藤田美術館

ふじたびじゅつかん

大阪府 大阪市都島区

藤田美術館

大阪府の国宝・文化財を巡るモデルコース。大阪市都島区、大川に面した藤田邸跡公園の一角にある藤田美術館。明治期の実業家で男爵であった藤田伝三郎と、その息子たちが集めた東洋古美術のコレクションを収蔵しています。国宝9件、重要文化財53件を含む約2000件という内容は、私立美術館としては屈指のもの。曜変天目茶碗と並び称される国宝の茶入「油滴天目」ではなく、ここには紫式部日記絵詞や柴門新月図といった絵画の名品、そして玄奘三蔵絵などがあります。長らく蔵を改装した展示室で公開されていましたが、建て替えを経て2022年に新しい美術館としてリニューアルオープンしました。ガラス張りの開放的な建物に生まれ変わり、展示も見やすくなっています。庭園部分も整備され、茶室で一服することもできます。大川の対岸には明治期の重要文化財建築が残ります。JR大阪城北詰駅から徒歩すぐ、京橋駅からも歩けます。入館料が手ごろで、ふらりと立ち寄れる美術館になったのもリニューアルの成果です。展示替えの頻度が高いところです。

国宝・文化財を巡るモデルコース

藤田邸跡公園のなかにある藤田美術館へ。柴門新月図[国宝]、紫式部日記絵詞[国宝]、玄奘三蔵絵[国宝]などの文化財を収蔵しています。展示は入れ替えがありますので、事前に内容を確認しておきましょう。リニューアル後の館は開放的な造りで、展示ケースとの距離も近く、作品と向き合いやすくなっています。館内の茶室では抹茶や団子をいただくこともできますので、休憩を兼ねて立ち寄りましょう。庭園部分には旧藤田邸の名残も残ります。その後は大川を渡り、桜之宮公園へ。泉布観[重文]は大阪最古の洋風建築で、公開日が限られますので確認を。旧造幣寮鋳造所正面玄関[重文]もあわせて見ていきましょう。春には造幣局の桜の通り抜けで賑わう一帯です。所要は2時間ほど。美術館は時間ごとの入れ替えではなく、ゆっくり過ごせる造りになっています。大川沿いの遊歩道は散策にも向いていますので、天気のよい日に歩いてみましょう。

    【所要時間は?】1~2時間
    【種類は?】国宝-その他
    【いつ見られる?】公開を待ちましょう
  1. S

    JR 大阪城北詰駅

  2. 1

    藤田美術館

    藤田美術館

    藤田家本邸の跡地に立っています。国宝の柴門新月図、紫式部日記絵詞、玄奘三蔵絵などを収蔵。展示は入れ替えがありますので確認しましょう。リニューアル後の館は開放的な造りで、作品との距離も近くなっています。

    • 国宝
      絵画
      紙本墨画柴門新月図
    • 国宝
      絵画
      紙本著色紫式部日記絵詞
    • 国宝
      絵画
      紙本著色玄奘三蔵絵(法相宗秘事絵詞)
    • 国宝
      絵画
      絹本著色両部大経感得図
    • 重文
      工芸品
      交趾大亀香合
  3. 2

    泉布観

    泉布観

    大阪府に現存する最古の洋風建築で、重要文化財に指定されています。1871年(明治4年)の建築で、造幣寮の応接所として建てられました。ベランダをめぐらせた白い建物です。公開日が限られますので確認してから訪ねましょう。

    • 重文
      建造物
      泉布観
  4. 3

    旧桜宮公会堂

    旧桜宮公会堂

    旧造幣寮鋳造所の正面玄関を保存活用した重要文化財の建物です。現在は結婚式場として利用されています。列柱の並ぶ玄関部分だけが残されたもので、明治初期の産業施設の姿を伝えています。泉布観の隣に立っています。

    • 重文
      建造物
      旧造幣寮鋳造所正面玄関
  5. S

    JR 大阪城北詰駅

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