専修寺

せんじゅじ

三重県 津市

三重県の国宝・文化財を巡るモデルコース。津にある真宗高田派の総本山、専修寺。東京ドーム2個分という広大な境内に多くの国宝、重要文化財の伽藍があります。栃木県真岡市に「本寺専修寺」があり、区別するときには「高田本山専修寺」と呼びます。御影堂、如来堂が2017年に国宝に指定されたばかりで、三重県内では初の国宝建造物となりました。堂宇の大きさに圧倒されますが、繊細な彫刻も見逃さないように。蓮の花でも名高く、時期を狙うなら庭園も見て帰りましょう。周辺も寺内町として栄えた名残が見られます。

国宝・文化財を巡るモデルコース

山門[重文]を抜けると、正面が御影堂[国宝]です。御影堂と通天橋[重文]で結ばれてその西にあるのが如来堂[国宝]です。さらに西には御廟があり、中の唐門[重文]、拝堂[重文]を見ていきましょう。山門と並び、如来堂と正対する門である唐門[重文]を見た後は、東に向かい進納所[重文]を経て鐘楼[重文]へ。北へ進むと大玄関[重文]、対面所[重文]、賜春館[重文]がありますが通常は内部拝観できません。境内北東の宝物館では三帖和讃[国宝]、専修寺文書[重文]などが展示されています。東端の門となる太鼓門[重文]を回るとひととおりの文化財を見て歩いたことになります。

    【所要時間は?】0~1時間
    【種類は?】国宝-建造物/国宝-その他
    【いつ見られる?】いつでも
  1. S

    JR 一身田駅

  2. 1

    専修寺 山門

    専修寺の総門になります。

    • 重文
      建造物
      専修寺山門
  3. 2

    専修寺 御影堂

    開山親鸞聖人の木像を中央とし、歴代上人の御影を安置しています。全国の木造建築でも有数の大きさを誇ります。内部は黄金色の世界です。

    • 国宝
      建造物
      専修寺御影堂
  4. 3

    専修寺 如来堂・通天橋

    通天橋は御影堂と如来堂を結ぶ廊下で、橋のように高床となっています。夜のライトアップも美しいです。如来堂では「証拠の如来」と呼ばれる阿弥陀如来立像を本尊としています。

    • 国宝
      建造物
      専修寺如来堂
    • 重文
      建造物
      専修寺通天橋
    • 重文
      彫刻
      木造阿弥陀如来立像
  5. 4

    専修寺 御廟

    親鸞聖人をはじめとすると代々の住職のお墓があります。

    • 重文
      建造物
      専修寺御廟拝堂
    • 重文
      建造物
      専修寺御廟唐門及び透塀
  6. 5

    専修寺 唐門

    如来堂正面にある四脚門です。

    • 重文
      建造物
      専修寺唐門
  7. 6

    専修寺 進納所・鐘楼

    鐘楼には1652年(慶安5年)鋳造の梵鐘が掛かっています。

    • 重文
      建造物
      専修寺鐘楼
    • 重文
      建造物
      専修寺茶所
  8. 7

    専修寺 大玄関・対面所・賜春館

    法主が座を設けて、ここから門信徒に対面した対面所、また貴賓接待に使われた書院の賜春館があります。通常は非公開です。

    • 重文
      建造物
      専修寺大玄関
    • 重文
      建造物
      専修寺対面所
    • 重文
      建造物
      専修寺賜春館
  9. 8

    専修寺 宝物館

    親鸞聖人の史料等を収蔵します。国宝の西方指南抄は通常非公開です。

    • 国宝
      書跡・典籍
      西方指南抄親鸞筆
    • 国宝
      書跡・典籍
      三帖和讃親鸞筆
    • 重文
      絵画
      紙本著色善信上人絵詞伝詞書覚如筆
    • 重文
      絵画
      絹本著色阿弥陀三尊像
    • 重文
      絵画
      絹本著色阿弥陀三尊像
  10. 9

    専修寺 太鼓門

    太鼓が吊り下げられている門です。

    • 重文
      建造物
      専修寺太鼓門
  11. S

    JR 一身田駅

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