瑞龍寺

ずいりゅうじ

富山県 高岡市

瑞龍寺

富山県の国宝・文化財を巡るモデルコース。高岡市にある曹洞宗の寺院、瑞龍寺。加賀藩二代藩主・前田利長が金沢に創建した宝円寺を前身とし、利長の晩年に高岡へ移されました。三代利常が兄である利長の菩提を弔うため、20年をかけて伽藍を整備したもので、加賀百二十万石の財力をそのまま形にした建造物群となっています。総門、山門、仏殿、法堂が一直線に並び、左右に禅堂と大庫裏を配して回廊で結ぶという構成は、中国の禅宗寺院にならった典型的な伽藍配置。これほど完全な形で残る例は他になく、山門・仏殿・法堂の3棟が国宝、総門や回廊など6棟が重要文化財に指定されています。白砂と芝生に映える伽藍は、装飾を抑えたぶん、比例と配置の美しさが際立ちます。高岡駅から徒歩15分ほどと訪ねやすく、境内は広々として歩きやすいコースです。高岡駅から南へ徒歩15分ほど。市内には鋳物師町として知られる金屋町の町並みや高岡大仏もありますので、あわせて歩くのもおすすめです。装飾を抑えた伽藍だけに、四季の光の変化が建物の表情をよく引き立てます。

国宝・文化財を巡るモデルコース

まず総門[重文]をくぐります。白砂の敷かれた前庭が広がり、正面に見えるのが山門[国宝]。禅宗様の重厚な二重門で、左右に金剛力士像を安置しています。山門を抜けると一転して芝生の広がる境内となり、正面に仏殿[国宝]、その奥に法堂[国宝]と、国宝3棟が一直線に並びます。仏殿は屋根を鉛瓦で葺いた珍しい建物で、柱や窓の意匠もじっくり鑑賞したいところ。畳敷きの法堂は靴を脱いで内部に上がることができ、利長の位牌が祀られています。その後は白壁と障子が整然と続く回廊[重文]を歩きながら、禅堂[重文]、大庫裏[重文]へ。法堂の横にある大茶堂[重文]も見ていきましょう。夏には夜間のライトアップが行われることもあります。所要は1時間半ほどです。石廟には前田利長のほか、織田信長やその側室らの供養塔が並んでいますので、こちらも見ていきましょう。総門の外に出て、参道から伽藍全体を振り返って眺めるのもおすすめです。

    【所要時間は?】0~1時間
    【種類は?】国宝-建造物
    【いつ見られる?】いつでも
  1. S

    新幹線 新高岡駅

  2. 1

    瑞龍寺 総門

    瑞龍寺 総門

    重要文化財の総門です。総けやき造りの薬医門で、簡素ながら堂々とした構えを見せています。ここをくぐると白砂の敷かれた前庭が広がり、正面に国宝の山門が現れます。参道から伽藍を望む構図がよく整っています。

    • 重文
      建造物
      瑞龍寺総門
  3. 2

    瑞龍寺 仏殿・回廊

    瑞龍寺 仏殿・回廊 瑞龍寺 仏殿・回廊

    伽藍の中央に立つ国宝の仏殿は、どっしりと重厚な趣があり、禅宗様建築の特色がよく現れています。屋根を鉛瓦で葺いているのが珍しいところです。左右に伸びる重要文化財の回廊が、白壁と障子を整然と連ねて境内を囲んでいます。

    • 国宝
      建造物
      瑞龍寺仏殿
    • 国宝
      建造物
      瑞龍寺法堂
    • 国宝
      建造物
      瑞龍寺山門
    • 重文
      建造物
      瑞龍寺禅堂
    • 重文
      建造物
      瑞龍寺高廊下
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    瑞龍寺 大茶堂

    瑞龍寺 大茶堂

    重要文化財の大茶堂です。防火対策のために土蔵造とし、外壁を土で塗り固めた少し変わった建築法となっています。屋根の形も他の堂宇とは異なります。法堂の横にあり、あわせて見ていきましょう。

    • 重文
      建造物
      瑞龍寺大茶堂
    • 重文
      古文書
      紙本墨書後陽成院宸翰御消息
  5. S

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