鶴林寺
かくりんじ
兵庫県 加古川市
兵庫県の国宝・文化財を巡るモデルコース。加古川にあり「西の法隆寺」とも称される古寺、鶴林寺。古墳時代の589年(崇峻天皇2年)、聖徳太子が創建したと伝わります。平安時代の太子堂、室町時代の本堂が国宝に指定されています。太子堂の堂内にある壁画も貴重なもので、東側壁面に描かれた聖徳太子像は秘仏扱いで厨子に覆われています。盗難被害にあって槌で叩かれた際に「あいたた」と声を発したという逸話から「あいたた観音」と呼ばれる聖観音立像など、仏像にも文化財が多くあります。境内は鶴林寺公園として整備され、休日には親子連れの姿もあります。
国宝・文化財を巡るモデルコース
仁王門を通って鶴林寺の境内に入ったら、正面の本堂[国宝]に向かいます。薬師三尊[重文]、二天王[重文]を安置しています。本堂向かって左手には常行堂[重文]。右手には太子堂[国宝]があり、釈迦三尊[重文]を安置。壁画の聖徳太子像[重文]は非公開です。太子堂の裏手の鐘楼[重文]には銅鐘[重文]があります。鐘楼のさらに奥には護摩堂[重文]があり、宝物殿があります。宝物殿には聖観音(あいたた観音)[重文]などが収蔵されています。行者堂の西にある行者堂[重文]も見ていきましょう。
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S
JR 加古川駅
バス9分 -
B
バス停 鶴林寺
徒歩3分 -
1
鶴林寺 本堂・太子堂
太子堂の名は堂内に壁画の聖徳太子像があることから付いていますが、もともとは「法華堂」と呼ばれていたお堂です。
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国宝建造物鶴林寺本堂
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国宝建造物鶴林寺太子堂
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重文建造物鶴林寺鐘楼
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重文建造物鶴林寺常行堂
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重文彫刻木造釈迦三尊像
徒歩1分 -
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2
鶴林寺 護摩堂・宝物殿
護摩堂は室町時代のもの。2012年に太子堂創建900年を記念して新宝物館が開館しました。
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重文建造物鶴林寺護摩堂
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重文彫刻銅造聖観音立像
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重文彫刻木造十一面観音立像
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重文彫刻木造天蓋
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重文工芸品鼉太鼓縁
徒歩2分 -
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3
鶴林寺 行者堂
徒歩2分 -
B
バス停 鶴林寺
バス9分 -
S
JR 加古川駅
【所要時間は?】0~1時間
【種類は?】国宝-建造物
【いつ見られる?】いつでも
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施設データ
鶴林寺
かな | かくりんじ |
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住所 | 兵庫県加古川市加古川町北在家424 |
電話 | 079-454-7053 |
営業 | 9時~16時30分。無休 |
料金 | 500円(宝物館は別途500円) |
交通 | JR神戸線 加古川駅からかこバス別府方面行きで9分、バス停鶴林寺下車、徒歩すぐ。バスは30分に1本程度。かこバス時刻表 |
参照 | るるぶ/公式 |