金剛證寺

こんごうしょうじ

三重県 伊勢市

金剛證寺

三重県の国宝・文化財を巡るモデルコース。伊勢神宮内宮の北東およそ5km、朝熊山の中腹にある臨済宗南禅寺派の寺院、金剛證寺。弘法大師ゆかりの寺と伝わります。伊勢神宮の鬼門を守る奥の院とされ、「伊勢へ参らば朝熊を駆けよ、朝熊駆けねば片参り」と謡われるほど、伊勢詣とあわせて参られてきました。国宝は伊勢国朝熊山経ヶ峯経塚出土品。近くの経ヶ峯から発見された平安時代末期の経塚群からの出土品で、経筒や仏具、鏡像などが一括で指定されています。なかでも線刻阿弥陀三尊来迎鏡像は、銅鏡の面に阿弥陀三尊の来迎を細い線で刻んだもので、平安末期の浄土信仰の広がりを示す優品です。本堂は重要文化財。出土品は宝物館にありますが、大人数での拝観時のみ入館できるという扱いですので、拝観の可否は事前に確認しておきましょう。朝熊山からは伊勢湾を望む眺望も楽しめます。標高500mを超える山上ですので市街より気温が低く、冬は路面が凍ることもあります。訪ねる時期には注意しましょう。伊勢神宮の参拝とあわせて計画を立てるのがおすすめです。

国宝・文化財を巡るモデルコース

山門をくぐって進むと、正面に本堂(摩尼殿)[重文]があります。桃山期の建築で、丹塗りの柱と華やかな彫刻が印象的。手前の連間の池に架かる連珠橋を渡るところから、境内の雰囲気が変わります。本堂に参拝したら、境内の奥、奥の院へ続く参道も歩いてみましょう。両側に巨大な卒塔婆が林立する独特の光景で、この寺の性格をよく表しています。宝物館は山門の外側にあり、伊勢国朝熊山経ヶ峯経塚出土品[国宝]をはじめとする寺宝が収蔵・展示されています。ただし拝観には条件がありますので、事前に確認しておきましょう。参拝のあとは朝熊山頂展望台まで足をのばすのもおすすめ。伊勢湾と鳥羽の島々を一望できます。伊勢志摩スカイラインを走る路線バスでのアクセスとなります。所要は1時間半ほど。参道や境内には勾配がありますので、歩きやすい靴で訪ねましょう。奥の院の卒塔婆群は他では見られない光景ですので、時間をとって歩いてみてください。

    【所要時間は?】0~1時間
    【種類は?】国宝-その他
    【いつ見られる?】公開を待ちましょう
  1. S

    近鉄 五十鈴川駅

  2. 1

    金剛證寺 本堂

    摩尼殿と呼ばれる重要文化財の本堂で、本尊は秘仏です。桃山期の建築で、丹塗りの柱と華やかな彫刻が印象的です。手前の連間の池に架かる連珠橋を渡るところから、境内の雰囲気が変わります。奥の院へ続く参道もあわせて歩きましょう。

    • 重文
      建造物
      金剛證寺本堂
  3. 2

    金剛證寺 宝物館

    国宝の伊勢国朝熊山経ヶ峯経塚出土品をはじめ、重要文化財が展示されています。経筒や仏像など、平安期の経塚の副葬品がまとまって伝わったものです。拝観には条件がありますので、事前に確認しておきましょう。山門の外側にあります。

    • 国宝
      考古資料
      伊勢国朝熊山経ケ峯経塚出土品
    • 重文
      彫刻
      木造雨宝童子立像
    • 重文
      彫刻
      木造地蔵菩薩立像
    • 重文
      工芸品
      銅造双鳳鑑
    • 重文
      工芸品
      太刀銘不明(伝吉包)
  4. S

    近鉄 五十鈴川駅

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