大宝寺
たいほうじ
愛媛県 松山市
愛媛県の国宝・文化財を巡るモデルコース。松山市の西、大峰ヶ台の斜面に立つ古刹、大宝寺。701年(大宝元年)の創建と伝わり、寺名はその年号によります。国宝は本堂。鎌倉時代前期の建立ですが、様式としては平安時代の阿弥陀堂建築の流れを汲むもので、愛媛県内で最古の木造建築です。方三間の小さな堂で、桧皮葺の屋根がゆるやかに反り、簡素ながら端正な姿をしています。装飾を抑えた造りだけに、木の組み方と比例そのものが美しさをつくっているのがよくわかります。堂内には重要文化財の仏像が安置されており、毎年3月28日に内部が一般公開されます。仏像もあわせて拝観したい場合は、この日に時期を合わせましょう。小泉八雲が『怪談』に取り上げた「うば桜伝説」ゆかりの桜も境内にあり、春には花を咲かせます。伊予鉄道の松山市駅からバス、そこから徒歩10分ほど。境内は小さく、拝観は30分ほどで済みます。愛媛県最古の木造建築という一棟を目当てに訪ねるコースですが、その静けさは格別。周囲は住宅地に囲まれた丘です。
国宝・文化財を巡るモデルコース
山道を登って境内に入ります。境内はこぢんまりとしており、本堂[国宝]が中心です。まずは正面から。方三間という小さな平面に、桧皮葺の屋根が大きく張り出す構成を確かめましょう。周囲を一周すれば、軒の反りの美しさが角度によって変わるのが見て取れます。平安の阿弥陀堂建築の流れを汲む姿を、細部まで眺めたいところです。内部の拝観は年に一度、3月28日のみ。この日には内陣に並ぶ阿弥陀如来坐像[重文]、釈迦如来坐像[重文]を鑑賞できます。境内にはうば桜も立っています。その後は西へ向かうと松山市考古館があり、愛媛県朝日谷二号墳出土品[重文]などを展示しています。所要は1時間半ほどみておきましょう。境内には常時人がいるわけではありませんので、静かに拝観しましょう。3月28日の公開日は多くの人が訪れます。桜の時期には、うば桜の伝説を思い返しながら眺めるのも一興です。
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S
JR 松山駅
バス9分 -
B
バス停 大宝寺口
徒歩5分 -
1
大宝寺
国宝の本堂をもつ寺院です。方三間という小さな平面に、桧皮葺の屋根が大きく張り出す構成を確かめましょう。内部の拝観は年に一度、3月28日のみです。江戸時代には松山藩主の祈願所として庇護を受け栄えました。
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国宝建造物大宝寺本堂
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重文彫刻木造阿弥陀如来坐像
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重文彫刻木造釈迦如来坐像
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重文彫刻木造阿弥陀如来坐像(本堂安置)
徒歩15分 -
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2
松山市考古館
埋蔵文化財センターの付属施設で、周辺の遺跡からの出土品を収蔵・展示しています。重要文化財の愛媛県朝日谷二号墳出土品などを見ることができます。大宝寺から西へ向かったところにあり、あわせて訪ねられます。
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重文考古資料愛媛県朝日谷二号墳出土品
徒歩10分 -
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B
バス停 丸山
バス10分 -
S
JR 松山駅
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施設データ
大宝寺
| かな | たいほうじ |
|---|---|
| 住所 | 愛媛県松山市南江戸5-10-1 |
| 電話 | 089-922-6837 |
| 営業 | 見学自由 |
| 料金 | 無料 |
| 交通 | JR予讃線 松山駅から伊予鉄バス津田団地前行きで9分、バス停大宝寺口下車、徒歩5分。バスは30分に1本程度。伊予鉄バス時刻表 |
| 参照 | 公式 |
松山市考古館
| かな | まつやましこうこかん |
|---|---|
| 住所 | 愛媛県松山市南斎院町乙67-6 |
| 電話 | 089-923-8777 |
| 営業 | 9~17時。月曜定休(祝日の場合は翌日)、年末年始休館 |
| 料金 | 100円 |
| 交通 | JR予讃線 松山駅から伊予鉄バス津田団地前行きで10分、バス停丸山下車、徒歩10分。バスは30分に1本程度。伊予鉄バス時刻表 |
| 参照 | るるぶ/公式 |


