二条城

にじょうじょう

京都府 京都市中京区

二条城

京都府の国宝・文化財を巡るモデルコース。京都市中京区にある城、二条城。正式名称は元離宮二条城です。1603年(慶長8年)、徳川家康が上洛時の宿所として築いたもので、三代家光以降はほとんど使われませんでしたが、1867年(慶応3年)の大政奉還の舞台となったことで広く知られています。国宝の二の丸御殿は、遠侍から式台、大広間、黒書院、白書院へと建物を雁行に連ねた構成。武家風書院造の代表作で、狩野派の障壁画がすべての部屋を飾ります。大広間で将軍が諸大名に大政奉還を告げた、その空間にそのまま立つことができるというのが、この城の他にない価値です。二の丸庭園は特別名勝で、小堀遠州の作と伝わる池泉回遊式の庭。本丸御殿は保存修理を終えて公開されています。東大手門や隅櫓、土蔵など、重要文化財の建物も数多く残ります。南の神泉苑もあわせて訪ねましょう。地下鉄二条城前駅からすぐ。城内は広く、ひとまわりに2時間半ほどかかります。二の丸御殿の内部は撮影できませんので、目でじっくり見ていきましょう。

国宝・文化財を巡るモデルコース

東大手門[重文]から城内へ入ります。左手へ進み、多門塀[重文]、東南隅櫓[重文]を見ながら回ると唐門[重文]、築地[重文]。極彩色の彫刻が修理で鮮やかによみがえっています。二の丸御殿[国宝]へ入り、遠侍及び車寄、式台、大広間、蘇鉄之間、黒書院、白書院と順に進みます。障壁画と欄間彫刻を見ながら、雁行に連なる建物の構成を体感しましょう。横には二の丸庭園[特別名勝]。唐門を出て右へ、桃山門[重文]、本丸櫓門[重文]をたどって本丸へ。本丸御殿[重文]を見て西へ抜け、西南土蔵[重文]、西南隅櫓[重文]、南中仕切門[重文]、西門[重文]、西北土蔵[重文]、北中仕切門[重文]、鳴子門[重文]、北大手門[重文]と回ります。展示・収蔵館では障壁画[重文]の原本が見られます。南下して神泉苑の不動明王坐像[重文]、又旅社[重文]へ。所要は3時間ほど。御殿内は順路が決まっており、途中で引き返すことはできません。城内は砂利道が続きますので、歩きやすい靴で訪ねましょう。

    【所要時間は?】1~2時間
    【種類は?】国宝-建造物/特別名勝
    【いつ見られる?】いつでも
  1. S

    地下鉄 二条城前駅

  2. 1

    二条城 東大手門

    二条城 東大手門

    二条城の正門にあたる重要文化財の櫓門です。本瓦葺で入母屋造り。堀に架かる橋を渡ってここから城内へ入ります。かつては単層だった時期もあり、現在の姿は江戸時代後期に戻されたものです。

    • 重文
      建造物
      二条城東大手門
  3. 2

    二条城 東南隅櫓

    二条城 東南隅櫓

    駅から歩くとまず目に入る重要文化財の櫓とその北の多門塀です。二重二階の隅櫓で、堀の角に立つ姿が印象的。城内に現存する隅櫓はこれと西南隅櫓の二つだけです。期間を限って内部が公開されることもあります。

    • 重文
      建造物
      二条城東南隅櫓
    • 重文
      建造物
      二条城東南隅櫓北方多門塀
  4. 3

    二条城 二の丸御殿唐門

    二条城 二の丸御殿唐門

    二の丸御殿への入り口になります。重要文化財の門で、装飾が豪華です。修理により極彩色の彫刻が鮮やかによみがえりました。松に鶴、牡丹に唐獅子など、めでたい題材の彫刻を近くから見ていきましょう。

    • 重文
      建造物
      二条城二の丸御殿唐門
    • 重文
      建造物
      二条城二の丸御殿築地
  5. 4

    二条城 二の丸御殿

    二条城 二の丸御殿

    江戸時代の武家風書院造りの代表的な建築で、国宝に指定されています。遠侍、式台、大広間、蘇鉄之間、黒書院、白書院が雁行に連なります。障壁画と欄間彫刻を見ながら順に進み、建物の構成を体感しましょう。大政奉還の舞台となった場所です。

    • 国宝
      建造物
      二条城二の丸御殿遠侍及び車寄
    • 国宝
      建造物
      二条城二の丸御殿式台
    • 国宝
      建造物
      二条城二の丸御殿大広間
    • 国宝
      建造物
      二条城二の丸御殿蘇鉄之間
    • 国宝
      建造物
      二条城二の丸御殿黒書院(小広間)
  6. 5

    二条城 二の丸庭園

    二条城 二の丸庭園

    小堀遠州の代表作とされる池泉回遊式庭園で、特別名勝に指定されています。書院から鑑賞するように造られており、大広間、黒書院、行幸御殿の三方向から見て美しく整えられています。豪快な石組が見どころです。

    • その他
      特別名勝
      二条城二之丸庭園
  7. 6

    二条城 桃山門

    二条城 桃山門

    二の丸と本丸の間の道の、南側にあります。重要文化財の門で、桃山門の名がありますが桃山時代のものではありません。長屋門の形式をもち、簡素な構えです。本丸へ向かう順路の途中にあります。

    • 重文
      建造物
      二条城桃山門
  8. 7

    二条城 本丸櫓門

    二条城 本丸櫓門

    内堀を渡って本丸に入るところの門になります。重要文化財の櫓門で、かつては橋の上に廊下橋が架けられていました。二の丸から本丸へ進む際にくぐります。堀の深さもあわせて見ておきましょう。

    • 重文
      建造物
      二条城本丸櫓門
  9. 8

    二条城 本丸御殿

    二条城 本丸御殿

    玄関、御書院、御常御殿、台所及び雁之間からなる重要文化財の建物です。京都御所にあった旧桂宮邸を移築したもので、公家住宅の姿を伝えています。長期の修理を終えて公開が再開されましたので、内部を見学することができます。

    • 重文
      建造物
      二条城本丸御殿玄関
    • 重文
      建造物
      二条城本丸御殿御書院
    • 重文
      建造物
      二条城本丸御殿御常御殿
    • 重文
      建造物
      二条城本丸御殿台所及び雁之間
  10. 9

    二条城 西南土蔵

    二条城 西南土蔵

    南にある米蔵で、重要文化財に指定されています。城内に土蔵が現存する例は珍しく、西北土蔵とあわせて二棟が残ります。白壁の落ち着いた外観です。本丸を出て西へ向かうところにあります。

    • 重文
      建造物
      二条城土蔵(南)(米蔵)
  11. 10

    二条城 西南隅櫓

    二条城 西南隅櫓

    当時から残る隅櫓はこの西南隅櫓と東南隅櫓の2つだけです。重要文化財で、東南隅櫓よりやや小ぶりな構え。堀の角に立ち、外の道からもよく見えます。内部は公開されていませんので、外観を眺めましょう。

    • 重文
      建造物
      二条城西南隅櫓
  12. 11

    二条城 南中仕切門

    二条城 南中仕切門

    西二の丸との東西を仕切る重要文化財の門です。簡素な高麗門の形式で、城内の区画を分ける役割をもっていました。本丸から西へ抜ける順路の途中にあり、門の左右に続く土塀もあわせて見ていきましょう。

    • 重文
      建造物
      二条城南中仕切門
  13. 12

    二条城 西門

    二条城 西門

    美福通に面した重要文化財の門です。かつては橋が架けられ、西からの出入口となっていました。現在は閉ざされており、外から眺めるのみです。高麗門の形式で、堀の外の道からも見ることができます。

    • 重文
      建造物
      二条城西門
  14. 13

    二条城 西北土蔵

    北にある米蔵で、重要文化財に指定されています。西南土蔵と対をなす建物で、白壁の落ち着いた外観です。城内を一周する順路の後半にあります。あわせて北中仕切門、鳴子門、北大手門も見ていきましょう。

    • 重文
      建造物
      二条城土蔵(北)(米蔵)
  15. 14

    二条城 北中仕切門

    二条城 北中仕切門

    南中仕切門と対をなし、二の丸の北側を仕切る重要文化財の門です。こちらも高麗門の形式で、簡素な構えを見せています。城内を一周する順路の後半にあたりますので、石垣の積み方も確かめながら通り抜けましょう。

    • 重文
      建造物
      二条城北中仕切門
  16. 15

    二条城 鳴子門

    二条城 鳴子門

    二の丸と本丸の間の道の、北側にあります。重要文化財の門で、薬医門の形式です。桃山門と対をなす位置にあり、二の丸から本丸へ向かう道を守っていました。北大手門へ向かう順路の途中にあります。

    • 重文
      建造物
      二条城鳴子門
  17. 16

    二条城 北大手門

    二条城 北大手門

    竹屋町通りに面した重要文化財の門です。東大手門と並ぶ大きな櫓門で、かつては公式の出入口のひとつでした。通常は閉ざされていますが、堀の外から堂々とした姿を眺めることができます。門前の通りからも眺められます。

    • 重文
      建造物
      二条城北大手門
  18. 17

    二条城 土蔵

    再び二の丸のほうへ戻ってきたところにある重要文化財の土蔵です。城内には土蔵が三棟現存しており、これはそのひとつ。白壁の落ち着いた外観で、米や什器を納めていました。順路の終盤に見ていきましょう。

    • 重文
      建造物
      二条城土蔵(米蔵)
  19. 18

    二条城 展示・収蔵館

    二条城 展示・収蔵館

    二の丸御殿にあった障壁画の原本を保存・公開する施設です。重要文化財の障壁画を、御殿にあった配置のままで鑑賞することができるようになっています。御殿では模写を見ますので、あわせて訪ねると理解が深まります。

    • 重文
      絵画
      二条城二之丸御殿障壁画
  20. 19

    神泉苑

    神泉苑

    法成就池を中心とした東寺真言宗の寺院です。平安京の禁苑の跡で、空海が雨乞いを行った場所と伝わります。重要文化財の不動明王坐像を安置しています。朱塗りの法成橋が架かる池の景色が知られています。

    • 重文
      彫刻
      木造不動明王坐像
  21. 20

    又旅社

    神泉苑の南端にあたり、祇園社の神輿を奉安し神饌を御供えすることから御供社とも呼ばれます。重要文化財の建物で、小さな社殿です。祇園祭の還幸祭ではここに神輿が立ち寄ります。神泉苑とあわせて訪ねましょう。

    • 重文
      建造物
      八坂神社又旅社本殿
  22. S

    地下鉄 二条城前駅

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