名古屋刀剣ワールド

なごやとうけんわーるど

愛知県 名古屋市中区

愛知県の国宝・文化財を巡るモデルコース。名古屋市中区栄、2024年に開館した刀剣専門の博物館、名古屋刀剣博物館「名古屋刀剣ワールド」。東建コーポレーションが長年かけて集めた刀剣約500振を核に、甲冑や浮世絵、火縄銃までを収蔵しています。ここにある国宝が短刀 銘来国光。鎌倉時代末の山城の名工・来国光の作で、織田信長の弟である織田有楽斎が所持したことから「名物有楽来国光」と呼ばれる一口です。重要文化財も、正平十五年の年紀をもつ備州長船住長義の短刀、無銘伝国俊の刀など複数を所蔵し、刀剣だけでこれだけの指定品がそろう館はそう多くありません。そこから北へ歩けば愛知県美術館。愛知芸術文化センターの10階にあり、クリムトの《人生は戦いなり(黄金の騎士)》で知られますが、名古屋の収集家・木村定三のコレクションには浦上玉堂の山紅於染図、与謝蕪村の富嶽列松図といった重要文化財の文人画があります。締めくくりは久屋大通公園にそびえる中部電力 MIRAI TOWER。1954年竣工、日本初の集約電波塔として重要文化財に指定された塔で、展望台に上れば歩いてきた栄の街を一望できます。

国宝・文化財を巡るモデルコース

地下鉄矢場町駅、または大須観音駅から徒歩10分ほど、名古屋刀剣ワールドからスタートします。展示フロアは2階から4階。短刀 銘来国光[国宝]をはじめ、長義の短刀[重文]、伝国俊の刀[重文]など指定品がまとまって並びますが、展示替えがありますので出品情報を確かめてから訪ねましょう。刃文や地鉄が見えるよう照明が工夫されていますので、立ち位置を変えながらじっくり眺めたいところ。所要は1時間ほどみておきます。大津通を北へ進み、栄の繁華街を抜けて愛知芸術文化センターへ。愛知県美術館は10階で、木村定三コレクションはコレクション展のなかで紹介されます。山紅於染図[重文]、富嶽列松図[重文]が出る時期は限られますので、こちらも展示予定の確認を。西へ戻って久屋大通公園に入れば中部電力 MIRAI TOWER[重文]です。鉄骨の脚の下から見上げたあと、地上90mのスカイデッキ、さらに屋外のスカイバルコニーへ。日が落ちてからのライトアップも美しく、最後に回すのがおすすめです。

    【所要時間は?】2~3時間
    【種類は?】国宝-その他
    【いつ見られる?】いつでも
  1. S

    地下鉄 大須観音駅

  2. 1

    名古屋刀剣ワールド

    東建コーポレーションが集めた刀剣約500振を核とする博物館です。国宝の短刀 銘来国光は「名物有楽来国光」として知られる一口。長義の短刀や伝国俊の刀など重要文化財の刀剣も複数あります。甲冑や浮世絵、火縄銃もあわせて展示されます。

    • 国宝
      工芸品
      短刀銘来国光(名物有楽来国光)
    • 重文
      工芸品
      短刀銘備州長船住長義/正平十五年五月日
    • 重文
      工芸品
      短刀銘光包/延慶二年二月日
    • 重文
      工芸品
      無銘伝国俊
    • 重文
      工芸品
      太刀銘備州長船住景光/正和五年十月日
  3. 2

    愛知県美術館

    愛知芸術文化センターの10階にある県立美術館です。近現代美術が柱ですが、名古屋の収集家・木村定三のコレクションに浦上玉堂の山紅於染図、与謝蕪村の富嶽列松図など重要文化財の文人画があります。展示替えがありますので予定の確認を。

    • 重文
      絵画
      紙本著色山紅於染図浦上玉堂筆
    • 重文
      絵画
      紙本墨画淡彩富嶽列松図与謝蕪村筆
    • 重文
      絵画
      紙本墨画淡彩秋色半分図浦上玉堂筆
    • 重文
      絵画
      紙本墨画淡彩酔雲醒月図浦上玉堂筆
    • 重文
      絵画
      紙本墨画山水図浦上玉堂筆
  4. 3

    中部電力 MIRAI TOWER

    久屋大通公園に立つ高さ180mの電波塔で、長く名古屋テレビ塔と呼ばれてきました。1954年の竣工で、日本初の集約電波塔として2022年に重要文化財に指定。設計は内藤多仲です。地上90mのスカイデッキから栄の街を見渡せます。

    • 重文
      建造物
      名古屋テレビ塔
  5. S

    地下鉄 栄駅

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