福山城・ふくやま美術館

ふくやまじょう・ふくやまびじゅつかん

広島県 福山市

広島県の国宝・文化財を巡るモデルコース。福山市にある日本100名城のひとつ、福山城。1622年(元和8年)、水野勝成によって築かれた城で、江戸時代に入ってから新規に築城された数少ない例です。大部分は空襲で焼失しましたが、伏見城から移築された伏見櫓と筋鉄御門が焼失を免れ、重要文化財となっています。伏見櫓は伏見城の遺構としてきわめて貴重なもの。国宝は福山城公園内に立つふくやま美術館にあります。「小松コレクション」と呼ばれる刀剣の収集で知られ、国宝7口、重要文化財6口という内容。これだけの国宝刀剣がひとつのコレクションにまとまっている例は、全国でも稀です。後北条氏に伝わった「江雪左文字」をはじめ、名刀を続けて鑑賞することができます。公開は展示会の開催状況によりますので、確認のうえで訪ねましょう。福山駅の目の前という、全国でも屈指の駅近の城です。新幹線を降りてすぐに石垣が見えるという立地は他にありません。城と美術館、歴史博物館をあわせて半日ほどみておきましょう。

国宝・文化財を巡るモデルコース

まず福山城を見ていきます。伏見櫓[重文]、筋鉄御門[重文]が入口付近に連なっています。伏見櫓は伏見城から移されたもので、京の城の姿を伝える貴重な遺構ですので、じっくり眺めましょう。天守は再建されたものですが、北側の鉄板張りが復元され、往時の姿に近づきました。あわせて見ておきましょう。続いてふくやま美術館へ。短刀[国宝]、太刀[国宝]など、小松コレクションの刀剣を堪能できます。刃文や地鉄は光の角度で見え方が変わりますので、位置を変えながら眺めるのがコツです。すぐそばの広島県立歴史博物館では、菅茶山関係資料[重文]、広島県草戸千軒町遺跡出土品[重文]が収蔵されています。中世の町並みを復元した展示も見どころです。所要は半日ほど。福山城公園には福山市中央図書館もあり、休憩に使えます。ふくやま美術館は展示替えの期間に休館しますので、開館日を確かめてから出かけましょう。

    【所要時間は?】1~2時間
    【種類は?】国宝-その他
    【いつ見られる?】企画展があれば
  1. S

    福山駅

  2. 1

    福山城

    天守は昭和時代の再建で、鉄筋コンクリートの内部は福山城博物館となっています。重要文化財の伏見櫓は伏見城から移されたもので、京の城の姿を伝える貴重な遺構。同じく重要文化財の筋鉄御門とあわせてじっくり眺めましょう。

    • 重文
      建造物
      福山城伏見櫓
    • 重文
      建造物
      福山城筋鉄御門
  3. 2

    ふくやま美術館

    福山・瀬戸内ゆかり作家、日本の近・現代美術、ヨーロッパ近現代の美術品および美術関連資料を収集・展示しています。国宝の短刀と太刀があり、小松コレクションの刀剣を堪能できます。展示替えの期間に休館しますので確認しましょう。

    • 国宝
      工芸品
      短刀銘国光(名物会津新藤五)
    • 国宝
      工芸品
      太刀銘筑州住左(江雪左文字)
    • 国宝
      工芸品
      太刀銘正恒
    • 国宝
      工芸品
      短刀銘左/筑州住
    • 国宝
      工芸品
      太刀銘則房
  4. 3

    広島県立歴史博物館

    「ふくやま草戸千軒ミュージアム」とも呼ばれ、草戸千軒町遺跡出土品などを展示しています。広島県草戸千軒町遺跡出土品、菅茶山関係資料はいずれも重要文化財です。中世の町並みを実物大で復元した展示も見どころです。

    • 重文
      歴史資料
      菅茶山関係資料
    • 重文
      考古資料
      広島県草戸千軒町遺跡出土品
  5. S

    福山駅

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