青井阿蘇神社

あおいあそじんじゃ

熊本県 人吉市

熊本県の国宝・文化財を巡るモデルコース。人吉市にある青井阿蘇神社。球磨地方の鎮守として信仰を集め、地元では「青井さん」と親しまれています。806年(大同元年)、阿蘇神社から分霊を勧請したのが始まりと伝わり、建磐龍命とその后神・阿蘇津媛命、御子神の国造速甕玉神という「阿蘇三神」を祀ります。国宝は楼門、拝殿、幣殿、廊、本殿の5棟。1610年(慶長15年)から数年をかけて造営された同時期のもので、熊本県で唯一の国宝建造物です。特筆すべきは楼門。急勾配の茅葺屋根をもつ楼門というのは全国でも例がなく、軒下の四隅には「陰陽」と呼ばれる鬼面が据えられています。桃山建築の意匠に、球磨地方独特の様式が混じり合った、他では見られない社殿群。沖縄の玉陵が国宝となるまでは、ここが最南端の国宝建造物でした。2020年の豪雨では大きな被害を受けましたが、修復が進められています。人吉駅から徒歩5分ほど。境内は小さくまとまっていますので、拝観は40分ほどで済みます。人吉は球磨焼酎と温泉の町でもありますので、あわせて楽しめます。豪雨からの復興が続く土地でもあります。

国宝・文化財を巡るモデルコース

鳥居をくぐると、蓮池に架かる石橋の先に楼門[国宝]が現れます。まずはこの門をじっくり眺めましょう。急勾配の茅葺屋根をもつ楼門は全国でも他に例がなく、軒下の四隅にある「陰陽」の鬼面も探してみてください。門をくぐると拝殿[国宝]、幣殿[国宝]、廊[国宝]、本殿[国宝]がまっすぐ奥へ並んでいます。順に見ていきましょう。いずれも茅葺で、黒漆と極彩色の装飾が施されています。桃山の意匠と球磨地方の様式が混じり合った独特の造りですので、細部の彫刻にも目を向けたいところ。豪雨被害からの修復が続いている箇所もありますので、状況を確かめてから訪ねましょう。球磨川を越えて少し歩いた先には老神神社[重文]もあります。所要は1時間ほど。楼門は正面からだけでなく、少し離れた石橋の上からも眺めてみましょう。茅葺の屋根の勾配がよくわかります。境内は自由に参拝することができます。

    【所要時間は?】0~1時間
    【種類は?】国宝-建造物
    【いつ見られる?】いつでも
  1. S

    JR 人吉駅

  2. 1

    青井阿蘇神社 楼門

    国宝の楼門です。禅宗様式と桃山様式が調和した重厚な門です。急勾配の茅葺屋根をもつ楼門は全国でも他に例がなく、軒下の四隅にある「陰陽」の鬼面も探してみてください。蓮池に架かる石橋の先に現れます。

    • 国宝
      建造物
      青井阿蘇神社楼門
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    青井阿蘇神社

    拝殿は内部が拝殿、神楽殿、神供所の三部屋に仕切られているのが特徴です。拝殿と本殿をつないでいるのが幣殿・廊。内部は四季折々の花鳥風月、外部は動植物の彫刻で飾られています。本殿は三間社流造銅板葺。いずれも国宝です。

    • 国宝
      建造物
      青井阿蘇神社本殿
    • 国宝
      建造物
      青井阿蘇神社廊
    • 国宝
      建造物
      青井阿蘇神社幣殿
    • 国宝
      建造物
      青井阿蘇神社拝殿
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    老神神社

    相良氏一族の産宮で、本殿、拝殿、神供所が重要文化財となっています。球磨川を越えて少し歩いた先にありますので、青井阿蘇神社とあわせて訪ねましょう。訪ねる人も少ない静かな境内です。

    • 重文
      建造物
      老神神社本殿
    • 重文
      建造物
      老神神社拝殿及び神供所
  5. S

    JR 人吉駅

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