富貴寺

ふきじ

大分県 豊後高田市

富貴寺

大分県の国宝・文化財を巡るモデルコース。豊後高田にある天台宗の寺院、富貴寺。古くから仏教文化が栄えた国東半島にあります。平安時代、宇佐神宮大宮司の氏寺として開かれたとされています。現存する九州最古の木造建築である大堂(阿弥陀堂)が国宝に指定されています。宇治平等院鳳凰堂、平泉中尊寺金色堂と並んで日本三阿弥陀堂のひとつとされます。大堂内の壁画は往時は極彩色に彩られていたもので現在は退色していますが、宇佐の県立歴史博物館で再現したものが見られます。公共交通ではアクセスしにくい場所ですが、宇佐駅から出ている観光ツアーバスを利用するのも手です。

国宝・文化財を巡るモデルコース

石段を上ると山門があり、その先の正面に大堂[国宝]があります。平安期の阿弥陀堂の姿を今に伝える美しいお堂です。大堂内壁には壁画[重文]が見られます。風化が激しく彩色もわかりづらいですが、平安時代の貴重な絵画です。また、本尊である阿弥陀如来坐像[重文]が安置されています。極楽浄土をこの世にいながらにして体験できる空間となっています。文化財保護のため、雨天などの際には扉を開けず、内部拝観ができませんので注意してください。

    【所要時間は?】0~1時間
    【種類は?】国宝-建造物
    【いつ見られる?】いつでも
  1. S

    JR 宇佐駅

  2. 1

    富貴寺

    富貴寺

    近畿地方以外に所在する数少ない平安建築のひとつとして貴重な存在です。

    • 国宝
      建造物
      富貴寺大堂
    • 重文
      彫刻
      木造阿弥陀如来坐像(所在大堂)
    • 重文
      絵画
      大堂壁画
  3. S

    JR 宇佐駅

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