住吉神社

すみよしじんじゃ

山口県 下関市

山口県の国宝・文化財を巡るモデルコース。下関市にある長門国一宮、住吉神社。大阪の住吉大社、博多の住吉神社とともに「日本三大住吉」のひとつに数えられます。同じ住吉でも、大阪の住吉大社が和魂を祀るのに対し、こちらは荒魂を祀るという違いがあります。国宝は本殿。1370年(応安3年)、大内弘世によって造営されたもので、五つの社殿が横に連なるという他に例のない形式です。それぞれ住吉三神、応神天皇、武内宿禰命、神功皇后、建御名方命を祀ります。九間社流造とも呼ばれ、五殿の間に「合の間」を挟んで一体化させた構成は、この社だけのもの。檜皮葺の屋根が連続して波打つ姿は、正面から見るよりも斜めから眺めたほうがよくわかります。拝殿は毛利元就の寄進によるもので重要文化財。宝物館は事前連絡が必要ですが、重要文化財を収蔵しています。五つの社殿が連なるという形式は、実際に前に立って見上げないと実感できません。写真ではその長さが伝わらないというのが、この本殿の難しさであり面白さでもあります。境内は静かで、落ち着いて過ごせます。

国宝・文化財を巡るモデルコース

鳥居をくぐってまっすぐ進み、拝殿[重文]へ。毛利元就が寄進した室町期の建物です。その奥に本殿[国宝]があります。まずは正面から。次に少し横へ移動して、斜めから眺めてみましょう。五つの社殿が横に連なり、屋根が波打つように続く独特の構成は、角度をつけて見たときにこそよくわかります。それぞれの殿に祀られる神が違うことを意識しながら、順に眺めていきたいところ。檜皮葺の質感と、朱の残る部分も確かめておきましょう。鳥居の横にある宝物館には銅鐘[重文]、牡丹唐草透唐鞍[重文]などが収蔵されています。見学には事前の連絡が必要です。境内には樹齢1800年という大楠もあります。新下関駅から徒歩15分ほどです。所要は1時間ほど。参道の木立が深く、市街地に近いとは思えない静けさです。12月の御斎祭など、年中行事にあわせて訪ねるのもいいでしょう。本殿は柵の外からの拝観となります。参道の楠の巨木も見上げていきましょう。

    【所要時間は?】1~2時間
    【種類は?】国宝-建造物
    【いつ見られる?】いつでも
  1. S

    山陽新幹線 新下関駅

  2. B

    バス停 一の宮

  3. 1

    住吉神社

    5つの千鳥破風付き一間社を一列に連ねた九間社流造の国宝の本殿が見ものです。少し横へ移動して斜めから眺めると、屋根が波打つように続く構成がよくわかります。拝殿は毛利元就が寄進した重要文化財です。

    • 国宝
      建造物
      住吉神社本殿
    • 重文
      建造物
      住吉神社拝殿
    • 重文
      工芸品
      銅鐘
    • 重文
      工芸品
      金銅牡丹唐草透唐鞍
    • 重文
      書跡・典籍
      住吉社法楽百首和歌短冊(明応四年十二月)
  4. B

    バス停 一の宮

  5. S

    山陽新幹線 新下関駅

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