょう。

    • 重文
      彫刻
      木造阿弥陀如来坐像
  7. B

    バス停 太山寺

  8. S

    地下鉄 伊川谷駅

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