正福寺

しょうふくじ

東京都 東村山市

正福寺

東京都の国宝・文化財を巡るモデルコース。東村山市にある臨済宗建長寺派の禅宗寺院、正福寺。鎌倉時代中期の創建で、鎌倉幕府の執権・北条時宗、あるいはその父時頼の開基と伝わります。境内に建つ地蔵堂が国宝。1407年(応永14年)の建立とされ、迎賓館赤坂離宮が指定されるまでは、東京都で唯一の国宝建造物でした。禅宗様仏殿の代表作のひとつで、鎌倉の円覚寺舎利殿とよく似た姿をしています。裳階をつけた二重屋根の輪郭、深く反り上がった軒、詰組の緻密さと、禅宗様の要素が凝縮された美しい建物です。堂内に多くの小さな地蔵菩薩像が奉納されていることから、千体地蔵堂とも呼ばれます。内部の公開は年に3回の行事の日に限られますが、外観はいつでも見ることができます。東村山ふるさと歴史館では、下宅部遺跡の出土品が重要文化財となっています。東村山駅から徒歩15分ほど。国宝の建物ひとつを目当てに訪ねるコースですが、境内は開放的で、いつでも自由に近づいて眺められるのが大きな魅力です。周囲には北山公園の菖蒲園もあります。

国宝・文化財を巡るモデルコース

境内は開放的でどこからでも入れますが、地蔵堂[国宝]は本堂に向かって左手のほうにあります。八坂神社横の山門から入るとわかりやすいでしょう。まずは正面から堂の全体を眺めます。裳階のついた二重の屋根、深く反った軒、びっしりと組まれた詰組と、禅宗様の特徴を順に確かめていきましょう。鎌倉の円覚寺舎利殿と同じ様式ですが、こちらは自由に近づいて細部まで見られるのが利点です。内部の見学は8月8日、9月24日、11月3日の年3回のみ。この日には堂内に奉納された多くの地蔵菩薩像を見ることができますので、日程をあわせて訪ねるのもいいでしょう。その後は東村山ふるさと歴史館へ。東京都下宅部遺跡出土品[重文]が収蔵されています。東村山駅から徒歩15分ほどです。所要は1時間ほど。公開日には多くの人が訪れますので、時間に余裕をもって訪ねましょう。歴史館では市内の遺跡や民俗資料もあわせて見ることができます。

    【所要時間は?】1~2時間
    【種類は?】国宝-建造物
    【いつ見られる?】いつでも
  1. S

    西武 東村山駅

  2. 1

    正福寺

    正福寺

    国宝の地蔵堂です。鎌倉の円覚寺舎利殿とともに禅宗様建築の代表とされ、波形欄間、花頭窓、扇垂木、屋根の強い反りなどが特徴です。内部の公開は年に三回のみですが、外観は自由に近づいて細部まで見ることができます。

    • 国宝
      建造物
      正福寺地蔵堂
  3. 2

    東村山ふるさと歴史館

    東村山の歴史に関する展示をしています。重要文化財の東京都下宅部遺跡出土品を収蔵しており、縄文時代の漆製品や木製品など、水に恵まれた低湿地遺跡ならではの資料が並びます。正福寺から歩いて立ち寄れる距離です。

    • 重文
      考古資料
      東京都下宅部遺跡出土品
  4. S

    西武 東村山駅

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