金閣寺

きんかくじ

京都府 京都市北区

京都府の国宝・文化財を巡るモデルコース。京都市北区にある臨済宗相国寺派の寺院、金閣寺。相国寺の山外塔頭で、正式には鹿苑寺といいます。室町幕府三代将軍・足利義満が営んだ別荘「北山第」を、遺言により禅寺に改めたものです。金箔で覆われた舎利殿(金閣)を中心とする庭園が特別名勝・特別史跡に指定されています。鏡湖池に映る金閣の姿はあまりにも有名ですが、実際に立ってみると、池に配された葦原島や畠山石といった名石の据え方まで含めて、庭全体が金閣を見せるために構成されていることがわかります。舎利殿は一層が寝殿造、二層が武家造、三層が禅宗様仏殿という三様式の重ね合わせ。義満の権力のあり方をそのまま形にしたような建物です。1950年の放火で焼失し再建されているため、金閣そのものは国宝ではありません。あわせて南にある平野神社を訪ねます。桜の名所としても名高い社です。金閣寺道のバス停から徒歩すぐ。参道は一方通行の順路になっていますので、逆戻りはできません。年間を通して混み合いますので、朝の早い時間がおすすめです。

国宝・文化財を巡るモデルコース

金閣寺に入り、まず鏡湖池越しに舎利殿を望む定番の位置へ。庭園[特別名勝]を順路に沿って歩きます。池に浮かぶ葦原島や、諸大名が寄進したという名石の配置を確かめながら進みましょう。金閣の背後へ回り込むと、正面とはまったく違う姿を見ることができます。銀河泉、巌下水を経て坂を上ると龍門滝、安民沢と続きます。高い位置から金閣を見下ろす眺めも押さえておきたいところ。庭園の北にある不動堂には不動明王[重文]が安置されています。石不動として信仰を集める秘仏です。金閣寺を出て15分ほど歩き、平野神社へ向かいましょう。本殿[重文]は「平野造」と呼ばれる独特の形式で、二殿を一体とした構成が特徴です。桜の名所としても知られています。所要は金閣寺で40分ほど、平野神社まで含めて1時間半ほど。順路は一方通行ですので、見落としのないよう進みましょう。境内には茶所もあります。

    【所要時間は?】1~2時間
    【種類は?】特別名勝
    【いつ見られる?】いつでも
  1. S

    地下鉄 北大路駅

  2. B

    バス停 金閣寺道

  3. 1

    金閣寺 庭園

    金閣を水面に映す鏡湖池を中心とする池泉回遊式庭園で、特別名勝に指定されています。池に浮かぶ葦原島や、諸大名が寄進したという名石の配置を確かめながら歩きましょう。金閣の背後へ回り込むと、正面とは違う姿が見られます。

    • その他
      特別名勝
      鹿苑寺(金閣寺)庭園
  4. 2

    金閣寺 不動堂

    安土桃山時代の建築で、金閣寺境内に現存する最も古い建物です。重要文化財の不動明王が安置されていますが、石不動として信仰を集める秘仏です。庭園の北、順路の終盤にありますので、見落とさないようにしましょう。

    • 重文
      彫刻
      木造不動明王立像(西園寺護摩堂旧本尊)
  5. 3

    平野神社

    4殿2棟からなる重要文化財の本殿は「平野造」とも称される独特の形式です。二殿を一体とした構成を、側面から確かめてみましょう。桜の名所としても知られ、境内には数十種類の桜が植えられています。金閣寺から歩いて15分ほどです。

    • 重文
      建造物
      平野神社本殿(第一・二殿)
    • 重文
      建造物
      平野神社本殿(第三・四殿)
  6. B

    バス停 金閣寺道

  7. S

    地下鉄 北大路駅

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