妻沼聖天山
めぬましょうでんざん
埼玉県 熊谷市
埼玉県の国宝・文化財を巡るモデルコース。熊谷にあり、日本三大聖天の一つとされる妻沼聖天山。高野山真言宗の仏教寺院で、正式には歓喜院といいます。平安時代の1179年(治承3年)の創建で、現在の建物は火災で焼失後の江戸時代中期に再建されたものです。建物に見える装飾は日光東照宮を思わせ、「埼玉日光」とも呼ばれました。長い年月のうち彩色も消えかけていましたが、250年ぶりの「平成の大改修」で創建当時の極彩色を取り戻しています。改修を終えた後の2012年、本堂となる聖天堂が国宝指定されました。埼玉県の建造物としては初の国宝になります。
国宝・文化財を巡るモデルコース
参道にまず立っている貴惣門[重文]を鑑賞してから境内に入ります。まっすぐ正面に中門、仁王門と抜けた奥が本堂・聖天堂[国宝]になります。聖天堂の彫刻を見るためには拝観料が必要ですが、ここはもちろん惜しまずに入りましょう。鳳凰や「琴棋書画」などの彫刻をひとつひとつ見ていきたいものです。このほか閼伽井堂、平和の塔など境内の建物9件が国の登録有形文化財として登録されていますので、その後は境内を歩いてみましょう。
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施設データ
歓喜院(妻沼聖天山)
かな | かんぎいん(めぬましょうでんざん) |
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住所 | 埼玉県熊谷市妻沼1627 |
電話 | 048-588-1644 |
営業 | 10~16時。無休 |
料金 | 無料(奥殿は700円) |
交通 | JR高崎線 熊谷駅から朝日バス太田駅行き・西小泉駅行き・妻沼聖天前行きで25分、バス停妻沼聖天前下車、徒歩1分。バスは10分に1本程度。朝日バス時刻表 |
参照 | 公式 |
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