常楽寺・長寿寺
じょうらくじ・ちょうじゅじ
滋賀県 湖南市
滋賀県の国宝・文化財を巡るモデルコース。湖南にある天台宗の寺院、常楽寺と長寿寺。善水寺とともに湖南三山のひとつに数えられます。常楽寺を「西寺(にしでら)」、長寿寺を「東寺(ひがしでら)」とも呼びます。いずれも奈良時代の創建です。常楽寺は本堂と三重塔がともに国宝になっていて、本堂には国の重要文化財の仏像が並びます。拝観には事前予約が必要ですが、紅葉の特別拝観の時期には予約なしでも拝観できます。長寿寺は子宝・安産祈願に訪れる人も多いところで、本堂が国宝となっています。
国宝・文化財を巡るモデルコース
参道を進んだ先に本堂[国宝]が立っています。本堂内では、中央の木造千手観音坐像[重文]は秘仏となっていますが、その左右に二十八部衆立像[重文]がずらりと並びます。個性豊かな表情、表現を見ていきましょう。本堂の前には石灯籠[重文]もあります。本堂左手の石段を上った先に三重塔[国宝]があります。三重塔内部には壁画などもあるようですが、内部は公開されていません。その後は長寿寺へ。参道では右手に石造多宝塔が見られます。そのまま進むと、正面に本堂[国宝]が見えてきます。内部には秘仏本尊の地蔵菩薩像を中心に、左手に釈迦如来坐像[重文]、右手に阿弥陀如来坐像[重文]を配しています。裏手の収蔵庫にも阿弥陀如来坐像[重文]が収蔵されています。本堂右手には水に浮かぶ弁天堂[重文]があります。小さいながらも優美なもの。本堂の左手には白山神社[重文]があります。
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S
JR 石部駅
タクシー5分 -
1
常楽寺
高い位置にある境内からは湖南の町並みを見渡すことができます。
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国宝建造物常楽寺本堂
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国宝建造物常楽寺三重塔
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重文彫刻木造釈迦如来坐像
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重文彫刻木造二十八部衆立像
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重文彫刻木造千手観音坐像
徒歩1分 -
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2
長寿寺
本堂は鎌倉時代に建てられた中世初頭の天台仏堂の好例となっています。
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国宝建造物長寿寺本堂
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重文建造物長寿寺弁天堂
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重文建造物白山神社拝殿
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重文彫刻木造阿弥陀如来坐像
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重文彫刻木造阿弥陀如来坐像
徒歩1分 -
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S
JR 石部駅
【所要時間は?】1~2時間
【種類は?】国宝-建造物
【いつ見られる?】いつでも
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施設データ
常楽寺
かな | じょうらくじ |
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住所 | 滋賀県湖南市西寺6-5-1 |
電話 | 0748-77-3089 |
営業 | 10~16時。要予約 |
料金 | 500円 |
交通 | JR草津線 石部駅からタクシーで5分 |
参照 | るるぶ/公式 |
長寿寺
かな | ちょうじゅじ |
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住所 | 滋賀県湖南市東寺5-1-11 |
電話 | 0748-77-3813 |
営業 | 9~16時。無休 |
料金 | 500円 |
交通 | JR草津線 石部駅からタクシーで5分 |
参照 | るるぶ/公式 |