瑞龍寺
ずいりゅうじ
富山県 高岡市
富山県の国宝・文化財を巡るモデルコース。高岡にある曹洞宗の仏教寺院、瑞龍寺。加賀藩2代藩主前田利長が金沢に創建した宝円寺を前身とし、利長の晩年に高岡に移されました。3代前田利常が利長の菩提寺として伽藍を整備し、加賀百二十万石の財力を示す建造物群となりました。総門、山門、仏殿、法堂が一直線に並び、左右に僧堂、大庫裏、これを回廊で結ぶという構成は、中世中国の禅宗寺院の典型的建築で、これがよく残っています。白砂と芝生に映える伽藍をじっくり見て行きましょう。
国宝・文化財を巡るモデルコース
まず総門[重文]をくぐると、白砂の境内が広がり、正面に見えるのが山門[国宝]になります。山門を抜けると芝生の風景となり、正面が仏殿[国宝]で、さらにその奥に法堂[国宝]と、国宝3棟が直線的に並んでいます。順に見ていきましょう。仏殿は柱や窓などの細かな意匠もじっくり鑑賞を。畳敷きの法堂は靴を脱いで内部へも上がることができます。その後は白壁と障子が整然と並ぶ回廊[重文]を歩きながら僧堂[重文]、さらに法堂の横にある大茶堂[重文]も訪ねます。
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施設データ
瑞龍寺
かな | ずいりゅうじ |
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住所 | 富山県高岡市関本町35 |
電話 | 0766-22-0179 |
営業 | 9時~16時30分(冬季は~16時)。無休 |
料金 | 500円 |
交通 | 北陸新幹線 新高岡駅から徒歩15分。またはあいの風とやま鉄道 高岡駅から徒歩10分 |
参照 | るるぶ/公式 |