上賀茂神社

かみがもじんじゃ

京都府 京都市北区

上賀茂神社

京都府の国宝・文化財を巡るモデルコース。京都市北区にある神社、上賀茂神社。正式には賀茂別雷神社となりますが、上賀茂神社の通称で知られます。賀茂別雷大神(かもわけいかづちのおおかみ)を祀っています。下鴨神社と対になる神社で、あわせて賀茂神社(賀茂社)と総称されます。弥生時代、神武天皇の頃(前660~前582)、賀茂山の麓の御阿礼所に賀茂別雷命が降臨したと伝えられ、それが起こりとなる京都最古の歴史を有する古社です。現在の社殿の多くは江戸時代、寛永時代の式年造営によって建てられたものです。

国宝・文化財を巡るモデルコース

鳥居から境内に入って参道を進み、右手、最初に見えてくる建物が馬場殿(外幣殿)[重文]です。神職が身を清めた奈良の小川を渡ると庁屋[重文]があります。参道に戻って二ノ鳥居をくぐると、右手に楽屋[重文]。正面に立砂を置いた細殿[重文]、土屋[重文]、御手洗川上に舞殿[重文]があります。玉橋を左手に見ながら片山御子神社[重文]へ。片岡橋[重文]を渡って楼門[重文]へ向かいます。楼門の左右には廻廊[重文]が伸び、左手には幣殿[重文]、忌子殿[重文]、取合廊[重文]があります。正面は中門[重文]で、通常参拝はここまでです。楼門入って左手の高倉殿[重文]から本殿・権殿の特別参拝へ進むことができます。神職の方の案内について進むことになります。直会所[重文]を経て中門の内側に入ると、祝詞舎[重文]、渡廊[重文]のあたりから正面左手に権殿[国宝]、右手に本殿[国宝]を参拝できます。とはいえ、屋根が少し見えるくらいです。第2・4日曜なら、楼門を出て左手に進み、摂社の新宮神社[重文]にも参拝していきましょう。

    【所要時間は?】1~2時間
    【種類は?】国宝-建造物
    【いつ見られる?】いつでも
  1. S

    地下鉄 北山駅

  2. B

    バス停 上賀茂神社前

  3. 1

    上賀茂神社 馬場殿

    上賀茂神社 馬場殿

    「外幣殿」とも言い、行幸の際の天皇の到着殿になります。

    • 重文
      建造物
      賀茂別雷神社外幣殿
  4. 2

    上賀茂神社 庁屋

    上賀茂神社 庁屋

    「北神饌所」とも言い、神饌の調理などを行った場所です。

    • 重文
      建造物
      賀茂別雷神社北神饌所(庁屋)
  5. 3

    上賀茂神社 細殿・橋殿

    上賀茂神社 細殿・橋殿 上賀茂神社 細殿・橋殿

    神仏習合時代に僧侶が利用した楽屋、拝殿にあたる細殿、神職が祭事の前に穢を払う土屋、祭文の奏上や雅楽の演奏が行われる橋殿などがあります。細殿の前には2つの立砂、清めの砂が置かれています。

    • 重文
      建造物
      賀茂別雷神社拝殿(細殿)
    • 重文
      建造物
      賀茂別雷神社舞殿(橋殿)
    • 重文
      建造物
      賀茂別雷神社土屋(到着殿)
    • 重文
      建造物
      賀茂別雷神社楽屋
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    片山御子神社

    片山御子神社

    摂社で、片岡社とも言います。御物忌川に架かる木造廊橋の片岡橋も重要文化財です。

    • 重文
      建造物
      賀茂別雷神社摂社片岡神社本殿及び拝殿(本殿)
    • 重文
      建造物
      賀茂別雷神社摂社片岡神社本殿及び拝殿(拝殿)
    • 重文
      建造物
      賀茂別雷神社片岡橋
  7. 5

    上賀茂神社 本殿・権殿

    上賀茂神社 本殿・権殿 上賀茂神社 本殿・権殿

    賀茂別雷大神を祀る上賀茂神社の本殿です。通常参拝で参拝できるのはこの手前の中門までです。

    • 国宝
      建造物
      賀茂別雷神社本殿
    • 国宝
      建造物
      賀茂別雷神社権殿
    • 重文
      建造物
      賀茂別雷神社本殿権殿取合廊
    • 重文
      建造物
      賀茂別雷神社本殿東渡廊取合廊
    • 重文
      建造物
      賀茂別雷神社西渡廊
  8. B

    バス停 上賀茂神社前

  9. S

    地下鉄 北山駅

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