清白寺

せいはくじ

山梨県 山梨市

清白寺

山梨県の国宝・文化財を巡るモデルコース。山梨市にある臨済宗妙心寺派の寺院、清白寺。鎌倉時代末期の1333年(正慶2年)、夢窓疎石の開山、足利尊氏の開基と伝わります。総門から三門、仏殿、本堂が一直線に並ぶ禅宗形式の伽藍配置になっています。国宝の仏殿も禅宗様式の典型で、規模は小さいものの創建当時の遺構を今に伝える貴重なものです。周囲をぶどう畑に包まれたのどかな風景のなか、小ぢんまりと佇む甲斐の名刹を訪ねてみましょう。山梨県で2つしかない国宝建造物にして、その素朴さが魅力です。

国宝・文化財を巡るモデルコース

まっすぐ伸びる山門を進み、総門をすぎると放生池があります。その先の三門(鐘楼門)を抜けると正面に仏殿[国宝]が見えます。「方三間裳階付仏殿」とよばれる形式で、円覚寺舎利殿などとともに、室町時代の禅宗様式の典型的姿が見られます。仏殿の内部見学には予約をして行きましょう。仏殿をぐるりと回って後ろに本堂があり、その右側が庫裏[重文]です。こちらは江戸中期のものですが、やはり禅宗寺院の庫裏として価値が高いものです。

    【所要時間は?】0~1時間
    【種類は?】国宝-建造物
    【いつ見られる?】いつでも
  1. S

    JR 東山梨駅

  2. 1

    清白寺 仏殿

    清白寺 仏殿

    檜皮葺き、裳階の庇が巡らされています。華やかな色合いの装飾が内部に施されています。

    • 国宝
      建造物
      清白寺仏殿
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    清白寺 庫裏

    清白寺 庫裏

    江戸時代中期、1682年(天和2年)の火災により仏殿以外の建物は一度焼失していますが、こちらはその後再建されたものです。

    • 重文
      建造物
      清白寺庫裏
  4. S

    JR 東山梨駅

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