白水阿弥陀堂
しらみずあみだどう
福島県 いわき市
福島県の国宝・文化財を巡るモデルコース。いわきにある真言宗智山派の寺、願成寺。ここにある阿弥陀堂が白水阿弥陀堂として知られ、国宝となっています。平安時代末期の1160年(永暦元年)、常陸平氏の祖となる岩城則道の妻が則道の弔いのために建てた寺です。平泉の金色堂を模した建築、浄土式庭園となっています。平泉の「泉」を分解して「白水」としたこと、またこの地の平という地名も平泉に由来することからも、その影響を見ることができます。浄土式庭園は発掘調査により判明したもので、当時の姿へと復元されています。蓮の花が咲く頃は特に美しく、園池に映えます。
国宝・文化財を巡るモデルコース
極楽浄土を具現化した浄土式庭園の園池にふたつの小島が浮かび、島へ掛かる太鼓橋を渡った先に阿弥陀堂[国宝]が立っています。三間単層宝形造り、柿葺のお堂で、福島県唯一の国宝建造物となっています。阿弥陀堂の中には阿弥陀如来[重文]と観世音菩薩[重文]、勢至菩薩[重文]、持国天[重文]、多聞天[重文]の五体の仏像が安置されています。内壁には極楽浄土を描いた壁画がありましたが、現在はほぼ失われています。庭園はぐるりと一周することができるので、巡っていきましょう。
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JR いわき駅
バス20分 -
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バス停 あみだ堂
徒歩10分 -
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白水阿弥陀堂
平安時代後期の浄土美術を代表する建築です。東北地方に現存する平安時代の建築としては、平泉の中尊寺金色堂、宮城県角田市の高蔵寺阿弥陀堂、そして白水阿弥陀堂の3ヶ所のみとなります。内部では国宝の仏像が見られます。
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国宝建造物阿弥陀堂(白水阿弥陀堂)
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重文彫刻木造阿弥陀如来及両脇侍坐像(阿弥陀堂安置)
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重文彫刻木造阿弥陀如来及両脇侍像
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重文彫刻木造持国天立像(寺伝広目天像)
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重文彫刻木造多聞天立像
徒歩10分 -
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バス停 あみだ堂
バス20分 -
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JR いわき駅
【所要時間は?】1~2時間
【種類は?】国宝-建造物
【いつ見られる?】いつでも
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施設データ
白水阿弥陀堂
かな | しらみずあみだどう |
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住所 | 福島県いわき市内郷白水町広畑221 |
電話 | 0246-26-7008 |
営業 | 8時30分~16時(冬季は~15時30分)。第4水曜定休 |
料金 | 500円 |
交通 | JR常磐線 いわき駅から新常磐交通バス川平行きで20分、バス停あみだ堂下車、徒歩5分。バスは1時間に1本程度。新常磐交通バス時刻表 |
参照 | るるぶ/公式 |