四天王寺

してんのうじ

大阪府 大阪市天王寺区

四天王寺

大阪府の国宝・文化財を巡るモデルコース。聖徳太子建立七大寺のひとつ、四天王寺。593年(推古天皇元年)に聖徳太子が建立した、日本最古の官寺として知られます。物部氏との戦いに際し、太子が四天王に戦勝を祈願して建立を誓ったという由緒をもちます。度重なる戦火と災害で当時の建築はほとんど残らず、中門・五重塔・金堂・講堂を回廊が囲む「四天王寺式伽藍配置」の中心伽藍も、現在の建物は戦後の再建です。それでも、飛鳥時代の伽藍配置がそのまま踏襲されている点に価値があります。江戸期の建築である六時礼讃堂、石舞台、石鳥居などが重要文化財。国宝は宝物館にあり、懸守、四天王寺縁起、扇面法華経冊子などがあります。扇面法華経冊子は扇の形の料紙に絵を描き、その上に経文を書写したもので、平安の装飾経の代表作です。近くの勝鬘院にも重要文化財の多宝塔があります。四天王寺前夕陽ヶ丘駅または天王寺駅から徒歩圏。境内は広く、中心伽藍と宝物館、本坊をあわせて2時間ほどみておきましょう。毎月21日と22日には縁日が立ち、露店で賑わいます。

国宝・文化財を巡るモデルコース

石鳥居[重文]から境内へ入ります。日本三鳥居のひとつに数えられる石造の鳥居です。中心伽藍を拝観し、五重塔に上って回廊の構成を確かめましょう。東に出ると宝物館があり、懸守[国宝]、四天王寺縁起[国宝]、扇面法華経冊子[国宝]などが収蔵・展示されています。公開は企画によりますので確認を。中心伽藍の北、石橋にある石舞台[重文]を見て北へ渡り、六時礼讃堂[重文]へ。堂前の亀の池には多くの亀が甲羅を干しています。北東は本坊エリアで、西通用門[重文]から庭園に入れば方丈[重文]も見られます。本坊の北には五智光院[重文]、元三大師堂[重文]と続きます。境内を出て最後は勝鬘院へ。多宝塔[重文]は大阪最古の建造物のひとつです。中心伽藍と本坊庭園、宝物館はそれぞれ拝観料が必要です。境内は広く平坦ですので歩きやすく、休憩できる場所も多くあります。彼岸の中日には西門から夕日を拝む人が集まります。

    【所要時間は?】1~2時間
    【種類は?】国宝-その他
    【いつ見られる?】企画展があれば
  1. S

    大阪メトロ 四天王寺前夕陽ヶ丘駅

  2. 1

    四天王寺 石鳥居

    四天王寺 石鳥居

    もとは木造だったものが鎌倉時代の1294年(永仁2年)に石鳥居にあらためられました。重要文化財で、日本三鳥居のひとつに数えられます。西門の外に立ち、彼岸の中日にはここから夕日を拝む人が集まります。

    • 重文
      建造物
      四天王寺鳥居
  3. 2

    四天王寺 宝物館

    四天王寺 宝物館

    国宝、重要文化財を含む寺宝を入替えながら展示しています。国宝では懸守、四天王寺縁起、扇面法華経冊子などがあります。懸守は首から下げる小さなお守り袋で、平安貴族の暮らしを伝えるもの。公開は企画によります。

    • 国宝
      工芸品
      懸守
    • 国宝
      絵画
      紙本著色扇面法華経冊子(九十八葉)
    • 国宝
      書跡・典籍
      四天王寺縁起根本本/後醍醐天皇宸翰本
    • 重文
      彫刻
      木造毘沙門天立像
    • 重文
      彫刻
      金銅観世音菩薩半跏像
  4. 3

    四天王寺 六時礼賛堂・石舞台

    四天王寺 六時礼賛堂・石舞台

    昼夜6回にわたって諸礼讃をするところから六時礼讃堂の名があります。重要文化財の堂で、境内でも大きな建物です。同じく重要文化財の石舞台では舞楽が奉納されます。堂前の亀の池には多くの亀が甲羅を干しています。

    • 重文
      建造物
      四天王寺六時堂
    • 重文
      建造物
      四天王寺石舞台
  5. 4

    四天王寺 本坊西通用門

    四天王寺 本坊西通用門

    一般の人は通行できませんが、見学は可能です。重要文化財の門で、本坊への入口にあたります。ここから庭園に入ることができ、極楽浄土の庭として整えられた空間を歩けます。中心伽藍の北東にあります。

    • 重文
      建造物
      四天王寺本坊西通用門
  6. 5

    四天王寺 本坊方丈

    四天王寺 本坊方丈

    「湯屋方丈」とも呼ばれるもので、江戸時代の1623年(元和9年)の再建です。重要文化財の建物で、本坊庭園に面して立っています。庭園の拝観とあわせて外観を眺めましょう。落ち着いた書院風の構えです。

    • 重文
      建造物
      四天王寺本坊方丈
  7. 6

    四天王寺 五智光院

    四天王寺 五智光院

    大日如来を中心とする五智如来像を安置しています。重要文化財の建物で、灌頂を行う道場として建てられました。徳川秀忠の再建によるもの。本坊の北にあり、静かな一角をなしています。内部は通常非公開ですので、外観を眺めましょう。

    • 重文
      建造物
      四天王寺五智光院
  8. 7

    四天王寺 元三大師堂

    四天王寺 元三大師堂

    境内西北の墓域にあります。重要文化財の建物で、元三大師良源を祀ります。江戸時代前期の再建で、簡素な構えの小堂です。訪ねる人も少なく、静かに参拝できるところ。境内を一周する順路の最後にあたります。

    • 重文
      建造物
      四天王寺元三大師堂
  9. 8

    勝鬘院 多宝塔

    勝鬘院 多宝塔

    安土桃山時代の1597年(慶長2年)、豊臣秀吉により再建されたものです。重要文化財の多宝塔で、大阪最古の建造物のひとつに数えられます。四天王寺の南、少し離れた位置にありますので、境内を出て最後に訪ねましょう。

    • 重文
      建造物
      勝鬘院塔婆
  10. S

    大阪メトロ 四天王寺前夕陽ヶ丘駅

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