一乗寺
いちじょうじ
兵庫県 加西市
兵庫県の国宝・文化財を巡るモデルコース。加西市にある天台宗の寺院、一乗寺。飛鳥時代の650年(白雉元年)の創建、法道仙人による開基となります。法道仙人は紫の雲に乗ってインドから飛来したとされる伝説の人物で、この地に霊山を見出し、法華山としたのが起こりと伝わります。平安時代後期の建立となり、国内でも屈指の古塔である三重塔が国宝と指定されています。本堂は江戸時代のものですが、鎌倉時代の護法堂など、古い建築が残ります。宝物館に国の重要文化財となる仏像が収蔵されていますが、通常は閉まっています。
国宝・文化財を巡るモデルコース
境内に入ると石段があり、常行堂を過ぎてさらに上ると左手に三重塔[国宝]があります。もう少し石段を上ると本堂[重文]が見えてきますが、そのままは入れず、裏側から入ることになります。本堂には聖観音立像[重文]を安置しますが秘仏となっています。本堂の裏手には鎮守社の護法堂[重文]、妙見堂[重文]、弁天堂[重文]が並んでいます。帰路は三重塔東の石段を進んで放生池へ、太子堂、五輪塔[重文]を経て宝物館のほうへ向かいましょう。要予約の宝物館では観音菩薩立像[重文]、法道仙人立像[重文]などが見られます。
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S
山陽新幹線 姫路駅
バス37分 -
B
バス停 法華山一乗寺
徒歩3分 -
1
一乗寺 三重塔・本堂
徒歩3分 -
2
一乗寺 護法堂・弁天堂
徒歩5分 -
3
一乗寺 五輪塔
宝物館から太子堂へ向かう途中にあります。
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重文建造物一乗寺五輪塔
徒歩2分 -
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4
一乗寺 宝物館
4月4日と11月5日のみ開館します。それ以外の日は2週間前までに予約が必要です。
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重文彫刻木造僧形坐像
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重文彫刻銅造観音菩薩立像
徒歩2分 -
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B
バス停 法華山一乗寺
バス37分 -
S
山陽新幹線 姫路駅
【所要時間は?】1~2時間
【種類は?】国宝-建造物
【いつ見られる?】いつでも
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施設データ
一乗寺
かな | いちじょうじ |
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住所 | 兵庫県加西市坂本町821-17 |
電話 | 0790-48-2006 |
営業 | 8~17時。無休 |
料金 | 500円 |
交通 | 山陽新幹線 姫路駅から神姫バス一乗寺経由社行きで37分、バス停法華山一乗寺下車、徒歩すぐ。バスは1~2時間に1本程度。神姫バス時刻表 |
参照 | るるぶ/公式 |