光明寺
こうみょうじ
京都府 綾部市
京都府の国宝・文化財を巡るモデルコース。綾部市、君尾山の山中にある真言宗醍醐派の寺院、光明寺。599年(推古天皇7年)、聖徳太子の開創と伝わります。役小角が修験道の道場として整え、のちに真言密教の道場として中興されました。最盛期には72坊を数えたといいますが、いまは人里離れた山中で静かに時を刻んでいます。国宝は二王門。1253年(建長5年)の建立で、鎌倉時代の楼門建築として貴重なものです。屋根は栩葺(とちぶき)という、厚い板を重ねて葺く手法。この葺き方の屋根をもつ門は全国でもきわめて珍しく、素朴でありながら重量感のある姿をつくっています。京都府北部で唯一の国宝建造物です。2016年から2018年にかけて修復工事が行われ、屋根も葺き替えられました。門に立つ金剛力士像も2019年に重要文化財となっています。本堂には千手観音菩薩を安置します。山あいの一本道を上っていくため、車がないとたどり着くのは容易ではありません。周囲は上林の谷で、秋の紅葉も見事です。冬は積雪がありますので、訪ねる時期には注意しましょう。
国宝・文化財を巡るモデルコース
入口にあたる二王門[国宝]をまず見ていきましょう。栩葺の厚い屋根と、どっしりとした軸部の取り合わせが、この門の最大の見どころです。板を重ねた屋根の質感は、瓦葺や檜皮葺とはまったく違いますので、近づいて確かめてみてください。門に立つ金剛力士像[重文]も鎌倉期の作。門をくぐって参道の石段を上ると本堂に至ります。本尊の千手観音菩薩を祀ります。境内は山深く、訪ねる人もほとんどいません。木々のざわめきだけが響くなかで、鎌倉の門と向き合う時間は格別です。周囲は君尾山の自然が広がり、上林の谷は紅葉も美しいところ。綾部駅からのバスは本数が限られますので、往復の便を必ず確かめておきましょう。所要は1時間ほど。参道は石段が続きますので、歩きやすい靴で訪ねてください。君尾山には巨木の大トチノキもありますので、あわせて足をのばすのもいいでしょう。山中ですので、日暮れの早い季節は早めの行動を心がけましょう。
-
S
JR 綾部駅
タクシー40分 -
1
光明寺 二王門
国宝の二王門です。栩葺の厚い屋根と、どっしりとした軸部の取り合わせが最大の見どころ。板を重ねた屋根の質感は瓦葺や檜皮葺とはまったく違いますので、近づいて確かめてみてください。門に立つ金剛力士像も鎌倉期の作で、重要文化財です。
-
国宝建造物光明寺二王門
-
重文彫刻木造金剛力士立像(二王門安置)
タクシー40分 -
-
S
JR 綾部駅
光明寺周辺のおすすめ旅館・ホテル
施設データ
光明寺
| かな | こうみょうじ |
|---|---|
| 住所 | 京都府綾部市睦寄町君尾1-1 |
| 電話 | 0773-55-0550 |
| 営業 | 見学自由 |
| 料金 | 無料 |
| 交通 | JR山陰本線 綾部駅からタクシーで40分 |
| 参照 | 公式 |

