醍醐寺

だいごじ

京都府 京都市伏見区

京都府の国宝・文化財を巡るモデルコース。京都市伏見区にある真言宗醍醐派の総本山、醍醐寺。874年(貞観16年)、理源大師聖宝が醍醐山上に草庵を結んだのが始まりです。山上の「上醍醐」を発祥の地とし、のちに醍醐天皇が山麓に「下醍醐」の伽藍を整備して現在の規模となりました。世界遺産に登録されています。国宝は数多く、下醍醐の金堂と五重塔、三宝院の表書院と唐門、上醍醐の薬師堂と清瀧宮拝殿。五重塔は951年の建立で、京都府下最古の木造建築です。三宝院の表書院からは、豊臣秀吉が自ら設計したと伝わる特別名勝の庭園を眺めることができます。霊宝館には彫刻・絵画・典籍の国宝が集まり、こちらも見応え十分。上醍醐へは1時間の登山となりますが、国宝建築を見るならぜひ登りたいところです。秀吉の「醍醐の花見」以来、桜の名所としても知られます。地下鉄醍醐駅から徒歩10分ほど。三宝院、霊宝館、伽藍でそれぞれ拝観券が必要です。桜の時期は大変な人出になりますので、時間に余裕をもって訪ねましょう。

国宝・文化財を巡るモデルコース

総門を入ってすぐ左手が三宝院です。大玄関[重文]から入り、葵の間・秋草の間・勅使之間[重文]を経て表書院[国宝]へ。ここから庭園[特別名勝]と襖絵[重文]を眺めます。奥の宸殿・純浄観[重文]、本堂[重文]は通常非公開で、特別公開の機会をねらいましょう。参道の向かい側にある霊宝館では、薬師三尊像[国宝]、訶梨帝母像[国宝]、宋版一切経[国宝]などを展示。三宝院の唐門[国宝]、西大門の金剛力士像[重文]を見ながら参道を進むと、正面に金堂[国宝]が現れます。本尊の薬師如来[重文]を祀ります。正面には清瀧宮本殿[重文]、隣に五重塔[国宝]。初層内部の壁画[国宝]は非公開です。日月門を抜けて1時間ほど登れば上醍醐。清瀧宮拝殿[国宝]、薬師堂[国宝]、如意輪堂[重文]、開山堂[重文]と続きます。上醍醐は本格的な山道ですので、歩きやすい靴と水を用意しましょう。下山も同じ道を戻ります。所要は下醍醐で2時間半、上醍醐を含めれば一日がかりとなります。

    【所要時間は?】3~4時間
    【種類は?】国宝-建造物/国宝-彫刻仏像/国宝-その他/特別名勝
    【いつ見られる?】いつでも
  1. S

    地下鉄 醍醐駅

  2. 1

    三宝院 殿堂

    葵の間・秋草の間・勅使之間を経て、国宝の表書院へ至ります。障壁画も重要文化財です。秀吉の作庭と伝わる特別名勝の庭園があり、表書院は庭園に面した書院で、能舞台にもなります。奥の宸殿・純浄観は通常非公開です。

    • 国宝
      建造物
      三宝院殿堂表書院
    • 重文
      建造物
      三宝院殿堂玄関
    • 重文
      建造物
      三宝院殿堂勅使の間、秋草の間及び葵の間
    • 重文
      建造物
      三宝院殿堂宸殿
    • 重文
      建造物
      三宝院殿堂庫裏
  3. 2

    醍醐寺 霊宝館

    宝物館です。国宝の薬師三尊像、訶梨帝母像、宋版一切経などを収蔵しています。薬師三尊像は上醍醐の薬師堂にあったもので、平安前期の堂々たる作。展示品は随時入れ替わりますので、内容を確認してから訪ねましょう。

    • 国宝
      彫刻
      木造薬師如来及両脇侍像(薬師堂安置)
    • 国宝
      彫刻
      木造虚空蔵菩薩立像
    • 国宝
      絵画
      紙本著色絵因果経
    • 国宝
      絵画
      絹本著色五大尊像
    • 国宝
      絵画
      絹本著色訶梨帝母像
  4. 3

    三宝院 唐門

    国宝の唐門です。近年修復されきれいになりました。黒漆に金の菊と桐の紋を配した簡潔な意匠で、桃山期の門としては装飾を抑えた構成です。通常は門は閉まっていて、通れません。参道から外観を眺めましょう。

    • 国宝
      建造物
      三宝院唐門
  5. 4

    醍醐寺 西大門

    下醍醐を東西にわける仁王門です。両脇には重要文化財の金剛力士像を安置します。もとは南大門にあった像で、平安後期の作。門をくぐると参道が続き、その先に金堂と五重塔が見えてきます。

    • 重文
      彫刻
      木造金剛力士立像(所在西大門)
  6. 5

    醍醐寺 金堂

    醍醐寺の中心となるお堂で、国宝に指定されています。紀州の湯浅から移築されたもので、平安期の様式を伝えています。本尊の薬師如来は重要文化財。堂々とした屋根と、正面の蔀戸の連なりが美しいところです。

    • 国宝
      建造物
      醍醐寺金堂
    • 重文
      彫刻
      木造薬師如来及両脇侍像(金堂安置)
  7. 6

    醍醐寺 清瀧宮(下醍醐)

    上醍醐から分身を移して祀っているものになります。重要文化財の本殿で、醍醐寺の鎮守社です。金堂の正面にあり、朱塗りの社殿が緑によく映えます。毎年4月には清瀧権現の桜会が行われます。

    • 重文
      建造物
      醍醐寺清滝宮本殿
  8. 7

    醍醐寺 五重塔

    平安時代中期、京都府下で最も古い木造建築物で、国宝に指定されています。応仁の乱の兵火をまぬがれた貴重な塔で、初層内部の壁画も国宝ですが非公開です。各層の逓減が大きく、安定した美しい姿を見せています。

    • 国宝
      建造物
      醍醐寺五重塔
    • 国宝
      絵画
      五重塔初重壁画(板絵著色)
  9. 8

    醍醐寺 清瀧宮(上醍醐)

    醍醐寺の鎮守社。寝殿造りの手法を生かした拝殿が国宝と指定されています。斜面に建つ懸造で、床を高く張り出した構成が見どころです。上醍醐へは下醍醐から山道を1時間ほど登ることになります。

    • 国宝
      建造物
      醍醐寺清滝宮拝殿
    • 重文
      工芸品
      石燈籠
  10. 9

    醍醐寺 薬師堂

    平安時代の建築となる国宝です。本尊の薬師三尊像は霊宝館に移されています。上醍醐でも高い位置にあり、深い木立に囲まれています。簡素ながら平安期の堂の姿をよく伝える建物ですので、外から丁寧に眺めましょう。

    • 国宝
      建造物
      醍醐寺薬師堂
  11. 10

    醍醐寺 如意輪堂・開山堂

    醍醐寺開山の理源大師聖宝が上醍醐を開いた際、准胝堂とともに最初に建てた建物が如意輪堂。開山堂には醍醐寺開山の理源大師を祀ります。いずれも重要文化財です。上醍醐の最奥にあり、ここまで登れば山内をひととおり回ったことになります。

    • 重文
      建造物
      醍醐寺開山堂
    • 重文
      建造物
      醍醐寺如意輪堂
    • 重文
      彫刻
      木造理源大師坐像(開山堂安置)
  12. S

    地下鉄 醍醐駅

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