武蔵御嶽神社

むさしみたけじんじゃ

東京都 青梅市

東京都の国宝・文化財を巡るモデルコース。青梅市、御岳山の山頂近くに鎮座する武蔵御嶽神社。社伝によれば紀元前91年(崇神天皇7年)の創建とされ、中世には山岳信仰の霊場として栄えました。関東の武士たちが武運を祈って武具を奉納した社であり、そのため甲冑や馬具の名品が数多く伝わっています。国宝は2件。ひとつは平安時代後期の作と推定される赤糸威鎧で、畠山重忠の奉納と伝わる大鎧。金物に孔雀を透彫した意匠が際立ち、平安期の大鎧としてもっとも華やかなもののひとつです。もうひとつは鎌倉時代の円文螺鈿鏡鞍で、螺鈿で円文を敷き詰めた馬具の一式。中世の武具工芸の頂点を示す品といえます。これらは境内の宝物殿に収められていますが、平日は閉まっていますので、訪ねるなら土日祝日を選びましょう。ケーブルカーを使って山上まで上がり、参道の宿坊街を歩いて社殿へ向かうという道のりも楽しめます。宝物殿の公開日は季節によって変わることもありますので、事前に確認しておきましょう。ケーブルカーの駅から社殿までは徒歩25分ほど、石段の上りがあります。

国宝・文化財を巡るモデルコース

御岳登山鉄道のケーブルカーで御岳山駅へ上がります。そこから宿坊や土産物店が並ぶ参道を歩き、長い石段を登って武蔵御嶽神社へ。標高929mの山上ですので、天気がよければ関東平野を見晴らすことができます。社殿に参拝したら、本社玉垣に向かって右手にある宝物殿へ。赤絲威鎧[国宝]、円文螺鈿鏡鞍[国宝]、紫裾濃甲冑[重文]などが展示されています。赤糸威鎧は孔雀を透彫した金物の細かさが見どころ。鞍のほうは螺鈿の輝きを角度を変えて確かめてみましょう。宝物殿は平日は閉まっていますので、土日祝日に訪ねてください。境内奥宮遥拝所からの眺めも見事です。時間があれば長尾平やロックガーデンまで足をのばすこともできます。帰りのケーブルカーの時刻は必ず確かめておきましょう。所要はケーブルカーの往復を含めて半日ほど。山上は市街地より気温が低く、天候も変わりやすいので、上着を用意しておくと安心です。冬は路面が凍ることもあります。

    【所要時間は?】1~2時間
    【種類は?】国宝-その他
    【いつ見られる?】いつでも
  1. S

    ケーブル 御岳山駅

  2. 1

    武蔵御嶽神社

    標高929mの山上に鎮座する神社です。国宝の赤絲威鎧と円文螺鈿鏡鞍は、徳川将軍家の上覧品として名高いものです。いずれも宝物殿に展示されていますが、平日は閉まっていますので土日祝日に訪ねましょう。境内からは関東平野を見晴らせます。

    • 国宝
      工芸品
      赤絲威鎧兜、大袖付
    • 国宝
      工芸品
      円文螺鈿鏡鞍
    • 重文
      工芸品
      鍍金長覆輪太刀
    • 重文
      工芸品
      黒漆太刀中身銘宝寿
    • 重文
      工芸品
      紫裾濃甲冑
  3. S

    ケーブル 御岳山駅

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