功山寺

こうざんじ

山口県 下関市

功山寺

山口県の国宝・文化財を巡るモデルコース。下関市長府にある曹洞宗の寺院、功山寺。長府毛利家の菩提寺です。1327年(嘉暦2年)の創建で、当初は臨済宗の長福寺と称しました。国宝は仏殿。1320年(元応2年)の建立で、日本最古の禅宗様建築のひとつとされます。方三間の身舎に裳階をめぐらせ、桧皮葺の屋根が二重に見える構成。深く反り上がった軒の曲線は、日本の建築のなかでも屈指の美しさと評されます。とりわけ雪の日や新緑の頃、屋根の輪郭が背景から浮かび上がる様は格別です。幕末、高杉晋作が挙兵した寺としても知られ、境内には晋作の騎馬像が立っています。七卿落ちで京を逃れた公卿のうち5名が滞在したなど、幕末史の舞台としての一面も。桜と紅葉の名所でもあります。周辺は城下町長府として古い町並みと寺社が残り、あわせて歩けます。JR長府駅からバス、または下関駅からバスで20分ほど。城下町長府は歩いて回れる範囲にまとまっていますので、功山寺とあわせて半日ほどみておきましょう。下関市立歴史博物館も隣接しています。

国宝・文化財を巡るモデルコース

入口の石段を進み、山門を抜けた先に仏殿[国宝]があります。まずは正面から全体を眺めましょう。裳階のついた二重の屋根と、深く反り上がった軒の曲線が、この建物の最大の見どころです。次に少し離れて、屋根の輪郭が空を背景に描く線を追ってみてください。周囲を一周すれば、四方それぞれの見え方の違いもわかります。花頭窓や桟唐戸といった禅宗様の細部も近くから確かめましょう。境内には高杉晋作の騎馬像が立ち、幕末の挙兵を伝えています。参拝のあとは、長府の古い町並みを歩きましょう。土塀の続く古江小路や、長府毛利邸、忌宮神社などがあります。城下町の風情が濃く残る一帯です。所要は功山寺だけなら40分ほど、長府の町並みを含めれば半日ほど。仏殿は内部が非公開ですので、外観をじっくり眺めることになります。紅葉の時期はことに美しいところです。境内は自由に入ることができ、拝観料は不要です。秋には紅葉が石段を彩ります。

    【所要時間は?】1~2時間
    【種類は?】国宝-建造物
    【いつ見られる?】いつでも
  1. S

    JR 下関駅

  2. B

    バス停 城下町長府

  3. 1

    功山寺

    功山寺

    国宝の仏殿です。入母屋造、檜皮葺き、一重裳階付き。堂内には本尊千手観音坐像を安置しています。深く反り上がった軒の曲線が最大の見どころですので、少し離れて屋根の輪郭を追ってみましょう。境内には高杉晋作の騎馬像も立ちます。

    • 国宝
      建造物
      功山寺仏殿
  4. B

    バス停 城下町長府

  5. S

    JR 下関駅

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