常楽寺・長寿寺

じょうらくじ・ちょうじゅじ

滋賀県 湖南市

滋賀県の国宝・文化財を巡るモデルコース。湖南市にある天台宗の寺院、常楽寺と長寿寺。善水寺とあわせて「湖南三山」と呼ばれます。常楽寺を「西寺(にしでら)」、長寿寺を「東寺(ひがしでら)」とも称し、いずれも奈良時代の創建と伝わります。常楽寺は本堂と三重塔がともに国宝。本堂は1360年の再建で、和様を基調とした端正な建築です。堂内には二十八部衆立像をはじめとする重要文化財の仏像がずらりと並び、その迫力は湖南でも屈指。石段を上った先に立つ三重塔は、周囲の緑に映える優美な姿です。長寿寺は本堂が国宝。鎌倉時代前期の建立で、檜皮葺の屋根がゆるやかに反る、常楽寺とはまた違った柔らかな趣をもちます。子宝・安産祈願の寺としても親しまれています。常楽寺の拝観には事前予約が必要ですが、紅葉の特別拝観の時期には予約なしでも拝観できますので、その時期を狙うのも手です。石部駅または甲西駅からバス、あるいはタクシーでのアクセスとなります。常楽寺と長寿寺は1.5kmほど離れていますので、歩けば20分ほど。あわせて2時間半ほどみておきたいコースです。

国宝・文化財を巡るモデルコース

参道を進んだ先に常楽寺の本堂[国宝]が立っています。堂内では中央の木造千手観音坐像[重文]は秘仏ですが、その左右に二十八部衆立像[重文]がずらりと並びます。個性豊かな表情と姿勢を、ひとつずつ見ていきましょう。本堂の前には石灯籠[重文]もあります。本堂左手の石段を上った先に三重塔[国宝]。内部には壁画があるとのことですが、公開されていません。その後は長寿寺へ。参道の右手に石造多宝塔が見られます。進むと正面に本堂[国宝]。内部には秘仏本尊の地蔵菩薩像を中心に、左手に釈迦如来坐像[重文]、右手に阿弥陀如来坐像[重文]を配しています。裏手の収蔵庫にも阿弥陀如来坐像[重文]が。本堂右手には水に浮かぶ弁天堂[重文]、左手には白山神社[重文]があります。常楽寺の拝観は事前予約が原則ですので、必ず連絡してから訪ねましょう。紅葉の特別拝観の時期であれば予約なしでも拝観できます。長寿寺の参道は緑の深いトンネルのようで、歩くだけでも心地よいものです。

    【所要時間は?】1~2時間
    【種類は?】国宝-建造物
    【いつ見られる?】いつでも
  1. S

    JR 石部駅

  2. 1

    常楽寺

    国宝の本堂と三重塔をもつ天台宗の寺院です。堂内では秘仏の千手観音坐像の左右に、重要文化財の二十八部衆立像がずらりと並びます。高い位置にある境内からは湖南の町並みを見渡すことができます。拝観は事前予約が原則です。

    • 国宝
      建造物
      常楽寺本堂
    • 国宝
      建造物
      常楽寺三重塔
    • 重文
      彫刻
      木造釈迦如来坐像
    • 重文
      彫刻
      木造二十八部衆立像
    • 重文
      彫刻
      木造千手観音坐像
  3. 2

    長寿寺

    国宝の本堂は鎌倉時代に建てられた中世初頭の天台仏堂の好例となっています。堂内には秘仏本尊の地蔵菩薩像を中心に、重要文化財の釈迦如来坐像と阿弥陀如来坐像を配します。参道は緑の深いトンネルのようで、歩くだけでも心地よいところです。

    • 国宝
      建造物
      長寿寺本堂
    • 重文
      建造物
      長寿寺弁天堂
    • 重文
      建造物
      白山神社拝殿
    • 重文
      彫刻
      木造阿弥陀如来坐像
    • 重文
      彫刻
      木造阿弥陀如来坐像
  4. S

    JR 石部駅

常楽寺・長寿寺周辺のおすすめ旅館・ホテル

周辺の国宝コース