中尊寺
ちゅうそんじ
岩手県 西磐井郡平泉町
岩手県の国宝・文化財を巡るモデルコース。平泉にある天台宗東北大本山の寺院、中尊寺。世界遺産登録されています。平安時代の850年(嘉祥3年)、円仁(慈覚大師)により開山されたと伝わり、奥州藤原氏三代ゆかりの寺として発展しました。中央を遠く離れたみちのくにこの規模の大伽藍、文化拠点があった平安時代の様子を想像しながら、今に伝わる極楽浄土への祈りを感じてみましょう。境内としては、月見坂と呼ばれる参道を登った丘に、なにより有名な国宝・金色堂をはじめ、諸堂、子院が点在しています。時間をかけてじっくり鑑賞したいものです。山内の国宝・重要文化財を含む3000点もの宝物を収蔵する讃衡蔵もお見逃しなく。いわゆる宝物殿でもこれほどの量の文化財を一度に集めているのは貴重です。金色堂と讃衡蔵は共通入場券で入場することができます。
国宝・文化財を巡るモデルコース
入り口から参道となっている長い月見坂を歩きます。共通拝観券を購入できる讃衡蔵があり、なかは宝物館になっていますが、まずは金色堂から見たいでしょうから、金色堂[国宝]へ向かいましょう。堂内壇上の仏像群[国宝]や仏像の上に吊るされた天蓋[国宝]も見逃しなく。続いて横にある経堂[重文]と旧覆堂[重文]へ。そこからは北へ少し歩いたところに白山神社能舞台[重文]がありますので、足を伸ばしてもいいでしょう。中央部に戻って讃衡蔵に入り、螺鈿八角須弥壇[国宝]、金色堂堂内具[国宝]、経蔵堂内具[国宝]、孔雀文磬[国宝]、その他重要文化財となっている仏像や宝物を見ていきます。帰路の途中では峯薬師堂の脇にある願成就院宝塔[重文]にも寄っていきましょう。全体をゆっくり回るには2時間くらいは見ておきましょう。
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S
新幹線 一ノ関駅
バス22分 -
B
バス停 中尊寺
徒歩16分 -
1
中尊寺 金色堂
奥州藤原氏の初代・藤原清衡が自身の廟堂として建立した阿弥陀堂です。覆堂のなかに総金箔張りの堂宇が立っています。ガラスケース越しに鑑賞することになりますが、その美しさは必見、黄金に輝く極楽浄土です。金色堂内に諸仏が立ち並んでいます。中央壇、右壇、左壇それぞれに阿弥陀三尊像があり、その周囲に地蔵菩薩、二天像を配しています。須弥壇内には藤原四代のミイラが安置されています。
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国宝建造物中尊寺金色堂
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国宝彫刻金色堂堂内諸像及天蓋
徒歩1分 -
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2
中尊寺 経蔵
徒歩1分 -
3
中尊寺 旧覆堂
徒歩3分 -
4
白山神社 能舞台
徒歩3分 -
5
中尊寺 讃衡蔵
国宝・重要文化財など3000点もの宝物を収蔵する宝物殿です。国宝では、仏教の行事で用いられる打楽器のような孔雀文磬、騎獅文殊菩薩像の台座だった螺鈿八角須弥壇などがあります。一字金輪坐像は秘仏でめったに見られません。
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国宝工芸品孔雀文磬
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国宝工芸品螺鈿八角須弥壇
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国宝工芸品中尊寺経蔵堂内具
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国宝工芸品中尊寺金色堂堂内具
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国宝絵画紺紙著色金光明最勝王経金字宝塔曼荼羅図
徒歩3分 -
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6
中尊寺 峯薬師堂
徒歩9分 -
B
バス停 中尊寺
バス22分 -
S
新幹線 一ノ関駅
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施設データ
中尊寺
かな | ちゅうそんじ |
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住所 | 岩手県西磐井郡平泉町平泉字衣関202 |
電話 | 0191-46-2211 |
営業 | 8時30分~17時(冬季は~16時30分)。無休 |
料金 | 金色堂・経蔵・讃衡蔵共通の拝観券800円 |
交通 | 東北新幹線 一ノ関駅から岩手県交通バスイオン前沢行きで22分、バス停中尊寺下車、徒歩すぐ。バスは1時間に1本程度。岩手県交通バス時刻表。またはJR東北本線 平泉駅から徒歩20分 |
参照 | るるぶ/公式 |
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