大善寺

だいぜんじ

山梨県 甲州市

大善寺

山梨県の国宝・文化財を巡るモデルコース。勝沼にある真言宗智山派の寺院、大善寺。奈良時代の718年(養老2年)、この地で修行した僧行基が、手に葡萄を持った薬師如来の夢を見、これを薬師如来像として刻んで安置したのがお寺の起こりと伝わります。この地でぶどうが栽培されるようになったのも行基が村人に教えたためとされ、また敷地内でワインを醸造して振る舞ったりすることから「ぶどう寺」として親しまれています。平安時代からの多くの文化財を伝える甲州の代表寺院で、県内で最も古い木造建築の国宝を見に行きましょう。

国宝・文化財を巡るモデルコース

石段を上った先に薬師堂[国宝]があります。本堂となりますが、薬師三尊像を安置しているため薬師堂とも呼ばれます。薬師堂のなか、本尊の薬師三尊像[重文]は厨子内に安置されていますが、秘仏のため、5年に1度の御開帳でしか見ることができません。次は2023年です。その脇の十二神将[重文]、日光月光菩薩[重文]は常時拝観できます。なお厨子は本堂の附(つけたり)と指定されているため、厨子も国宝(の一部)と言えます。

    【所要時間は?】0~1時間
    【種類は?】国宝-建造物
    【いつ見られる?】いつでも
  1. S

    JR 勝沼ぶどう郷駅

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    大善寺

    大善寺

    薬師堂(本堂)は和様に鎌倉時代の大仏様を加えた折衷様建築です。

    • 国宝
      建造物
      大善寺本堂
    • 重文
      彫刻
      木造薬師如来及両脇侍像
    • 重文
      彫刻
      木造十二神将立像(所在本堂)
    • 重文
      彫刻
      木造日光月光菩薩立像(所在本堂)
  3. S

    JR 勝沼ぶどう郷駅

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